丸山穂高は議員団の一員として国後島へ行っていたんだよな。そこで、一つの会で酒を飲みあさり「ロシアと戦争」などと暴言を吐きまくり、禁止行為までやろうとしていた。内閣府は、北方領土問題可決のための環境整備を目的とし、(ピザなし交流)の実施を支援し、日本国民と北方領土在住のロシア人との互理解の増進を図る為に対象者を送っていた。1998年から行っていたようだ
が、これまでの交流を台無しにするような行動を平気でやってしまう丸山穂高。こんな者に、国会議員としての資格があるのか。
衆議院委員会が6日糾弾可決を出した。これに対し、一人の国会議員が反論している。
「自民党の小泉進次郎衆院議員は6日、衆院本会議で全会一致で可決された丸山穂高衆院議員に対する「糾弾決議」の採決時に退席した。「みんなで糾弾するということに自分の中では腑(ふ) に落ちなかった」と記者団に述べ、国会の対応を批判した。
小泉氏は「丸山さんの言動はかばえるものは何もない。でも、議員の出処進退は議員一人ひとりが判断すべきことで、辞めなかったとき、その方をどうするかを判断するのは選挙だ。それが有権者に与えられた民主主義という力だ」と指摘。「決議理由には『人間としての品位を疑わせる』とまで書いている。個人の批判は自由で、政治家は甘んじて受けなければならない立場。だけど国会として(批判する)というのは、私は次元が違う話だと思っている」と述べた。
衆院はこの日、北方領土返還に関し「戦争」に言及した丸山氏に対し、「院として国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」などとして、事実上の議員辞職を促す「糾弾決議」を全会一致で可決した。事前に全会一致を申し合わせる「異議なし採決」のため、各議員の賛否はわからない。丸山氏は国会に提出した弁名書で議員辞職を否定している。決議に法的拘束力はない。」(朝日新聞/2019/06/07)
衆議院本会議では、丸山穂高に対し「直ちに自ら進退について判断するよう促す」とし、糾弾決議を全会一致で可決した。だが、この糾弾決議に法的拘束力はなく、判断するように促すの通り、辞すか否かは本人の決断による。
丸山穂高は、辞任はしないとハッキリと言い切っている。
小泉進次郎は国会の糾弾決議が腑に落ちないとしているが、その理由の一つが「決議理由には『人間としての品位を疑わせる』とまで書いている。個人の批判は自由で、政治家は甘んじて受けなければならない立場。だけど国会として(批判する)というのは、私は次元が違う話だと思ってい
る」だろうか。
丸山穂高は国会議員であると同時に、一人の人間だ。北方領土問題可決の為の環境整備を目的とする対象者とし国後島に行きながら、その目的を忘却していたからロシアを刺激する暴言を吐いたり、禁止行為を行おうとしたり、その後も何度も騒動を起こしているじゃないか。
何の為に国後島へ行っていたんだ。国会議員であり、一人の人間である丸山穂高は。
小泉進次郎は「人間としての品位を疑わせる」は、個人の批判は自由で、政治家は甘んじて受けなければならない立場。だが、国会として批判するは、次元が違う話としている。
先にも書いたが、丸山穂高は一人の人間であり国会議員である。国後島での行為を人間としての品位を疑わせるのも仕方ない事であり、国会議員として国会で批判されるは当然の事だろう。
小泉進次郎のブログを見ると「記者:丸山さんは、まだ自分の口から公の場での説明はしていない。説明責任については?
小泉:それも議員の判断ですよね。それも含めて、一つ一つの案件、そして一つ一つのことに、どういう行動をするのかも含めて、最後、任期の中でどういう政治活動をしたのか。それを判断するのが選挙じゃないですか。だからみんなで糾弾するということは、自分の中では腑に落ちなかったです。もちろん丸山さんの言動というのはかばえるものではありません。だけど、そのことと国会としてどうするかというのは、冷静に判断すべき事があるんじゃないのでしょうか。
記者:丸山さんが説明されない中で、衆議院として、一つ、姿勢を示さなければならないということが背景にあったと思うが?
小泉:それは、何がきっかけなんですか。世の中の空気なんですか。何もしないわけにはいかないだろうという、世の中の雰囲気に対する忖度。そういったことで、本当に、衆議院として、一議員をどれだけかばう余地がなくても、糾弾、そして、進退を促す。それこそまさに、今回問われるべきことなんじゃないですか。
だから残念ですが、将来国民の皆さんから批判されるような言動だったり、そういったことが、また政治家から出てしまった時に、どういう基準で、国会は糾弾をするかしないかを決めるんですか。それが明確ではない中で、今日、今回の決議の理由もみましたが、「議員としてというよりも、人間としての品位を疑う」という、そこまで書いているんです。
個人に対する個人の批判は、自由だと思います。そして、政治家はそれを甘んじて受けなければいけない立場だとも思います。だけど、国会としてというのは、私は次元が違う話だと思います
。
なので、これだけ投票率も低い。政治に対して関心も薄い。その中で、今回のことを災い転じて福となす、そういう方向に進められるとしたらいい。だから、選挙って大事なんだ。だから、政治って大事なんだ。だから、政治家の言葉は大事なんだということを国民に届ける。参議院選挙がもうすぐあるから、その時はしっかりと政治家を選ぼう。そう考えていただく機会にすることが私は一番大事だと思います。
これだけ話しても、どの部分が報じられるのかは分かりませんが、私は、一番届いて欲しいなと思うことは、そういうメッセージです。」とある。
丸山は国後島の宿泊先で、交流訪問団団長に突然に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」、「ロシアが混乱している時に取り返すのはOKですか」問い掛ける。団長は反論するも、「戦争をしないと、どうしようもなくないですか」と、しつこく戦争による北方領土返還示唆する為、団長は「戦争なんぞしたくありません」ときっぱりと言い切った。
13日訪問団は根室市に戻り、記者会見が行われた。だが、ここでは国後島での発言に問題は無い。と言い切ったのだろうか。当日夜には、一転し「心から謝罪し、撤回する」と発言していたらしいが。
後に、丸山の国後島での問題行動が大きく明るみになってくる。
尾を引く丸山穂高議員の「戦争」発言問題行動も次々北海道内外で波紋
「国後島訪問前日の9日に根室市であった結団式で、外務省が丸山氏を含む団員に注意を呼びかけ
ていた行動に該当していた。外務省側は「具体的な留意事項例」として「仮に単独行動を行えば、現地の『国境警備隊』『警察』等に身柄を『拘束』されたり、『立入許可証』の提出を求められたりする可能性」「夕食交流会やホームビジットなどでの飲酒は節度を保つ。急性アルコール中毒になった場合、警察に保護されたり、ロシアの『法令』に基づく入院・移送手続きなどが『適用』されたりする可能性あり」と例示。これらの行為でロシアの法令が北方領土に適用されていること
が認められれば、日本の立場を損なうことになりかねないとの明確な説明もあったという。
しかし、団員らによると、11日夜、丸山氏は食堂での「戦争発言」後、食堂が早めに閉鎖されてからも夜間外出を繰り返し試みた。
政府関係者がロシアの実効支配を理由に「夜中に外出すると拘束される恐れがある」と改めて説明した。だが、丸山氏は「国会議員には不逮捕特権がある」「ここが日本であることを俺が証明してやる」などと主張しながら玄関に向かおうとしたため、外務省や内閣府、道職員らが廊下に立ち塞がり、部屋のドアと玄関も二重に施錠したという。この時、阻止した一人は「夜間外出を強行しようとしたため、『人間の壁』を作り阻止せざるを得ず、大変だった」と振り返った。」だそうで、事情聴取など拒否するには非常に適した病気。本当に掛かっていたかどうかは分からないが。
国後島での行動は、国会議員として政治家として、外務省から説明されたことなど一切無視し政府がこれまでやってきた「北方領土問題可決のための環境整備を目的とし、(ピザなし交流)」に傷をつける様なことを平気でやる。
人としても、他人にどのような迷惑をかけようと全く責任謝罪など感じない無責任な者。
小泉は国会議員の説明責任を議員の判断としている。案件、行動、政治活動を判断するのが選挙じゃないかと書いているが、この意見は正しいのかもしれない。しかし丸山にこの意見は適はしているとは思えない。
何より国後島へ同行していた、ピザ無し交流訪問団に真摯に謝罪はしていない。衆議院運営委員会の理事会が事情聴取を求めれば、自分は病気だとして欠席する。人として、何より国会議員としての説明責任を全く無視している。
国会での事情聴取には応じないが、ツイートでは反論を書いている。
「言論の自由危ぶまれる」 維新除名の丸山氏がツイート「国会で自身への辞職勧告決議案提出の動きがあることについて「野党側の感情論で議案が出され、普段は冷静な与党まで含めて審議へ進むなら、まさにこのままではこの国の言論の自由が危ぶまれる話でもある」とつづった。
丸山氏は「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」と主張。」
何が言論の自由が危ぶまれるだ。単なる言い訳じゃないか。国後島での全く責任感のない暴言などが、地元の人にどれだけの迷惑を掛けているのか、あいつには全く意識がないんだな。
丸山議員発言、地元も怒り「1人の勝手な言動で…」
「訪問団の一人、北見市の元島民2世(志発島)北村浩一さん(59)は、国後島で丸山議員の言動に「有志」という形で抗議した。酔って宿舎内の部屋に入り込み、大声で議論をふっかける丸山議員を、事務局は繰り返し制止しようとしたという。「戦争」発言は帰港後、報道で知ったが、「ロシアとの折衝にマイナスになるのであれば、本人はしっかり責任をとってほしい」。
北方領土問題にくわしい北大スラブ・ユーラシア研究センターの岩下明裕教授は、「日本とロシアが交渉で紛争を解決しようとしているのに、戦争で島を取り戻すというのは、国際法と現実政治の理解の点で議員の資格を根本的に欠く。(丸山発言で)ロシア側がビザなし交流の見直しを求める恐れがある」と話している。」(朝日新聞2019/05/14)地元の人は、丸山に激しく怒っているし、ピザ無し交流にも悪影響があるとされている。
地元の人々に大きな迷惑を掛けているし、国会議員としての責任を全く果たそうとはしていない。
このような者をどうして庇わなければならないんだ。
次の衆議院選挙は2年後。それまで無責任な丸山を国会に置いておくなんて馬カ馬カしい。国会議員の平均年収は2、200万。月収98万から98.5万らしい。あいつに、次の選挙までこれだけの税金を出さなきゃいけないのか。納得できない。