朝夕と昼間の寒暖の差が大きく、一雨ごとに秋の深まりを感じます。
澄み渡った青空、さわやかな空気感、まさに天高く馬肥える秋です。
この好天の機会を狙って21日(日)は亀岡の「コスモス園」のコスモス、翌22日は時代祭の
行列を写しに行きましたので今回はその報告です。
漢字で「秋桜」と書き表すように花弁が桜に似ている花、日本の秋の風景にぴったりマッチ
している花ですから日本の在来種と思もわれがちです。
ところ古来万葉集にも歌われている短歌の「秋の七草」にコスモスは入っていません。
というのもコスモスの原産地はメキシコで、しかも1870年代に日本にやってきたという
歴史も浅い外来種の草花だからです。
その歴史も浅い花が日本の秋の花の代表かのように思われるようになったわけを調べて
見たのですが、「明治42年、時の文部省が全国の小学校に栽培方法を付して種を配布
した」という説が最も有力と私は思います。
日当たりと水はけがよければ痩せた土地でもよく生育する特性から、夏のひまわりと並び
秋の景観植物として観光資源として活用されています。ここ亀岡コスモス園もその一つです。
日曜日ということもあって観光客であふれていました。ここのコスモス園は毎年花の
種類の多さでも有名ですが、今年は珍しい品種は見つけることができませんでした。
花弁のアップ写真をあきらめて人を入れた風景にピントを合わせてみました。
愛犬と飼い主のほほえましいショットをと。
赤ちゃんずれのお母さんの記念撮影
仲睦まじいカップルも
子どもさんはそこに立っているだけで絵になる
次は京都三大祭りの一つ「時代祭」です。
「都が東京へ移されたさい、衰退してゆく京都の復興への願いを込めて始められたもので、
明治28年から今日まで、平安遷都の日である10月22日に開催されています。
クライマックスは色彩豊かな衣装をまとった人々が練り歩く「時代風俗行列」、京都の
五花街の芸舞妓さんが奉仕、総勢約2000人、約4.5㎞からなる華麗な行列は、
歴史絵巻さながらです」(京都新聞より)
行列はミス京都・ミス着物たちが先導で続いて知事・市長さんたちの馬車が。
そのあと維新の鼓笛隊、江戸時代婦人列・中世婦人列・平安時代婦人列と続きます。
商工会議所の方等がふん装、中でもぴったりと思ったのが西郷どん。
五花街の芸舞妓さんも奉仕で花を添えて
今年は翔鸞学区も行列の一部を分担