このところ、息子は夕方になると不安になり、泣いてしまう。
昨日の夕方など号泣してしまった。
不安定な気持ちに加え、昨日は息子のおばあちゃんである姑カヅさんのことを思い出したようだ。
それで号泣してしまった。
「おばあちゃん、幸せになってるかなあ…」
て言いながら泣いていた。
昨年11月に亡くなったおばあちゃんのことを思い出すと、今になって涙が止まらなくなるそうだ。
昨日はおばあちゃんのことを思い出したのがきっかけだったが、だいたいいつも夕方は頭が重くなってきたり、不安にかられたりして泣き始める。
だけどもう蓋を開けるしかない状況。
息子が通院している消化器内科の先生は、精神安定剤を先週から出してくれて、私だけに「鬱病は遺伝性の物もあります」と話した。
そう、息子の父親であるダンナも鬱病。
ダンナが発症したのは、もう17年ぐらい前になる。ダンナが40代半ばの時だった。
でも私がだいぶ後から知ったのだが、初めてダンナが精神科に行ったのは、中学生の時だったらしい。
思えば息子も中学生の時から時々様子が変だった。
その時は鬱病とは思っていなかったが、中学、高校と、鬱病のような症状があった。
最初に小児科に行ったので、起立性調節障害と言われ、中、高、6年間通院して漢方薬をずっと飲んでいた。
大学に入ってからは症状が安定したので、通院も漢方薬も卒業していた。
そこにきて、今回のコロナ。
いつもの生活が一変してしまい、もともと自律神経が乱れやすい息子にとって、じわじわと鬱病を発症してしまったのだと思う。
まあこうなったらしょうがない。
ダンナが鬱病になった時、あの頃私は未熟で、知識も覚悟も優しさも無かった。
でも、我が子となると話は別
しっかり息子の状況を受け入れて、息子と一緒に考えていく。
昨日も息子は通院している消化器内科に行って来た。
安定剤の他に漢方薬が出て、
「この漢方薬を飲んでいればだいぶ良くなってくると思うけど、もしならなかったら精神科を紹介しますね」
と言われたそうだ。
うん。そうやって一つ一つ試しながら治していくさ