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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。

在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。



ヘルパーとして仕事開始

2020-10-10 20:42:12 | 日常よもやま話
介護保険の「家事援助」は日常生活の範囲内の支援しかできないので、たとえば調理なら、お米をといでご飯を炊く、味噌汁を作る、魚を焼く、それくらい出来れば大丈夫ですよ、と研修の先生は言ってました。
しかし研修のあいだ、高齢者の食事に工夫したいことを話し合うグループワークの中で、私は自分がいかに今までいい加減な食事作りをしてきたことかと大いに反省することになりました。
他の人達の話を聞くといろんな工夫をして調理したり、食べる人のことを思って作っていたり、うわー、世の主婦の皆さんすごい!
私なんか高齢な両親の食事を作っていたけど、そりゃ少しは考えましたが、食べてくれそうなものを優先していたと思います。今だって、夫と二人なのにインスタントとか、スーパーで惣菜買って来ちゃったり。

調理の仕事が入ったら慌てないように少しは真面目に作らないとね。😛

それでも無事に研修は修了し、求人の会社説明に来ていた数社の中から事業所が家から徒歩圏内で、ヘルパー用の電動アシスト自転車が用意してある会社に登録して、晴れてヘルパーとして第一歩を踏み出しました。大袈裟ですが

まだ見習い中みたいなものですが今のところ週2日、合わせて5軒、回る予定です。今は利用者さん、仕事の段取りを覚えることに必死です。還暦近くなって身体の動きが鈍くなってるのはもちろん、頭の働きが恐ろしく鈍くなってるので
大変です。
先輩ヘルパーの訪問に同行して見ている限りは仕事は難しいことはなさそうです。私が出来る仕事は家事援助だけですから、部屋、風呂、トイレの日常的な掃除、買い物代行がほとんどみたいです。なんだか、いつもの実家の隣のおばあさんの手伝いと同じじゃん?と内心思ってますがそんなこと言ってる場合じゃないですよね。仕事だからちゃんと手順通りにきちんと覚えなければ。

まだ本格的にやってないから言えるのでしょうが、まずは利用者さんの気持ちを汲み取れるような丁寧な仕事が出来るヘルパーを目指そうと思います。

ボランティアのほうもまだ施設関連はコロナで入れない状態が続いていますが、出来ることだけ続けていくつもりです。

これから季節が進むと体調管理も難しくなりますが、どうか皆さまが感染対策と安全な暮らしを続けられますよう引き続き祈ります。

仕事を少し続けてみてまた報告しまーす