蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

読めたっ!

2012-09-06 | スポーツ
今朝の読売の社説、「WBC出場 選手会の決定を歓迎したい」だと。そうか、そういうことか。やっぱりナベツネ爺さんの息が掛かっていたか。

何が「ファンも選手も喜ぶ結果となったのは、朗報と言える」だ。一番喜んでるのは、日本ラウンド主催のテメーらだろが。

スポンサー料の半分強は日本企業から。しかしNPBへの配分は13%だけ。この不公平は全然解消されてないんだよ。しかも、収益の66%をかっ攫う運営会社は、アメリカのただの民間企業だよ。野球の世界的普及に使う、とか見え透いた口実でさ。

プレス発表の最後で選手会長の新井が、不公平解消にNPBが何もしないから選手会がやらざるをえなかった、と声を振り絞ったのは、精一杯の抵抗だったんだろうね。かわいそうに。

そりゃNPBは何もやりません。ナベツネがこわいから。

野球てのは、岩のように固い小さなボールが銃弾のスピードで飛んでくる競技だよ。怪我をする確率がサッカーや相撲よりはるかに高い。それも靱帯損傷とかアキレス腱断裂とか、選手生命に関わる大怪我を。

だからメジャーの各チームは、主力選手をWBCに出さない。日本の選手だって、本音を言えば出場したくない。本分は、あくまでペナントなんだから。前回、中日の選手を出場させなかった落合は、さすがだった。フロントじゃなく選手の立場に立っていた。

ナベツネってのはかつて、選手会長だったヤクルト古田が面談を求めたら「たかが野球選手が、無礼なことを言うな」と言い放ったジジイだよ。選手を使い捨てのオモチャぐらいにしか思ってないんだろうね。

自分の会社とアメリカの1企業を儲けさせるために、平成の妖怪がまた多くの若い日本人を踏みつけた。WBC参加決定とは要するに、そういうことだ。

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