①「ウクライナは、明日の日本!」
②「台湾有事は、日本の有事!」
そもそも何故、ロシアがウクライナ軍事侵攻に踏み切ったのかも知らずに①を喚いている人は大勢いると思います。2021年10月ゼレンスキーが東部独立派に対する攻撃を激化させなければ、内戦は継続していたかもしれませんが、ロシアの軍事侵攻は無かったと思います。ロシアの軍事侵攻は、ゼレンスキーが自ら招き寄せたものです。
②ですが、何故中国が台湾に対する姿勢を硬化させたか知っていますか❓
BBC 2022年8月5日
『中国、台湾周辺に弾道ミサイル発射 米下院議長訪台を受け』
ウイキペデイア【2022年中国人民解放軍による台湾周辺での軍事演習】
当時の米下院議長のナンシー・ペロシが、中国の警告を無視して台湾を訪問しました。
これが中国のレッド・ラインを超えました。
以後、毎年中国は台湾周辺で大規模軍事演習を行っています。実質的に台湾海上封鎖訓練です。これをやられたら台湾は、アウト!です。少々軍備を増強したところで、どうにもなりません。アメリカだって中国海軍が海上封鎖をしてしまえば手出しは出来ないと思います。手出しすれば中国海軍との局地戦は確実です。それを覚悟してまで手出しは、しません。
これを招き寄せたのは当時の台湾総統です。わざわざペロシを招きました。
これをやらなければ、これほど中台関係が険悪になることは、ありませんでした。
その次の総統も、相変わらず中国を挑発しています。
つまり、ウクライナにしろ台湾にしろ隣国との危機を自分で招き寄せているのです。
だから、日本は一方に加担せず中立を保つべきです。
台湾が、それほど中国と戦争したければ、勝手にやらせれば、いいことです。
もっとも戦争にすらならないと思います。海上封鎖されれば、石油もガスも入ってきません。
降参するしかないでしょう。
「台湾殺すにゃ刃物は要らぬ、海上封鎖をすれば良い」
どうにもなりません。
危機を煽り立てて金儲けしているのは、どこの国ですか❓
台湾危機があったところで日本に出来ることは、何もありません。
こうして国内の矛盾を、外国に向けます。
(2)本当の日本の危機
内閣府予測
2048年9913万人
2060年8674万人
今、少子に歯止めをかけないとどんどん人口減少が進みます。
これが本当の「日本の危機」です。
人口が減れば、単純に経済が縮小していきます。
日本国中が、どんどん貧しくなって行くと言うことです。
年寄りだらけの世の中になれば、どうやって年寄りを養います❓
普通に無理でしょう❓
出生率を上げるか、移民を増やすかしか対応方法は、ありません。
日本の安全保障は、今程度の軍事力で十分足ります。
日本周辺で紛争や摩擦を起こさない外交努力が、一番の安全保障です。
ウクライナでは、ゼレンスキーが勝手に戦争を招き寄せたと言えます。
台湾では、民進党が中国を挑発して軍事的緊張を高めています。
馬鹿げているでしょう❓
そう言うことに日本を駆り出したい輩がいます。
ウクライナには、2兆円も毟られましたね。
破綻国家のウクライナに返済などできません。
復興事業に食い込む❓
戦争に負けたウクライナに復興資金を出すようなお人好しの国は、ありません。
ウクライナの復興事業は、ロシアの海外凍結資産を当てにしたものです。
戦争に勝利するロシアの資産を、どうやって盗みます❓
(3)本当に真面目に日本の未来を考えろ!・と言いたいです。
軍事費を増額するなら、その分を少子化対策に回すべきです。
これが、日本の真の国益であり国防でもあります。
戦争道具ばかりが、国防ではありません。
ついでに尖閣周辺で中国が活動している意味を言いましょう。
台湾問題は、台湾と中国の問題だから手出しをするな・と言う意味です。
特段、日本に対する攻撃を考えているわけではありません。
また、尖閣諸島に対しては中国も領有権を主張しています。
それを、考えると中国が尖閣周辺に海警局の船を連日就航させているのは、主に台湾問題に対する意思表示です。
キーキー言わないで、冷静によく考えるべきでしょうね❓