ラダーがとてもスムーズに動く、どうなっているのかと思ったのでコイルを解いてみました、コイルの下はこんなでした。
0.04ミリの線を118ターン長さにして1850ミリ、下の写真状態で0.17gコイルの線が0.06g合わせて0.23gでした。
抵抗値は10Ω モーターが18Ω だからモーターより電流を食っている、と思ったら、基板上に10Ωの抵抗が直列に入っています。合計20Ωでもモーターとほとんど同じくらい流れます、ただでさえ少ないコンデンサに貯めた電力なのだから、抵抗に食わす事は無いのにと思います、抵抗を外してコイルを40Ω巻けば同じくらいの磁束になって電流は半分ですね。さらに中のマグネットを強力なものに替えればもっと少ない電流でも大丈夫!
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/3b/5f69f015643732834d48721687a8362f.jpg)
AバンドとBバンドの違いについても、調べてみました。
上の写真わかりにくいですが、上がBバンド 下がAバンドです、2つ目のビットの長さが違います、これで見分けているようです、最初のビットをスタートビットとするなら、1ビット目でA,Bバンドを見分けて、2ビット目でラダーR信号、3ビット目でラダーL信号、4.5.6ビットでスロットル信号を2進数で表しています。変調周波数は38K、A,Bバンドとも同じセンサを使っています。
下の写真はAバンドの出力信号ですが、1:4の割合で信号のあるときと無いときがあります。Bバンドはこのサイクルを少し違えてあるので、信号の重なるときも少しはありますが、そのときは受信機側でキャンセルすれば良いと言う設計だろうと思います。
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混信の問題ですが、同じ38Kですが、tokoさんの受信機はエアロソアラの信号があっても以外に平気で動きます、
逆にエアロソアラの方は少し変に誤動作することもあるようです。
少し面白いことも判りました、充電の完了をラダーをスピーカー代わりに使ってピロリロリ~と鳴らしていますが、これコネクタ経由でなくて送信機側から赤外線を出して行っています。
下は送信機の基板です、スロットルが5段階なのがよくわかります。
右の大きな抵抗は充電用の、制限抵抗です。
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