「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ軍第155旅団の大量脱走事件とは❓<ウクライナ紛争2025・01・03

2025-01-13 14:21:58 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

私は、時々今のウクライナは戦時中の陸軍独裁内閣(日本)と同じだと書きます。ほぼ西ウクライナの過激民族主義者と新興財閥が警察力と情報組織により半ば弾圧支配する国だからです。ウクライナから聞こえてくる声は、この過激民族主義に賛成する人の声ばかりです。一般人で反対したり平和を主張する人は、反逆罪やスパイ罪で逮捕投獄されます。ロシアと全く同じです。ロシアと違うのは、集団独裁体制である点だけです。
だから一般のウクライナ人で戦争に行こうと思う人は、ほとんどいません。そんな人は2022年に軍に応募してとっくに戦死していると思います。

要するに軍の徴兵は嫌がる市民を強制連行して軍に放り込んでいるだけです。そのため常に逃亡兵が出ます。これまで10万人以上が逃亡の罪で起訴され、その総数は最大20万人かもしれないとウクライナ議会野党議員のコメントを紹介したことがあります。これまでも戦場から逃亡する兵士は沢山いました。今年は、それが理由で広い面積を一気にロシア軍が占領した地域も少なくありません。噂でしかありませんが、一番ひどかったのはトレツクの東の郊外で新兵で編成された大隊5個が塹壕に入るのを拒否して勝手に退却したと言うのがありました。9月ごろの話です。

今回は、ウクライナ国内で第155旅団の大量脱走事件が起きました。記事に旅団訓練中の月別の脱走数が表になっています。去年の3月からフランスで訓練が始まり、毎月脱走者がいます。
やっと訓練を終え戦場に行きましたが、弾丸を発砲する前に1700人が逃亡してしまった・と言う内容です。
詳しくは、航空万能論の記事を読んでください。
ウクライナ国防省やウクライナ軍の現在の内情が、良く分かります。
2025・01・03
『ウクライナ人ジャーナリスト、第155旅団事件の主犯はゼレンスキー』

https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-journalist-zelensky-is-the-mastermind-behind-the-155th-brigade-massacre/

これを「ウクライナ万歳サイト」が書くと❓
Forbes 2025/01/02
『ウクライナ軍がポクロウシクに新編の機械化旅団を増援 迫る大攻勢から要衝を守れるか』

https://forbesjapan.com/articles/detail/76236

ドイツの戦車やフランスの大砲で武装された強力な機械化旅団が増援に派遣され心強いような書き方です。しかし、さっそく1700人まとめて逃亡しては、ウクライナ軍の士気は上がらなかったでしょうね❓

こうやって、どう見ても不味いことをプロパガンダとフェイクで胡麻化しているのが、ウクライナ関係の報道です。もしウクライナ軍の発表通りの「大戦果」が上がっているなら、今頃ロシア兵は全滅しているはずです。どっちかと言うと公平に見て今戦場にいるのは、なぜかロシア兵の方が遥かに多いように見えます。

しかも航空万能論の記事に書いていますが、こうして新規の旅団を編成するのは主にそれに割り振られた予算を使い切るためです。新設の旅団は、軒並み弱体で逃亡が多いのは以前から知られています。

今のキエフ政府にとって戦争は、外国から資金を調達するための手段にすぎません。その資金が、●●になり消えているのでしょうね。入っている資金が巨額ですから20%消えても相当な巨額です。ゼレンスキー・一派が絶対に戦争を止めようとしない理由です。戦争がキエフ政府やウクライナ軍上層部の金儲けに手段になっています。
これが分かっているのに西側諸国は、ウクライナに資金を投入し続けています。
なんですね。ゼレンスキーからキックバックがあるのでしょうかね❓
ゼレンスキーの租税回避地の隠し資産の残高が、どうなっているのか調べて欲しいですね❓
他にも租税回避地に隠し資産を持っている人間もいます。
★アメリカの傀儡に腐敗は付き物です。腐り具合はアフガンの旧カルザイ政権と似たぐらいかもしれません。相当、酷いと言えます。アメリカもまた、そういうのを狙って傀儡政権を作ります。ほぼ毎回やっています。

ほんと!「こんな腐りきった戦争は、止めろ!」と思います。

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※さすがにこの事件はフランスでも問題になっているようでAFPが記事にしています。しかし、中身は個人ブログの「航空万能論」には、全然及びませんね。単に脱走者数が書いてあるだけです。
2025年1月3日
『ウクライナ軍の旅団から1700人脱走か、仏で訓練中の50人も』

https://www.afpbb.com/articles/-/3556548

結局、この事件は去年起きておりウクライナの従軍記者(ユーリー・ブトウソウ氏)が、記事にして告発したから表に出てきたようです。告発していなければ、ウヤムヤにもみ消していたのだろうと思います。と言って氏が中立と言うわけでは、ありません。何らかの勢力がバックにいます。そうでなければ、とっくに暗殺されていると思います。

 

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


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