草花探訪

季節の草花苗づくり

台風の次は木枯し一号

2017年11月01日 | 花の写真

十月の月末になってようやく青空に太陽が輝きほっとしてのもつかの間、今度は木枯し

一号が吹き、最低気温も7,3度と早くも初冬の陽気です。

 

今週も総選挙の後の政党内のゴタゴタをはじめ気になるニュースが目白押しでしたが、

教師OBである私には福井県の中学校で起きた「指導死」のことが特に気になります。

マスコミの報道によると、自殺した生徒は担任と副担任の二人から繰り返し「叱責」を

受け続けていて、周りの教師や校長もその指導の問題点に気づかなかったと。

叱責とは聞こえが良いが生徒の人格を否定する言葉で、しかも大声で怒鳴り続けたと。

そんな馬鹿なことがと、こちらが声を荒げたくなります。

この先生たち、「叱る」と「怒る・怒鳴る」の区別すらわからずに教師していたのだろうか?

教師に求められるのは「卓越した指導技術」でも「豊富な経験」でもありません。

「子どもが好きだという感性」と「困っている子・学習についていけない子を、放置して

置けない使命感」だと私は思います。それがあればこんなことしません。

 

年寄の愚痴はこのあたりで終わって、この1週間余りで気温も一気に下がり、早朝

ウオーキングコースの木々の葉の色が一段と鮮やかさを増している様子を紹介します。

次の3枚の写真は北野天満宮で写したもの。カエデもイチョウもケヤキも少しずつ色づいて。

書物によると「葉が赤くなるのは葉の中の緑色のクロロフイルが分解して赤い

アントロシアンが生成されることで起こり、黄色は緑のクロロフイルが分解して

黄色のカロチロイドが残るから」と。

下の写真は竜安寺の池と等持院の山門あたりの風景。(昨年写した写真ですが)

いつものように最後は今週の花、今週は植物園の菊花展から。

菊は春の桜に対して日本の秋を象徴する花、皇室の紋にもなっていることから古来より

日本にある花と思われがちですが、平安時代に中国から渡来した花だと書物に。

鎌倉時代、後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み「菊紋」を天皇家の家紋としたとあります。

台風後の植物園で写してきました。どの鉢植えも素晴らしく、受賞作とそうでないのとの

差がわかりません。

老人会の仲間と28日に歩こう会で訪れました。

私の一押しの写真は老夫婦のツーショット入れた次の写真。

北野天満宮本殿前にも。

最後の最後、日本に昔からあり唱歌にも歌われている「野菊」の仲間の写真です。