吐く息が白く冬間近を感じます。京都でこの一週間で最高気温が一桁、最低気温も3度台を
記録しています。早朝ウオーキングで交わす挨拶も「おさぶうございます」に変わりました。
さて、今日11月22日は「イイフウフの日」です。どのような夫婦をさしていうのか知りません。
ひょっとすると私たち夫婦にもあてはまるのではないかと、厚かましくも今回のブログは
私たちの事を書くことから始めます。
私たちは同じ年齢、そろって81歳になりました。お互いの健康状態を気にはしながらも、幸いな
ことに二人とも、大きな病や障害には現在疎遠で暮らしています。
京都市立中学校の体育教師に、同時に同じ学校で採用され、以後ずっと体育教師・教頭・校長
を務め、同時に定年退職と、同じ道を歩んできた経歴を持つ二人です。
夫婦であり職場仲間であり、時にはライバルでもありました。
二人とも60歳前後には一度は命を懸ける大病を克服し、「どうせ拾った命、これからは付録の
人生だ」と達観して、好きなことを気兼ねなくする生活を過ごしていることもよく似た夫婦です。
私たちを含めて高齢者の共通の目標は「健康寿命を延ばす」こと。つまり病気や障害などで
日常生活が大きく制限されることなく、自立的に生活できる期間を延ばすことにあります。
どうにか健康寿命を平均寿命にまで伸ばせたのですから、次の目標は、お互いが時には杖に
なりあい、また手をつなぎ合って、それでもしたいことをして、行きたいところに出かけられる
老夫婦であることです。
現職時代、教え子たちに「健康の大切さ、健康の維持増進の仕方」を教えてきた私たちは、
自らも80歳を超えてもなお介護を必要としない健康状態にあることは小さな自慢です。
それに息子達にとっても「手のかからない良い親?」のはずですし、勿論夫(妻)にとっても
良い妻(夫)でしょう。多分?
ぜいたくな暮らしや豪華な旅行からは程遠い平々凡々な生活ですが今の生活を幸せと
感じる夫婦でいようと思います。年齢による衰えや動きの衰えに上手に対処して、年齢相応
以上の元気さで。
長々と書きました。このあたりで今が「旬」の紅葉の風景です。好天のウイークデー、
哲学の道~永観堂を訪れましたのでその報告を。
永観堂を訪ねたのは11時ごろ、それでもすごい人出でした。いろんな国の言葉がにぎやか
に飛び交い、込み合う他の観葉客に対し我関せずとの身勝手な行動に眉を曇らせながら
写真をとりました。「特別拝観券」1000円でしたが決して高いとは思いませんでした。
多宝塔のところまでは約10分で登れます。そこから見える風景も、本堂横の風景もお勧めです。
それにいろんな灯篭も。