「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

トランプ氏が停戦に本気なのを、どうしても理解できないゼレンスキー<ウクライナ紛争2024・12・13

2025-01-12 08:40:17 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

トランプ氏は、在野の時代からウクライナ紛争の停戦を主張してきました。
それに対しゼレンスキーは、毎回挑発的な態度で応酬していました。
「俺には、バイデン大統領の支持がある!(トランプが寝言を言うな)」

米共和党もトランプ氏の考えと大体同じです。
「さっさと終戦にしろ!アメリカには不法移民問題の方がよっぽど重要だ!」と言うわけです。

ゼレンスキーは元コメデイアンでその後はテレビドラマの人気俳優でした。
当然、政治のド素人です。ゼレンスキーの政治的外交的無知は見ていると良く分かります。
一番呆れたのが「ウクライナは第二のアフガンにならない!」
アフガンは、長い戦いの末に1回目は旧ソ連を2回目はNATOを追放してアフガンの独立を守りました。第二のアフガンにならないのであれば、ウクライナの独立を守らない意味になります。意味が分かりません。
(つまり、ゼレンスキーの本質はコメデイアンまたは俳優であり政治家では無いと言うことです。ひたすら人気(支持率)を気にして、それ以外ありません。大統領の座に居座ることがゼレンスキーの目標でありそれ以外には、何もありません。見たところでは・・・総額30兆円以上の金をかき集めましたから世紀の詐欺師とも言えます。現金部分の20%は汚職で消えていると思います。ウクライナ紛争の本質が分かるでしょう❓戦争をネタに資金集めして、それを中抜きして関係者が潤っている構図が見えてきます。ゼレンスキーの租税回避地の資産が、どうなっているのか調査してほしいと思います。増えているのか❓同じなのか❓)
ひたすら自分の主張をゴリ押しするだけです。これまで、それが通っていたのはバイデンさんの絶対的なバックアップがあったからです。ウクライナ紛争は、バイデンさんのライフワークの最後を飾るはずの事業だからです。ウクライナ紛争はバイデンさんにとって重要なのであり、アメリカにとって重要であるわけではありません。だからトランプ氏は、即時停戦を以前から主張してきました。

トランプ氏の意向を代弁して次期副大統領のヴァンス氏が停戦の仮案を発表しました。大体、それが交渉のベースになるのだろうと思います。トランプ氏は、ハンガリーのオルバン首相と何回か直接会談しています。だから、それなりにウクライナ紛争を理解しブレーンと相談して、停戦の腹案は作成していると思います。
だからトランプ氏の口から、ウクライナ紛争の継続の話は一切聞こえてきません。
ウクライナ支援の継続については言及があります。ただし、どの程度かは言っていません。

このような事情があり、フランスのマクロン大統領が仲介したのだろうと思いますがトランプ氏とゼレンスキーの会談が行われました。
ロイター 2024年12月8日
『仏大統領・トランプ氏・ゼレンスキー氏が会談、大聖堂式典前』
と言っても時間は、たった20分で顔合わせ程度のものです。中身のある話などありません。
その日に米NBCテレビが、爆弾のような放送をしています。
これは事前に12月6日にNBCテレビがトランプ氏にインタビューした内容です。
時事通信 2024年12月9日
『対ウクライナ支援、削減も NATO脱退の可能性、否定せずートランプ氏』

三者会談のその日に米NBCテレビが、こんなことを放送すればトランプ氏の考えは明らかです。わざわざ事前に収録した分を8日に合わせて放送しています。

これを見たマクロン氏は、どうしたか❓ 
産経新聞 2024・12・12
『外国軍4万人派遣か 仏とポーランド、ウクライナで平和維持活動 報道』

これは戦後の話です。平和維持軍を一部のヨーロッパ諸国が担おうという話です。もっとも、この話は昨日ポーランドのトウスク首相が「ポーランドは派遣しない」と否定しました。
平和維持軍は、次期ヴァイス副大統領の提案に沿った内容です。つまり、マクロン大統領は早速トランプ氏のご機嫌取りをしました。
トランプ氏の意向は、以前と変わらないことをヨーロッパの各国の首脳は即座に理解したと思います。

そのような流れのなかでハンガリーのオルバン首相がロシアとウクライナ双方にクリスマス停戦を提案したようです。
ロイター 2024年12月13日
『ロシア、ハンガリー提案の「クリスマス停戦」を支持=大統領報道官』
2024年12月12日
『ロシア・ハンガリー大統領の電話会談、ウクライナの大統領が強く反発』
AFPBB
『ウクライナがクリスマス停戦拒否 ハンガリー首相』

オルバン首相の行動は、当然トランプ氏に話を通した上のことです。トランプ氏の使者と言ってもいいでしょう。ゼレンスキーは、相変わらず「突っ張り野郎」を通すようです。
3回目の米長距離兵器でのロシア領攻撃を実行しました。
ロイター 2024年12月12日
『ウクライナ、ロシア南部で米供与のミサイル使用=ロシア国防省』

突っ張り坊やのゼレンスキーへのトランプ氏の警告
ロイター 2024年12月13日
『トランプ氏、ウクライナの対ロ長距離攻撃非難 政策変更の可能性示唆』

何かやればやるほど事態が悪化することが理解できないゼレンスキー。
ほぼ、トランプ氏はゼレンスキーを見切っていると思います。
ゼレンスキーは、速くイギリスの亡命した方がいいかもしれません。
もう、ヨーロッパ各国の首脳はトランプ氏の意向を確認したと思います。
トランプ氏が大統領に就任後は、一気に停戦に動き出すと思います。
ゼレンスキーが、ジタバタしたところで金がなくなれば戦争は出来ません。

トランプ氏は、バイデンさんの戦争道楽の後始末をしなければなりません。
面倒なら足して二で割る式で解決するでしょう。
一番簡単な方法
ドニプロ川の西はアメリカ、ドニプロ川の東はロシア
簡単でしょう❓

アメリカにとっては、ウクライナ領が半分あれば(負け戦ですから)特に問題は無い・と思います。
バイデンさんとトランプ氏は、全然違うことをゼレンスキーは理解するべきでしょうね。
停戦すればゼレンスキーは、ウクライナ中から戦争責任を追及されるでしょう。
「亡国の大統領」として、スケープゴートにされるのは、目に見えています。
だから、アサド前大統領のようにイギリスに亡命するべきだと思います。
アメリカには亡命しにくいですね❓


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