昨日は参議院で閉会中審査が行われていたが、参議院サイトの中継録画は青山繁治だけ見たが、気づいてみれば衆議院と同じく産経新聞電子版がしっかり記事にしてくれてたみたいなので、民進の2人は見なかった。
一番に思ったのが、どうして蓮舫がこの審査の質疑に加わっているのか。非常に不快に思えてならなかった。メディアや野党は、加計問題は安部が昔からの友人である加計学園の理事長である加計孝太郎から獣医学部を作りたい、助けてくれと願いいったんだろう。それを受け入れ、安部は総理の権力を持って強引に岡山理科大学獣医学部を今治市に新設できる様にしたんじゃないかと、追求している。
文科省からも内閣府から送られたとされるメールやメモなどが多く見つかり、「加計ありき」なんて言葉まで作られる様になっている。ただ内閣府から送られてると予想されてるだけで、決定的な証など何も見つかってなどいない。
にも拘らず、メディアや野党は文科省に加計学園獣医学部新設を要求する行為を行っているとして、安部は腹心の友である加計孝太郎の為に動いているんだなとイメージさせていた。
本当に信頼しあった友人であれば、互いに相手に迷惑をかけるような事をしようとは思わない筈だ。接し合う時には、仕事の事など関係なく互いのプライベートな部分を中心に互いの生活の事なども語り合い、時には励ましあい、楽しむんじゃないかと思うんだがな。こんな中で相手の力を利用して自分の利益を得ようとする様な願いいれなどしようとした時には、相手への心からの信頼感は崩れ間違いなく友人関係などは薄くなっていくだろうし、消えてしまうんじゃないのか。
安部は加計孝太郎は学生時代からの信頼できる友人だと語っていたと思うんだが、だからこそ2人は現在でも活発に接触し、信頼しあってるからこそ互いに思いっきり楽しんでいるんだろう。
衆議院閉会中審査で民進の大串議員が馬鹿みたいに安部と加計孝太郎の同行のプライベート情報をあからさまにして、この中で加計孝太郎から安部に獣医学部に関し願い入れは無かったのかみたいな質疑を行っていたが、あいつには本当の友人はいるのかなとも思えてしまうよ。友人関係が長く有効に続いていると言う事は、強い信頼感と共にプライベート外など一切意識せず行動している証になるんじゃないのか。
野党やメディアが活発に加計問題を騒ぎ立てているが、一番疑問に思っていたのが今治市に岡山理科大学獣医学部が設置される事にどの様な違法行為があると言うのだろうか。ただ、安部や政府の責任問題を責めるばかりで違法行為に関しては何も言う事が無い。本当に獣医学部設置に問題があると言うのであれば、何らかの違法行為があっても可笑しくは無い筈。これに関して、メディアも野党も一切追求を行ってなどいない。違法行為など全く見つかってなどいないという事なんだろうな。
そして質疑に立っていた蓮舫だが、あいつが集中して行っていた事は加計学園の申請を知ったのはいつなのかだった。自分は知らなかったが、安部は加計学園が事業者として応募したのは今年の1月10日だと発言している。だが、国家諮問会議が開かれたのは10日後の1月20日であり、諮問会議の議長として加計学園の申請を知ったのは20日だと言い切っている。
その為に、福島瑞穂が質問書出してたじゃないかとか、平山佐知子が決算委員会の質疑で「安倍政権になってから、国家戦略特区にその申請を今治市とともに出された段階で承知した」言ったじゃないかと攻め立てていたが、福島瑞穂の質問書見れば、答弁書は麻生が出してるみたいだが、申請をいつ知ったかを攻める要素は無いと思えるが。平山佐知子の質疑「加計孝太郎理事長がずっと獣医学部を新設したいという思いがあったことは当然ながらご存知でしたね」は前日までにちゃんと伝えていたのだろうか。
蓮舫はちゃんと伝えていただろうと言っていたと思うが、安部は急な質疑だったと言ってる。故に、混同した答弁になってしまっていたと。果たしてどっちが正しいのだろうか。
何より国会閉会中審査を強く要求していたのは野党だ。目的は加計問題を解明すべきだと。安部が出席した衆議院、参議院の審査では加計問題を解決する為の行動など一切見えなかった。本当に違法行為などがあり、問題があると言うならその証拠をしっかり出しそれに関する説明をしっかり追及しなければならない。そういった事など一切せず、ただ単純に安部を攻めるだけ。問題解決というよりも、安部のイメージダウンに税金を無駄遣いしやがったとしか思えない。
また昨日、嘉悦大学教授の高橋洋一が愛媛「正論」懇話会の第50回講演会で「加計(かけ)学園騒動から見る政治経済情勢」を行い、「高橋氏は、加計学園問題について「文部科学省は獣医学部の申請を受け付けないという省内の規則を作ってきた。申請を門前払いにするのは違法で、問題の本質はここにある」と指摘。反安倍晋三政権の勢力が「ないことをでっち上げて倒閣に利用する動きになっている」とも語った。」らしい。
高橋教授の言う通り、加計問題の本質は文科省が守ってきた岩盤規制にあるんだろうし、それを崩した事に目を向けず、加計理事長と安部が昔からの腹心の友である事を理由として倒閣に利用しようとしている、野党やメディアにこそ大きな問題がおるんじゃないかと思えるが。
青山繁治が参考人の加戸守行前愛媛県知事に、10日の閉会中審査で参考人が話したことが殆ど報道されなかった。メディア、社会の様子をどの様に考えるかと問う。加戸参考人は「私も霞が関で三十数年生活して、私の知る限りいままで、メディア批判をして勝った官僚、政治家は誰一人いないだろうと思っていますし、ここで何を申してもせんないことかなと思っていますが、7月10日の証人喚問ののち、私はその晩、イタリア旅行にでかけまして、日本のことを知りませんでした。帰ってきたら、『日本では報道しない自由というのが騒がれていますよ』と。『なんですか』と聞いたら、なんか一覧表を見せられまして。加戸参考人の発言を紹介したマル、サンカク、バツで、新聞メディア、テレビなどの勤務評定がありました、ああそうなのかな、と。私は役人時代から慣れっこでございますから、当然そうだろうな、と思いながら。ただ、報道しない自由があるということに関しても有力な手段、印象操作も有力な手段で、そのことは、マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかないことです」と答弁している。
電子版を見れば、小野寺議員や青山議員の質疑を報じているのは産経新聞だけだ。
蓮舫だが、あいつは何故質疑を行っていたんだよ。そんな資格など無いと思えてならないんだが。18日に自分の戸籍謄本に関する会見をやっていた。この時に、蓮舫は台湾籍を喪失したのは昨年の9月13日。日本国籍を宣言したのは10月7日だと発言していた。と言う事は、それまで二重国籍だった事になる。
国籍法14条に「外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有することとなつた時が二十歳に達する以前であるときは二十二歳に達するまでに、その時が二十歳に達した後であるときはその時から二年以内に、いずれかの国籍を選択しなければならない。」とある。日本で二重国籍は許されていない事は明らか。
日本国籍を選択する場合には、14条2「日本の国籍の選択は、外国の国籍を離脱することによるほかは、戸籍法 の定めるところにより、日本の国籍を選択し、かつ、外国の国籍を放棄する旨の宣言(以下「選択の宣言」という。)をすることによつてする。」とされている。
戸籍法が定めるは、戸籍法第十四節「国籍の得喪」102条、102条の2では無いだろうか。
蓮舫が国会議員となったのは2004年。36歳の時だ。鳩山が批判発言している様だが、この時に自分が二重国籍である事をハッキリと認識していた事は間違いない。初当選した時から国籍法にも完全に反していたし、公職選挙法にも反している。昨年10月まで違法行為を行っていた事は間違いないし、過去から何度も二重国籍が指摘されていた筈であり、自分が違法行為を行いながら国会議員の座にいる事も分っていた筈。
何ら違法行為を見つける事も出来ずに、加計学園問題の疑惑解明の為にさらに政権追及の姿勢を見せてる様だが、逆に20年以上も平然と違法行為を行っていた自分は何も責任を取る必要はないのか。
18日の会見で、昨年の秋まで二重国籍だったとハッキリと発言している。この時点で、議員辞職を発言すべきじゃなかったのか。だが、そんな姿勢など一切見せないし、何故だか殆どのマスコミも蓮舫の二重国籍を追求する報道がない。
これまでの違法行為を全く無視して国会質疑に立つ蓮舫、それをいい様に報じるマスコミ。これらにも、呆れまくったよ。