思った事をそのままに

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原発再稼動を望む

2013-11-16 22:56:31 | 政治

石破が原発に関し、現在停止中の原発再稼動を進めると同時に、新規の原発の建設も将来はあるだろうと発言している様だ。
石破の発言には反感を持つ人々が非常に多いのかもしれない。だが、自分は石破の言い分には共感する。

現在原発を全面停止している事で、火力発電が日本のエネルギー生産を行う様になってしまった。火力発電には何が必要なのか。石油、石炭、天然ガスが主要だろう。石油は原油を精製されるものであり、原油の輸入は必然となる。日本国内では、原油、天然ガスといった資源は殆ど無く、石炭は国内炭もある様だが、5月の日経新聞によれば輸入される物よりも国内炭は7割高だとされている。
北海道電力は、その国内炭を火力の燃料として利用していた様だ。当然、燃料費は非常に多額になり、電気料金も値上げされる事になったのだろうな。

輸入される原油や天然ガスな、石炭などの単価も非常に高い筈であり、発電を火力だけに頼る事となっている日本の原油などの輸入率は大きく増加している事は明らか。と同時に、燃料費は急激に上昇しているだろうし、産業が生産エネルギーとしているのは石油、天然ガス、そして電気。

原油を精製した石油の消費は一般家庭が5割以上を占め、次に鉱工業が多いとされていて、更には航空・船舶、農林・水産業などにも利用されており、家庭への直接な影響だけでなく、産業や交通からの影響も大きいだろう。

そして原油や天然ガス、石炭など火力の燃料として主に発電に利用されており、特に原油や石炭が多く使われている。化石燃料の輸入が更に増加されていけば、更にエネルギー費は上昇する事になり、日本経済だけでは無く一般家庭の生活にも悪影響をもたらす事となるのではないか。

天然資源を持ち得ない日本にとって、唯一の国産エネルギーとなっていた原発を再稼動しない、即ゼロとする。そんな事やって、現在の日本にどんな利益があるというんだ。安倍政権となって、デフレからの経済の復活が行われるが、また苦しい状況へと追い込んでいく事になるんじゃないか。

原発は完全に廃止し、新しいエネルギー政策を行わなければならないとする者達もいるが、新しいエネルギー開発と整備に一体どれだけの年数が掛かるのだろう。それまでに、単価が上昇する化石燃料ばかりを利用すれば、産業にも大きな負荷がかかる様になるだろうし、一般家庭にもそのエネルギー費の値上げや物価などの負荷は掛かってくる。

原発が再稼動されれば、化石燃料の輸入は大きく減少する。それにより、産業や一般家庭へ供給されるエネルギー費は減少されるだろう。エネルギー費の減少などは産業にある程度の余裕を持たせる事にもなり、雇用や給与にも影響を及ぼすのではないだろうか。

本当に経済の復活、一般家庭の生活のゆとりを求めるなら、化石燃料ばかりのエネルギー政策を行うのでは無く、原発再稼動は必然だろう。
何よりも、東日本大震災で福島第一原発が事故を発生した事から、多くの人は原発全廃を訴える様になっている。
東日本大震災で最大の震度を発生しているのは、宮城県の栗原市であり、宮城県にある女川原発は石巻市と女川町に跨っているとされているが、石巻市の震度は福島県の双葉町と同じ6度強。福島第一には事故が発生しているが、福島第二、女側には事故は発生していない。

福島第一の事故の大きな原因は一体なんだったのだろうか。大震災に揺れや大津波だったと言い切れるのだろうか。そうであれば、第一だけでは無く、第二にも発生していたのではないか。
福島第一を事故にまで追い込んだのは、東京電力の主導部でもあるだろうが、何よりも管内閣の鈍感な対策にあったのではないかと思われてならない。自然災害では無く、人災だったのだろうと。

多くの人々は事故の原因を大震災ばかりに目を向け、大震災による原発事故の発生を危惧し原発再稼動に強く反対している。だが、女川や福島第二原発はその大震災に耐え抜いていた事は事実だ。
一点だけに目を向け、判断するのでは無く、全体を見て確実な判断をすべきではないのか。

日本経済や、一般家庭の生活を重視するのであれば、原発再稼動を出来るだけ早くに行ってもらいたい。ただ、そう思えてならない。



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