ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

救急車に乗りました・・・(1)

2014年05月26日 21時55分02秒 | 私の病気・・・
その日の私は、夜勤明けの朝でした。
そろそろ利用者さんたちも目を覚まし始める時間。朝ごはんの用意をしようと、キッチンに向かった私。
その時、ドクン!と来た!
あ、ヤバイ!と思った時には、既に私の心音が一気に騒ぎ出した。
今までにも数回このブログにも書いているけれど、
そう、私の発作、頻脈が始まってしまった・・・

よりにも寄って、これから忙しくなる時間に・・・
脈拍を測ったら、236・・・
苦しい胸元を抑え、溜息を付きながらも、私は所長に電話しました。

実は、仕事を辞めたいと言う話をした時に、所長に言ったんです。
 発作が起きた時に心電図を取らないと病名が分からないこと。でも実際、仕事していたらその時に病院に行けない事。
 だから、今度発作が起きた時には、救急車を呼んででも病名をハッキリさせたい。
 一番怖いのは、もし夜勤の時に発作が起きたら、その事に気づいてくれる人がいない事。
 私が意識を失って倒れていても、誰も気がついて貰えないかもしれない事。だから仕事を辞めたい。」と、
その時所長は言いました。
「夜勤時でもいつでもいいから、自分に連絡してくれればスグに代わりに出る。」と。

で、その約束通り、所長を朝の5時から呼び出しましたよ~。
それでも所長が来るまで30分くらいかかりました。
その間私は、夜勤の仕事が全く初めての所長が少しでも困らないようにと、
バクバクする心臓を抑えつつ。朝ごはんの用意をキッチンでしていました。

所長が来て、朝の仕事を出来るだけ説明して、それから救急車を呼びました。
救急車が来て、救急隊員さんが「患者さんは?」と聞かれ、「はい、私です!」と手を挙げた私を見て、
「え?あなたですか?」と驚いた顔をしていたのは、ちょっと笑えました。
老人施設なので、今までにも何回かウチの職場に救急車を呼ぶ事があったのですが、
まあ当然その都度運ばれるのは高齢の方でしたので、まさか職員の方だとは思っていなかったのかも?
しかも、見た目は怪我もなさそうだったし・・・

この救急車を呼ぶ。と言うのは、以前会社の健康診断に来たお医者さんに相談した時に言われたんです。
医「とにかく、その頻脈が命に関わるモノなのか放置しておいて良いモノなのかを知らなければいけない。」
私「でも、いつ起こるか分からないし、そんなタイミング良く病院に行ける時に発作が起きてくれません。」
医「その時は救急車を読んででも病名を知るべきだ。」
私「え!でもそんな理由で救急車を呼んでも良いんですか?」
医「私は良いと思う。」

と言うわけで、今回救急車をお願いすることになったのです。
発作が起きてから既に40分以上経っていたので、私の頻脈も流石に200はもうきっていて、この頃には180くらいにはなっていましたが、
まだ完全に収まってはいませんでした。
今までの経験からタイムリミットは90分。その間に心電図を撮ってもらわないと病名が分からない。
救急車に乗せられて、某総合病院へー

救急車の中でも、息苦しいまでも意識はハッキリしているし動くことも出来る私。
心電図をとってもらいながら、事情を説明。
救急病棟に運ばれて、救急医の方たちに、また事情を説明。
その時いた看護師さんに
私「こんな事情で救急車使ってしまってスミマセン・・・
と誤ると、
看「そんな事ないですよ。正解です。
と答えてくれて、
申し訳ないと言う気持ちでいっぱいだった私は、ホッとした事をよーく覚えています。
(看護師さん、ありがとうございました。

病院について暫くすると、私の脈拍は160まで下がったのですが、それでもそこからは全く下がらず。
救急車に乗ってスグに、主人に連絡を入れてもらっていて、主人が来てくれるハズだったのですが、
治療を進めるのに、家族の同意書が必要だったみたいですが、主人がちっとも来ない。連絡もつかない。
約1時間ほど私の様子を見ていたお医者さんが、私の意識がハッキリしている事もあり、
医「ご主人がまだ来ないのですが、薬を投与します。」との事。

それまで点滴を受けていた私に薬を投与。
この点滴、肘の内側からじゃなくて、手首の内側側面(皮の薄い部分)からされてるから、かなり痛かったんだけど、
薬を投与して数秒後に、なんだか頭の中をザワーと何かが流れたような感じがしたと思ったら、
アッという間に脈拍が下がっていったー
一気に80くらいまで下がりました。
気分が楽になった私は、近くにいた看護師さんに、
私「この薬すごーい!」と言ったら
看「楽になりました?」と笑っていた。

その後、ベットの場所を移動され、循環器科にかかるよう言われた頃、やっと主人がやって来た。
どうやら病院には着いていたものの、中で迷子になっていたらしい・・・
まあ大きな病院だから迷うのもわからなくはないけれど、これもし本当に命に関わるような状態だったら、
アナタ間に合わないわよ・・・


長くなったので、続きは次の記事に書きます。