北の里山の会10周年記念のひとつとして、
「Sapporo「こつなぎ」上映実行委員会」と「森林のハーモニスト」と
共催で上映会を催します。「入会地(いりあいち)」についてのドキュ
メンタリー映画です。
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【札幌】「こつなぎ山を巡る百年物語」上映会
* 2009年第83回キネマ旬報・文化映画ベスト・テン第2位*
平成22年度文化庁文化記録映画優秀賞
【日時】●第1回日時: 2011年2月5日(土)
場所: 札幌エルプラザ4F大研修室(札幌市北8条西3丁目)
開演: 19:00 (開場18:30・閉場21:30)
料金: 前売500円/当日1,000円
●第2回日時: 2011年2月8日(火)
場所: フェアトレード雑貨&レストラン「みんたる」(札幌市北区北14条西3丁目1-1)
開演: 映画上映18:30~ +お話(宮内泰介さん【北大文学部】)20:30~
料金: 映画(ワンドリンク付き)前売 1,000円/当日1,500円
* お話後に懇親会(有料)21:30~懇親会(ワンドリンク込み) 2,000円
【チケット販売】フェアトレード雑貨&レストラン「みんたる」
(火~土11:45-22:00)
札幌市北区北14条西3丁目1-1(東向き)
Tel&Fax011-756-3600
URL http://www.mintaru.com/
【詳細】農民は集落の山から薪や山菜などを採取していた。古くから続く
慣習であり、入会権と呼ばれ、その山は入会林という。入会林では、薪を
拾うだけでなく、家を建てるときの材木をも切り出し、現金収入のない小
さな農家にとっては生活を維持するために必要不可欠な資源であった。岩
手県の北部にある小繋(こつなぎ)集落の農民にとってもおなじであった。
しかし、明治政府が土地の官民区分を明確にする政策を進める中で、入会
林は取り上げられ、山は個人の所有物となってしまった。その後、大正6年
に集落で大火事がおき、集落を再興するために入会林の木を伐採した。これ
の行為が法に違反するとされた。いわゆる小繋事件である。これをきっかけ
に、農民たちが入会権の存在を認めがさせんために裁判闘争を始める。以後
約50年間に亘りいくつもの裁判が行われ、昭和41年最高裁での「却下」判決
を持って、裁判闘争は終了した。入会権は認められなかった。農民が農民と
して生きていく権利を取り戻すための小繋の苦闘、裁判に明け暮れ崩壊しか
けた集落、それでも、今もなおその地に小繋集落があるという事実。そこに
は、「自然の恵みを得られる者の正当性」にかかる問題が提起されるが、今
を生きる小繋農民の生き様がその答えの一つを示している。この映画は、昭
和35年、小繋に取材に訪れた3人のドキュメンタリーカメラマン菊地周、写
真家の川島浩、ドキュメンタリー作家の篠崎五六らが残した貴重な記録資料
を、7年の歳月をかけて編集したものである。
※チラシなどはこちらのURLからお願いします
→http://www6.plala.or.jp/TATUBO/
【主催】Sapporo「こつなぎ」上映実行委員会
北の里山の会・森林のハーモニスト
【お問い合わせ】TEL011-685-1320(後藤)
e-mail/ sapporokotunagi[at]kmail.plala.or.jp
※[at]を@に変えて送信してください。
「Sapporo「こつなぎ」上映実行委員会」と「森林のハーモニスト」と
共催で上映会を催します。「入会地(いりあいち)」についてのドキュ
メンタリー映画です。
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【札幌】「こつなぎ山を巡る百年物語」上映会
* 2009年第83回キネマ旬報・文化映画ベスト・テン第2位*
平成22年度文化庁文化記録映画優秀賞
【日時】●第1回日時: 2011年2月5日(土)
場所: 札幌エルプラザ4F大研修室(札幌市北8条西3丁目)
開演: 19:00 (開場18:30・閉場21:30)
料金: 前売500円/当日1,000円
●第2回日時: 2011年2月8日(火)
場所: フェアトレード雑貨&レストラン「みんたる」(札幌市北区北14条西3丁目1-1)
開演: 映画上映18:30~ +お話(宮内泰介さん【北大文学部】)20:30~
料金: 映画(ワンドリンク付き)前売 1,000円/当日1,500円
* お話後に懇親会(有料)21:30~懇親会(ワンドリンク込み) 2,000円
【チケット販売】フェアトレード雑貨&レストラン「みんたる」
(火~土11:45-22:00)
札幌市北区北14条西3丁目1-1(東向き)
Tel&Fax011-756-3600
URL http://www.mintaru.com/
【詳細】農民は集落の山から薪や山菜などを採取していた。古くから続く
慣習であり、入会権と呼ばれ、その山は入会林という。入会林では、薪を
拾うだけでなく、家を建てるときの材木をも切り出し、現金収入のない小
さな農家にとっては生活を維持するために必要不可欠な資源であった。岩
手県の北部にある小繋(こつなぎ)集落の農民にとってもおなじであった。
しかし、明治政府が土地の官民区分を明確にする政策を進める中で、入会
林は取り上げられ、山は個人の所有物となってしまった。その後、大正6年
に集落で大火事がおき、集落を再興するために入会林の木を伐採した。これ
の行為が法に違反するとされた。いわゆる小繋事件である。これをきっかけ
に、農民たちが入会権の存在を認めがさせんために裁判闘争を始める。以後
約50年間に亘りいくつもの裁判が行われ、昭和41年最高裁での「却下」判決
を持って、裁判闘争は終了した。入会権は認められなかった。農民が農民と
して生きていく権利を取り戻すための小繋の苦闘、裁判に明け暮れ崩壊しか
けた集落、それでも、今もなおその地に小繋集落があるという事実。そこに
は、「自然の恵みを得られる者の正当性」にかかる問題が提起されるが、今
を生きる小繋農民の生き様がその答えの一つを示している。この映画は、昭
和35年、小繋に取材に訪れた3人のドキュメンタリーカメラマン菊地周、写
真家の川島浩、ドキュメンタリー作家の篠崎五六らが残した貴重な記録資料
を、7年の歳月をかけて編集したものである。
※チラシなどはこちらのURLからお願いします
→http://www6.plala.or.jp/TATUBO/
【主催】Sapporo「こつなぎ」上映実行委員会
北の里山の会・森林のハーモニスト
【お問い合わせ】TEL011-685-1320(後藤)
e-mail/ sapporokotunagi[at]kmail.plala.or.jp
※[at]を@に変えて送信してください。
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