(2009.5.10 “はやま湖”展望台)
5月10日、またまたの“はやま湖”に出かけました。新緑の山々に囲まれ鏡のように静かなその湖に、すっかり魅せられてしまったのかもしれません。
でも、きょうは自転車なのですよ。午前3時半から外に出たりして出発するタイミングを計っているんです。ライトがあるのですからすぐ出発してもいいのですが、夜は怖いです。県道73号は阿武隈川の岸をはしっていますから、オバケが出ないにしても気持ちが悪いのです。
結局、午前4時20分に家を出ました。寝静まった日曜日の本宮市を通過します。
午前4時28分、昭代橋から明けゆく東の空をパチリ。
きょうのコースは、とりあえず第3のコースを走って稚児舞台(島山)まで行きます。午前4時47分、コース途中で写真を一枚。日の出が近いようです。
午前4時59分、安達ヶ原を過ぎ、東北新幹線の高架橋をくぐって島山へ急ぎます。足の調子は悪くないようですが、少々不安材料があります。
午前5時13分、島山(稚児舞台)に到着。ここまで来る途中で右目に河原の小さな虫が入ったようなのです。シクシク痛んだのですがここまで我慢してきました。ここには綺麗なトイレがあって、鏡もあるんです。ポケットのハンカチで小さな角を作って、下の瞼をひんむきました。居やがった小さな黒いヤツ。ハンカチの角ですくい取りました。
午前5時44分、二本松市針道に到着。そうそう、それでその不安材料のことなのですが、今日のコースは往きも帰りも坂ばかりなのです。自称“川の流れのように派”のわたしとしては、本来絶対に避けなければならない場所なのです。
午前5時52分、国道349号線の口太山トンネルに到着。ここまで来るのにも坂嫌いのわたしにとっては、だいぶえらい坂がありました。二本松市太田から針道まで、そして針道からこのトンネルまでのだらだら坂でさえ・・・。でもここから川俣町まではずっとずっと延々と下りなんです。
気持ちよくひたすら下って、午前6時3分あっというまに川俣町に入りました。ただね、これはとりもなおさず“帰りは延々と上りが待っている”ということなのです。
道ばたにあった『コスキンのまち川俣』。
午前6時43分、川俣町からずっと上りの県道12号線を走って飯舘村に入りました。でもね、ここまでの上り坂で1.5回死にました。わたしには一気に登り切るなんていう芸当は間違っても無理でした。一度止まって休んでしまえば、もうこっちのものです。次からは何の葛藤もなくなります。結局この僅か6.5キロの道のりに40分かかった計算になります。
今度はひたすら飯舘村を走ります。飯舘村に入ったとたん、ずっと下りなのです。苦労して登ってきたご褒美のようなものです。
午前6時56分『みちの駅“まごころ”』通過。ソフトクリームを食べたいけど、やっているはずがありません。帰りにはぜひ食べようと思います。
午前7時15分、追い風に助けられて真野ダムへの道に到着。ここまで来る間にボートを屋根に積んだ車や、サーフボードを積んだ車が何台も何台も追い越して行きました。ボートは“はやま湖”、サーフボードは原町の“北泉海浜総合公園”だと思います。
石ポロ坂トンネルとは面白いネーミングです。その昔、このトンネルのある新道が完成する前は、坂道の両側の山肌からは石ころがポロポロ、コロコロ落ちてくるような峠道だったのかもしれませんね。
(TL-AU200は健気に自動点灯しておりました)
わたしは『真野ダム』と書かれた案内板のところからは曲がらないのです。少し先の『石ポロ坂トンネル』を通り抜けてから、戻るようにして『快適だ道』に入るのです。どうしてかって?そのほうが上り坂が少ないのです。(ハハハ、この期に及んでまだこれなんです)
さていよいよ滅法下りの約4キロ。文字通り『快適だ道』を下ります。漕がずに軽快に走って・・・しかし一方で不安がよぎります。ここを帰るのですから。
午前7時59分、『快適だ道』からさらに下がって“はやま湖”が見えてきました。きょうは“はやま湖”の西側、大倉キャンプ場を通って行くことにしました。
ボートを積んだ車はみんなここに来ていたんですね。
キャンプ場のところの道は、散り落ちた八重桜でピンクに染まっていました。
やっぱり気持ちがいいです。なんだかここまでの疲れも一辺で吹っ飛んじゃいそうでした。
“はやま湖”の西側の道路はこんな感じです。♪緑の中を走り抜けてく・・・
のんびりと周回コースを走って、午前8時32分“はやま湖”を見渡せる展望台に到着しました。
ここまで来たら、終始雲の中だったお日様がようやく顔を出してくれました。一段と輝きをました緑が綺麗でした。ここで、来る途中川俣町のセブンイレブンで買ったおにぎりで朝食にしました。そしてひょっとしたら起き出しているかも知れない“ワイフ君”に電話を入れました。
「おれ、こないだの“はやま湖”に来てっから・・・」
姿が見えなかったから何処かに出かけたんだとは思っていたそうです。
「すぐ帰えっから・・・」
とは言ったものの、これからのアップダウンを思えば、そんな訳にはいかないのです。
午前9時30分、ダムを通って帰途につきました。
これは帰りの『快適だ道』です。でもこの道は心配した程ではなく、午前10時21分に登り切ることができました。ひどかったのは“はやま湖”から『快適だ道』に来るまでの上り坂でした。この坂でわたしは1.5回死にました。
そしてこれは、午前11時48分、帰りの『口太山トンネル』ですが、川俣町からここまでの登りで、とうとう1回死にました。“007は二度死ぬ”っていう映画がありましたが、「1.5+1.5+1=4」で、わたしは敢えなく4回も死んでしまいました。
帰りの阿武隈川沿いには沢山の藤が咲いていました。とても綺麗でなかなか前に進めません。(というのは真っ赤なウソで、足に来ているのです・・・。)
午後1時、川は大きくカーブして、本宮市が見えたときには兎に角ホッとしました。
ここまで来れば、我が家は目と鼻の先なのですが、ご褒美にミニストップのソフトクリームをご馳走してあげました。ミニストップのソフトクリームってなぜ旨いんでしょうね。
『なんでも鑑定団』には間に合いませんでしたが、何だか充実した気分です。本日の走行距離136.68 走行時間6:06 平均速度22.3 最高速度60.9 (参考:本日のルート)
5月10日、またまたの“はやま湖”に出かけました。新緑の山々に囲まれ鏡のように静かなその湖に、すっかり魅せられてしまったのかもしれません。
でも、きょうは自転車なのですよ。午前3時半から外に出たりして出発するタイミングを計っているんです。ライトがあるのですからすぐ出発してもいいのですが、夜は怖いです。県道73号は阿武隈川の岸をはしっていますから、オバケが出ないにしても気持ちが悪いのです。
結局、午前4時20分に家を出ました。寝静まった日曜日の本宮市を通過します。
午前4時28分、昭代橋から明けゆく東の空をパチリ。
きょうのコースは、とりあえず第3のコースを走って稚児舞台(島山)まで行きます。午前4時47分、コース途中で写真を一枚。日の出が近いようです。
午前4時59分、安達ヶ原を過ぎ、東北新幹線の高架橋をくぐって島山へ急ぎます。足の調子は悪くないようですが、少々不安材料があります。
午前5時13分、島山(稚児舞台)に到着。ここまで来る途中で右目に河原の小さな虫が入ったようなのです。シクシク痛んだのですがここまで我慢してきました。ここには綺麗なトイレがあって、鏡もあるんです。ポケットのハンカチで小さな角を作って、下の瞼をひんむきました。居やがった小さな黒いヤツ。ハンカチの角ですくい取りました。
午前5時44分、二本松市針道に到着。そうそう、それでその不安材料のことなのですが、今日のコースは往きも帰りも坂ばかりなのです。自称“川の流れのように派”のわたしとしては、本来絶対に避けなければならない場所なのです。
午前5時52分、国道349号線の口太山トンネルに到着。ここまで来るのにも坂嫌いのわたしにとっては、だいぶえらい坂がありました。二本松市太田から針道まで、そして針道からこのトンネルまでのだらだら坂でさえ・・・。でもここから川俣町まではずっとずっと延々と下りなんです。
気持ちよくひたすら下って、午前6時3分あっというまに川俣町に入りました。ただね、これはとりもなおさず“帰りは延々と上りが待っている”ということなのです。
道ばたにあった『コスキンのまち川俣』。
午前6時43分、川俣町からずっと上りの県道12号線を走って飯舘村に入りました。でもね、ここまでの上り坂で1.5回死にました。わたしには一気に登り切るなんていう芸当は間違っても無理でした。一度止まって休んでしまえば、もうこっちのものです。次からは何の葛藤もなくなります。結局この僅か6.5キロの道のりに40分かかった計算になります。
今度はひたすら飯舘村を走ります。飯舘村に入ったとたん、ずっと下りなのです。苦労して登ってきたご褒美のようなものです。
午前6時56分『みちの駅“まごころ”』通過。ソフトクリームを食べたいけど、やっているはずがありません。帰りにはぜひ食べようと思います。
午前7時15分、追い風に助けられて真野ダムへの道に到着。ここまで来る間にボートを屋根に積んだ車や、サーフボードを積んだ車が何台も何台も追い越して行きました。ボートは“はやま湖”、サーフボードは原町の“北泉海浜総合公園”だと思います。
石ポロ坂トンネルとは面白いネーミングです。その昔、このトンネルのある新道が完成する前は、坂道の両側の山肌からは石ころがポロポロ、コロコロ落ちてくるような峠道だったのかもしれませんね。
(TL-AU200は健気に自動点灯しておりました)
わたしは『真野ダム』と書かれた案内板のところからは曲がらないのです。少し先の『石ポロ坂トンネル』を通り抜けてから、戻るようにして『快適だ道』に入るのです。どうしてかって?そのほうが上り坂が少ないのです。(ハハハ、この期に及んでまだこれなんです)
さていよいよ滅法下りの約4キロ。文字通り『快適だ道』を下ります。漕がずに軽快に走って・・・しかし一方で不安がよぎります。ここを帰るのですから。
午前7時59分、『快適だ道』からさらに下がって“はやま湖”が見えてきました。きょうは“はやま湖”の西側、大倉キャンプ場を通って行くことにしました。
ボートを積んだ車はみんなここに来ていたんですね。
キャンプ場のところの道は、散り落ちた八重桜でピンクに染まっていました。
やっぱり気持ちがいいです。なんだかここまでの疲れも一辺で吹っ飛んじゃいそうでした。
“はやま湖”の西側の道路はこんな感じです。♪緑の中を走り抜けてく・・・
のんびりと周回コースを走って、午前8時32分“はやま湖”を見渡せる展望台に到着しました。
ここまで来たら、終始雲の中だったお日様がようやく顔を出してくれました。一段と輝きをました緑が綺麗でした。ここで、来る途中川俣町のセブンイレブンで買ったおにぎりで朝食にしました。そしてひょっとしたら起き出しているかも知れない“ワイフ君”に電話を入れました。
「おれ、こないだの“はやま湖”に来てっから・・・」
姿が見えなかったから何処かに出かけたんだとは思っていたそうです。
「すぐ帰えっから・・・」
とは言ったものの、これからのアップダウンを思えば、そんな訳にはいかないのです。
午前9時30分、ダムを通って帰途につきました。
これは帰りの『快適だ道』です。でもこの道は心配した程ではなく、午前10時21分に登り切ることができました。ひどかったのは“はやま湖”から『快適だ道』に来るまでの上り坂でした。この坂でわたしは1.5回死にました。
そしてこれは、午前11時48分、帰りの『口太山トンネル』ですが、川俣町からここまでの登りで、とうとう1回死にました。“007は二度死ぬ”っていう映画がありましたが、「1.5+1.5+1=4」で、わたしは敢えなく4回も死んでしまいました。
帰りの阿武隈川沿いには沢山の藤が咲いていました。とても綺麗でなかなか前に進めません。(というのは真っ赤なウソで、足に来ているのです・・・。)
午後1時、川は大きくカーブして、本宮市が見えたときには兎に角ホッとしました。
ここまで来れば、我が家は目と鼻の先なのですが、ご褒美にミニストップのソフトクリームをご馳走してあげました。ミニストップのソフトクリームってなぜ旨いんでしょうね。
『なんでも鑑定団』には間に合いませんでしたが、何だか充実した気分です。本日の走行距離136.68 走行時間6:06 平均速度22.3 最高速度60.9 (参考:本日のルート)
・「登りが不得手」などという言葉は信じません! 宇200kブルベでkojiさんの「真の実力」を見てしまいましたから・・・。
いえ、“へばなさん”のコメントがなぜか気になっていたのは確かなんです。それで、行ってみようかなと思ったんです。でも坂ばっかりですから、休み休み行くうちに日が暮れたりしたらイヤなので、出来るだけ早く出発しておこうと思ったんです。でもホントわたしにはキツかったです。足つりそうでした。
私も、早朝練習しましたが、午前3時とは、早過ぎですよ~
自転車で、はやま湖行ってみたいですね~
私も、今日は、山の入ダムに行きました。
ENDLESS HIDE
まさか自走とは。
アングリと口が開いたまんまです。
道路の傾斜、距離を知ってる者として
正にアンビリーバボーです。
川俣~飯舘の峠越えは想像しただけで
具合が悪くなりそうです。
とはいえ走ってるロードがいない訳では
ないので・・・・。
とりあえず、遠慮しておきます。
3時過ぎの起床とは早いですね。床に就くのも早いのでしょうね。
さて、ここが相当気に入ったようですね。写真好きのkojiさんが惚れ込むのですからさぞかしきれいなのでしょう。今度行ってみます、自動車でね^^;
地図を見て思ったのですが、そのまま海まで出て岩沼かいわきまで走って、何か食べて帰りは電車で輪行なんていうのも良さそうですね。
このルートなら福島市からでも行けそうですね。そのうちチャレンジしてみます。
旅してたおいらは10日間の浦島太郎状態。日常復帰には少しリハビリが必要です。