以前、他の会員さんが近所でスズメを見なくなった・と日記に書いていました。
たまたま記事を斜め読みしていたら、その記事がありました。
数が減っているどころか、絶滅危惧種並みの減り方だそうです。
その記事
東洋経済ONLINE
スズメの減少率が絶滅危惧種並みと言う危うさ
2024・10・01
https://toyokeizai.net/articles/-/830340
一つには農薬使用があります。
もっと大きな原因は、そもそも減少率の激しい生物たちの住む環境が失われていると言うことです。
農業の変化も大きな原因です。里地里山の減少。刈り入れが終わったら水田から水を抜くのもかなり大きな原因でしょうね。農業用水路は護岸工事されたり、うっかりすると水道で蛇口です。便利だけれど、これで生活の場所を失う生き物は多いようです。河川の護岸工事もそうです。
砂浜、干潟、水田を含む「湿地帯」の減少。
昆虫の数が減っているのも、それを餌にする小型の鳥類の数を減らしているようです。
自然保護と言いながら、実は自然破壊をして気が付かないケースは、多々あると思います。
日本は、自然保護の考え方が違っているように私にも思えることは沢山あります。
もっと研究することが必要だと思います。
中国も高度経済成長で、随分自然破壊をしました。
最近は、それに気が付いて自然保護に力を入れています。
AFPの記事には、中国のニュースが多いです。
野鳥の記事が多いですが、姿を消した野鳥が戻ってきた例が時々ニュースになっています。
中国は共産主義の国ですから政府が号令をかければ、それが全国で実施されます。
AFPの「環境・科学」の項目を見ると、そんな記事が時々あります。
何といっても驚くのは、北京などの極端に悪化していた大気汚染の話を最近、全然聞きません。
その一番大きな理由は、2012年発電に占める石炭火力の比率は66%でした。
これが2022年には、44%に低下しています。(総量では増えています)
この減少分を補っているのは、自然エネルギー発電の急速な増加です。全体の47・3%を占めるまでになりました。まだまだ自然エネルギー開発を続けています。近年、大幅な増加を示しているのは太陽光です。自然エネルギーに占める割合は圧倒的に多いです。
何かというと中国に批判的な意見を多く見ます。しかし、この電源構成のたった10年での劇的な変化を見れば、個人的には驚きます。中国しか、こんなことは出来ないと思います。
多分、自然保護でも同じようなやり方をしているのではないか・と思います。
不動産バブルの崩壊とか失敗は、あります。しかし、失敗はどこの国にもあるでしょう❓
日本など「失われた30年」です。人のことは、言えないでしょう❓
今や中国は、単独で宇宙ステーションを運営し、月の探査船を何回も送る国です。アメリカさえ出来ない事を単独でしています。その技術力と資金力は、恐るべきものがあります。自前のOSも開発しました。遅れていたCPUもCore i3レベルまで到達したそうです。開始してから、そこまで行くスピードが抜群に速いです。
日本は、ジェット戦闘機を作れますか❓
最近、中国は第6世代戦闘機の開発に成功したのではないか・と言われています。
第5世代は、既に実戦配備され量産しています。「J-20」です。2022年から実戦配備され2024年には計200機が実戦配備されました。あと3年もすれば、500機程度は配備されるでしょうね❓これはF-35クラスの戦闘機です。
もうアメリカ軍は、西太平洋に限れば中国軍に勝てません。アメリカのお先棒を担いで中国と軍事的に対峙するなど、何の意味もありません。やる前から負けています。アメリカの軍関係者ですら、中国空軍が世界一になった・と発言しています。
これは、余計なことですが今は中国から学ぶ時代だと思います。
もうアメリカは、日本のお手本になりません。普通にアメリカのニュースを読んでいれば、アメリカ社会がどんどん劣化しているのが分かると思います。分からない人は、頭が劣化していますね❓毎日のように自動小銃の乱射事件が起きる国は世界中探してもアメリカしかありません。隣国に優れた国があれば、素直に学ぶ姿勢が大事だと思います。
もちろん、「良い部分」を、です。
スズメの話か戦闘機の話か、分からなくなりましたね❓
どっちにしても、自然保護は大切だと思います。
※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e