ドライブインもない荒野の中を疾走するドライブのなか、高級セレブの奥様にエネマをするという責め。
これは効きますね。
櫟弘一郎の日記のつづき。
『・・・浣腸。
それ自体は、排便の目的で、肛門に薬液を注入する行為である。だから浣腸の薬液には、 直腸を蠕動させ、尚かつ滑りをよくする薬品が加味されてある。
だが、この浣腸という行為を、便秘でもない健康な女性に用いて、トイレに行かせず、その我慢に我慢を重ねる苦悶の表情を、眺めて愉しむ・・・・・・というアイデアは、一体誰が考えだ したのであろうか。
女性にとって、トイレに入っている行為自体を、異性から眺められるということは、精神的な苦痛である筈である。
ましてや、人前で水のような便を漏らすということは、屈辱的な拷問であった。 女性は、漏らすまいと、必死になる。
歯を喰い縛る。 俺も、冴子女王の拷問を受けて、稽古したからよく知っているのだが、はじめ注入されたときは、なにか一筋の冷たいものが体内を走った感じである。 次にしばらくすると、下腹を刺すような激痛が襲って来る。
物凄い痛みだ。 トイレに立ちたくて、たまらなくなるような激痛。
ついで、それは疼痛にかわる。
この第一弾の苦悶が過ぎると、 しばらくは落ち着く。
だが、薬液は活動をつづけている。
やがて、お腹の中が、ぐるぐるッ、ぐるぐるっと鳴りだす。
鳴るたびに、鈍痛が走る。
次第にその痛みは、頻繁になる。 大腸を桶の中で、ごしごし洗われているような、居ても立っても居られないような、そんな苦しみ・・・。
このころになると、声も立てられなくなる。声をあげると、肛門が開きそうな感じなのだ。
しまいには、息も吐くことすら、躊躇われて来る。 腹の中は、パンパンにはちきれんばかりで、ぐるぐるっ、ぐるぐるっと大きな悲鳴をあげて腸は蠕動しつづける。
腋の下に、冷や汗が滴り落ちる。
膏汗が、じっとりと浮く。
あとは、気力との戦いだった。
―いま、
ミッシェルは車の中で、その苦痛と戦っている。
ベッドに寝転がっていても、あれだけの苦しみに悶えねばならないのに、まして激しく揺れ動く山道の自動車の中である。
ちょっとした衝撃が、耐えに耐え抜いている彼女の、アナルを弛めさせるかも知れないのだ。
「ああッ!」
夫人は、白い咽喉を震わせた。
額には、膏汗が噴き出ている。
彼女は、息も絶え絶えであった。吐く息すら、我慢している。
〈そろそろ、往生するころだな〉
俺は、ゆっくり車を停めた。 ミッシェルは、目だけで、
<有難う!>
と云い、無言である。
口すら、利けない状態なのだ。
「車から、出れるかい?」 俺は云った。
徴かに、ミッシェルはこっくりした。
彼女は歯を喰い縛り、唇を震わせ、車の把手を手にかける。
そろり、そろりと把手をあげ、ドアを半開きにする。
紫色の恰好のよいパンプスが、地面に触れたか、触れないかの一瞬、突然、ミッシェルは赤児のように泣きだした。
それこそ、火のついた赤ん坊のような、凄まじい泣き方である。
辛抱しきれなかったのだ。
俺は素早く、ビニールを座席に敷き、ミッシェルの洋服の裾を、まくり上げてやる。
飴色をした生ゴムのパンティの中で、ある物音がつづいている。
ミッシェルは、身悶えた。
俺に倒れ込んで、
「ひどい! ひどいわ!」
と俺の胸を拳固で打った。
ベンツの中に、微かな異臭が漂う。
「じっとしていろ!」
俺は云った。
「じっとしていたら、決して外には漏れはしない・・・・・・」
ミッシェルは泣き叫びつづけた。
一通り排泄が終った感じなので、俺はまた車を走らせようとした。
ミッシェルは、
「停めて!」
と、必死になって叫んだ。
「あたし、このままでは、死んじゃうわ!」
「なあに、死にはしないさ。小川のあるところまで行こう」
俺は、車を走らせた。
ミッシェルは、
「ひどい、ひどい、ひどい・・・・・・」
と泣きじゃくっている。
俺の前で失敗したことが、よほど恥しいらしい。俺はニヤニヤして、
「ストッキングをぬいで、サンダルにはきかえるんだ。人目につかぬ小川があったら、車を停めてやる。飛び込んで、よく洗うんだな」 と云った。
出所 『男を飼う 鞭と奴隷の章』(梶山季之著)
これは効きますね。
櫟弘一郎の日記のつづき。
『・・・浣腸。
それ自体は、排便の目的で、肛門に薬液を注入する行為である。だから浣腸の薬液には、 直腸を蠕動させ、尚かつ滑りをよくする薬品が加味されてある。
だが、この浣腸という行為を、便秘でもない健康な女性に用いて、トイレに行かせず、その我慢に我慢を重ねる苦悶の表情を、眺めて愉しむ・・・・・・というアイデアは、一体誰が考えだ したのであろうか。
女性にとって、トイレに入っている行為自体を、異性から眺められるということは、精神的な苦痛である筈である。
ましてや、人前で水のような便を漏らすということは、屈辱的な拷問であった。 女性は、漏らすまいと、必死になる。
歯を喰い縛る。 俺も、冴子女王の拷問を受けて、稽古したからよく知っているのだが、はじめ注入されたときは、なにか一筋の冷たいものが体内を走った感じである。 次にしばらくすると、下腹を刺すような激痛が襲って来る。
物凄い痛みだ。 トイレに立ちたくて、たまらなくなるような激痛。
ついで、それは疼痛にかわる。
この第一弾の苦悶が過ぎると、 しばらくは落ち着く。
だが、薬液は活動をつづけている。
やがて、お腹の中が、ぐるぐるッ、ぐるぐるっと鳴りだす。
鳴るたびに、鈍痛が走る。
次第にその痛みは、頻繁になる。 大腸を桶の中で、ごしごし洗われているような、居ても立っても居られないような、そんな苦しみ・・・。
このころになると、声も立てられなくなる。声をあげると、肛門が開きそうな感じなのだ。
しまいには、息も吐くことすら、躊躇われて来る。 腹の中は、パンパンにはちきれんばかりで、ぐるぐるっ、ぐるぐるっと大きな悲鳴をあげて腸は蠕動しつづける。
腋の下に、冷や汗が滴り落ちる。
膏汗が、じっとりと浮く。
あとは、気力との戦いだった。
―いま、
ミッシェルは車の中で、その苦痛と戦っている。
ベッドに寝転がっていても、あれだけの苦しみに悶えねばならないのに、まして激しく揺れ動く山道の自動車の中である。
ちょっとした衝撃が、耐えに耐え抜いている彼女の、アナルを弛めさせるかも知れないのだ。
「ああッ!」
夫人は、白い咽喉を震わせた。
額には、膏汗が噴き出ている。
彼女は、息も絶え絶えであった。吐く息すら、我慢している。
〈そろそろ、往生するころだな〉
俺は、ゆっくり車を停めた。 ミッシェルは、目だけで、
<有難う!>
と云い、無言である。
口すら、利けない状態なのだ。
「車から、出れるかい?」 俺は云った。
徴かに、ミッシェルはこっくりした。
彼女は歯を喰い縛り、唇を震わせ、車の把手を手にかける。
そろり、そろりと把手をあげ、ドアを半開きにする。
紫色の恰好のよいパンプスが、地面に触れたか、触れないかの一瞬、突然、ミッシェルは赤児のように泣きだした。
それこそ、火のついた赤ん坊のような、凄まじい泣き方である。
辛抱しきれなかったのだ。
俺は素早く、ビニールを座席に敷き、ミッシェルの洋服の裾を、まくり上げてやる。
飴色をした生ゴムのパンティの中で、ある物音がつづいている。
ミッシェルは、身悶えた。
俺に倒れ込んで、
「ひどい! ひどいわ!」
と俺の胸を拳固で打った。
ベンツの中に、微かな異臭が漂う。
「じっとしていろ!」
俺は云った。
「じっとしていたら、決して外には漏れはしない・・・・・・」
ミッシェルは泣き叫びつづけた。
一通り排泄が終った感じなので、俺はまた車を走らせようとした。
ミッシェルは、
「停めて!」
と、必死になって叫んだ。
「あたし、このままでは、死んじゃうわ!」
「なあに、死にはしないさ。小川のあるところまで行こう」
俺は、車を走らせた。
ミッシェルは、
「ひどい、ひどい、ひどい・・・・・・」
と泣きじゃくっている。
俺の前で失敗したことが、よほど恥しいらしい。俺はニヤニヤして、
「ストッキングをぬいで、サンダルにはきかえるんだ。人目につかぬ小川があったら、車を停めてやる。飛び込んで、よく洗うんだな」 と云った。
出所 『男を飼う 鞭と奴隷の章』(梶山季之著)
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