さて、救急車で病院に行って、症状も収まった頃にやっと主人とも会えた私。
救急から循環器科にかかる手配をしてもらって主人と一緒に行きました。
でも外来扱いだから、私の診察まで点滴をつけたまま軽く1時間は待たされた。
もともと、いつも凄く混んでる病院だから、1時間待ちくらいで見てもらえたのは、まだマシなほう・・
そしてやっと私の病名が分かりました。
医 「この心電図を見ると、やはり発作性上室性頻脈症 ですね。」
以前近くの個人病院で見てもらった時に「これかもしれない。」と言われた病名。その時の記事
やっぱり心臓の病気だったか・・・
と、溜息をついた私。薄々感じてはいたが、まだホンのチョッピリ”もしかしたら更年期とかかも・・”と言う期待もあったんだけどな・・・
でもま、この病気で死ぬ事はないそうです。
ただ、発作が起きる度にそれが治まるまで苦しむと言うー
そして発作は、年齢と共に回数が増えていく可能性がある。との事。
医「恐らく間違いないと思いますが、念の為、他に問題はないか検査しましょう。」
との事で、それから、血液検査と、心臓エコーの検査をしました。
検査が終わった時点で、時計は既に11時を指していました。
さて、検査結果が出るまで1時間は掛かると言われた私。
検査結果を見た上で、もう一度医者に診断結果と今後の治療法の話を聞かなくてはならない。
この時点で、私の脈は、もうスッカリ通常に戻っていたし、普通に動けたので、主人には帰ってもらいました。
(主人も仕事がありましたからー)
それから診察に呼ばれるのを、待合室の硬~い椅子にウンザリしながら待つ事3時間・・・
午後2時になって、ようやく私の診察の番が回ってきた。
結果、やはり 発作性上室性頻脈症 との事。
どんな病気かというと、簡単に言えば、心臓には心臓を動かす連絡を入れてる回路があって、
何かをキッカケにその回路が一部でループ状態になり、延々心臓を動かすハメになる。らしいー
そして今後の治療方針としては、3つの方法があると言われた。
①予防法 ー 発作を起こさない薬を毎日一生飲み続ける。
②対処法 ー 発作が起きた時に、発作を収める薬をその都度飲む。
③完治法 ー カテーテルによる ”アブレーション”と言う手術を行う(約1週間ほどの入院が必要)
医師は③を推していた。
まず、私の年齢が40代でまだ若いこととと、
この病院はカテーテルの治療をよくやっているので経験値が高いから9割は大丈夫だ。とー
自信満々に病院の前例が沢山ある話をしてくれた。
でも私は、それを素直に聞くことが出来ない。
だって、この病院、10年前私が脳腫瘍の手術を受けた病院だったから・・・
10年前のあの時も、髄膜腫は比較的多くある病気で手術も沢山していると言っていた。
モチロンその時に、術後のいろいろな可能性も聞かされていたけれどー
確かに、良性の腫瘍だったから命に関わる手術ではなかったけど、
手術後、腫瘍が出来てた場所が難しい所で、更に腫瘍が神経を巻き込んでいた為にその神経を切りました。
と言う説明で、私の頭部左半分の感覚は失われた・・・
命は確かに大丈夫だったけれど、後遺症はしっかり残ったのよ。
術後の、あの苦しんだ日々と、今でも残る心の片隅の痛みは一生消えないー
それに、カテーテルは自信があるような事を言っていたが、
2年前、私の知り合いが、同じ病院でカテーテル治療をしたあと、退院後もずっと具合が悪いと言っていて、
ある日イキナリ倒れて緊急入院になった事を私は知っている。
カテーテル治療の場合、当然手術前に一筆書かされるワケで、彼女は病院に何も文句を言えなかった。
確かに、100%安全にはならないのは分かる。その時によって、失敗もある場合も理解できる。
でも、その体験をした私にとって、その病院の医師に、どれだけ「ほぼ大丈夫。」と言われても、
素直に信用できる訳が無い。
今回の私の治療の ”アブレーション”と言う治療は、
首元から1本、太腿の足の付け根から3本の、計4本のカテーテルを心臓まで入れて、ループする回路を焼き切る。
と言うもの。
問題点があるとしたら、
A・カテーテルによるによって血管や筋肉を傷つけてしまう場合。
B・ループ回路が手術した場所だけでなく、実は他にもあって、術後に発作がまた起きる場合。
C・カテーテルで焼き切る場所を間違えて、必要な回路を焼き切ってしまうと心臓が動かなくなるので、ペースメーカーを付ける事になる場合。
他にも細かいことはあるけれど、大きく分けてこの3つ。
どれも嫌だけれど、一番避けたいのは、やっぱりC番。
それを、簡単に、”なんてことない”と言う軽い雰囲気で話す医者。
重い雰囲気で患者の気持ちを落とさない為ー とも思えるけれど、
どーにも私には、この病院の医師たちは、
”命さえ助かれば、問題ないでしょ。”
と考えているように思えてならない。
確かに、医者の仕事は患者の命を救うこと。
でも、だからって、後遺症が残って良い。というワケではないよ。
命を救った上で、その後の生活に支障がないようにして欲しいーと思うのは、
患者側のワガママか?
現状として、私の発作の頻度が増えてきているのは確かだ。
初めて発作が起きた頃、半年に1回あるかないかだったのに、最近は、
昨年の9月。次が今年の2月。そして今回5月。と、少しずつ発作の起きる間隔が縮んで来ている。
それでもやっぱり、私はもう少し様子を見たい。この病気で命を落とさないのなら尚更。
とりあえず、③のカテーテルによる治療は暫く保留にして、②のお薬を出してもらった。
その後、病院の会計でまた待たされ、薬を貰うのにまた待たされ、やっと病院を出たのは、午後3時過ぎ。
それからタクシーで職場に戻り(救急車で病院に行ったから私の車は職場に置いたままー)、
所長や心配してくれていたスタッフに状況を報告して、
やっと自宅に戻った時には午後4時を過ぎていた・・・・
夜勤明けの朝5時頃に発作が起きてからこの時間まで、
寝てないし、殆ど食べていなかった私は、もうヘロヘロでしたあ~・・・(@@)
こうして、生まれて初めて救急車に乗った、私の一日は終了しました。
ホントーに疲れた一日だったわあ~。
タクシーの運ちゃんとも話していたけれど、本当にあの病院に行くと、返って具合が悪くなる。
あの長~い待ち時間は何とかして欲しい!
病気の治療をしてもらいに行ってるはずなのに、薄暗い空気のどんよりした待合室で延々待たされている間に、余計に具合が悪くなるわ!
いつも混んでる病院だから仕方ないけど、
せめて待合室の椅子、長時間座っていても疲れない椅子に変えてくれ~!
救急から循環器科にかかる手配をしてもらって主人と一緒に行きました。
でも外来扱いだから、私の診察まで点滴をつけたまま軽く1時間は待たされた。
もともと、いつも凄く混んでる病院だから、1時間待ちくらいで見てもらえたのは、まだマシなほう・・
そしてやっと私の病名が分かりました。
医 「この心電図を見ると、やはり発作性上室性頻脈症 ですね。」
以前近くの個人病院で見てもらった時に「これかもしれない。」と言われた病名。その時の記事
やっぱり心臓の病気だったか・・・
と、溜息をついた私。薄々感じてはいたが、まだホンのチョッピリ”もしかしたら更年期とかかも・・”と言う期待もあったんだけどな・・・
でもま、この病気で死ぬ事はないそうです。
ただ、発作が起きる度にそれが治まるまで苦しむと言うー
そして発作は、年齢と共に回数が増えていく可能性がある。との事。
医「恐らく間違いないと思いますが、念の為、他に問題はないか検査しましょう。」
との事で、それから、血液検査と、心臓エコーの検査をしました。
検査が終わった時点で、時計は既に11時を指していました。
さて、検査結果が出るまで1時間は掛かると言われた私。
検査結果を見た上で、もう一度医者に診断結果と今後の治療法の話を聞かなくてはならない。
この時点で、私の脈は、もうスッカリ通常に戻っていたし、普通に動けたので、主人には帰ってもらいました。
(主人も仕事がありましたからー)
それから診察に呼ばれるのを、待合室の硬~い椅子にウンザリしながら待つ事3時間・・・
午後2時になって、ようやく私の診察の番が回ってきた。
結果、やはり 発作性上室性頻脈症 との事。
どんな病気かというと、簡単に言えば、心臓には心臓を動かす連絡を入れてる回路があって、
何かをキッカケにその回路が一部でループ状態になり、延々心臓を動かすハメになる。らしいー
そして今後の治療方針としては、3つの方法があると言われた。
①予防法 ー 発作を起こさない薬を毎日一生飲み続ける。
②対処法 ー 発作が起きた時に、発作を収める薬をその都度飲む。
③完治法 ー カテーテルによる ”アブレーション”と言う手術を行う(約1週間ほどの入院が必要)
医師は③を推していた。
まず、私の年齢が40代でまだ若いこととと、
この病院はカテーテルの治療をよくやっているので経験値が高いから9割は大丈夫だ。とー
自信満々に病院の前例が沢山ある話をしてくれた。
でも私は、それを素直に聞くことが出来ない。
だって、この病院、10年前私が脳腫瘍の手術を受けた病院だったから・・・
10年前のあの時も、髄膜腫は比較的多くある病気で手術も沢山していると言っていた。
モチロンその時に、術後のいろいろな可能性も聞かされていたけれどー
確かに、良性の腫瘍だったから命に関わる手術ではなかったけど、
手術後、腫瘍が出来てた場所が難しい所で、更に腫瘍が神経を巻き込んでいた為にその神経を切りました。
と言う説明で、私の頭部左半分の感覚は失われた・・・
命は確かに大丈夫だったけれど、後遺症はしっかり残ったのよ。
術後の、あの苦しんだ日々と、今でも残る心の片隅の痛みは一生消えないー
それに、カテーテルは自信があるような事を言っていたが、
2年前、私の知り合いが、同じ病院でカテーテル治療をしたあと、退院後もずっと具合が悪いと言っていて、
ある日イキナリ倒れて緊急入院になった事を私は知っている。
カテーテル治療の場合、当然手術前に一筆書かされるワケで、彼女は病院に何も文句を言えなかった。
確かに、100%安全にはならないのは分かる。その時によって、失敗もある場合も理解できる。
でも、その体験をした私にとって、その病院の医師に、どれだけ「ほぼ大丈夫。」と言われても、
素直に信用できる訳が無い。
今回の私の治療の ”アブレーション”と言う治療は、
首元から1本、太腿の足の付け根から3本の、計4本のカテーテルを心臓まで入れて、ループする回路を焼き切る。
と言うもの。
問題点があるとしたら、
A・カテーテルによるによって血管や筋肉を傷つけてしまう場合。
B・ループ回路が手術した場所だけでなく、実は他にもあって、術後に発作がまた起きる場合。
C・カテーテルで焼き切る場所を間違えて、必要な回路を焼き切ってしまうと心臓が動かなくなるので、ペースメーカーを付ける事になる場合。
他にも細かいことはあるけれど、大きく分けてこの3つ。
どれも嫌だけれど、一番避けたいのは、やっぱりC番。
それを、簡単に、”なんてことない”と言う軽い雰囲気で話す医者。
重い雰囲気で患者の気持ちを落とさない為ー とも思えるけれど、
どーにも私には、この病院の医師たちは、
”命さえ助かれば、問題ないでしょ。”
と考えているように思えてならない。
確かに、医者の仕事は患者の命を救うこと。
でも、だからって、後遺症が残って良い。というワケではないよ。
命を救った上で、その後の生活に支障がないようにして欲しいーと思うのは、
患者側のワガママか?
現状として、私の発作の頻度が増えてきているのは確かだ。
初めて発作が起きた頃、半年に1回あるかないかだったのに、最近は、
昨年の9月。次が今年の2月。そして今回5月。と、少しずつ発作の起きる間隔が縮んで来ている。
それでもやっぱり、私はもう少し様子を見たい。この病気で命を落とさないのなら尚更。
とりあえず、③のカテーテルによる治療は暫く保留にして、②のお薬を出してもらった。
その後、病院の会計でまた待たされ、薬を貰うのにまた待たされ、やっと病院を出たのは、午後3時過ぎ。
それからタクシーで職場に戻り(救急車で病院に行ったから私の車は職場に置いたままー)、
所長や心配してくれていたスタッフに状況を報告して、
やっと自宅に戻った時には午後4時を過ぎていた・・・・
夜勤明けの朝5時頃に発作が起きてからこの時間まで、
寝てないし、殆ど食べていなかった私は、もうヘロヘロでしたあ~・・・(@@)
こうして、生まれて初めて救急車に乗った、私の一日は終了しました。
ホントーに疲れた一日だったわあ~。
タクシーの運ちゃんとも話していたけれど、本当にあの病院に行くと、返って具合が悪くなる。
あの長~い待ち時間は何とかして欲しい!
病気の治療をしてもらいに行ってるはずなのに、薄暗い空気のどんよりした待合室で延々待たされている間に、余計に具合が悪くなるわ!
いつも混んでる病院だから仕方ないけど、
せめて待合室の椅子、長時間座っていても疲れない椅子に変えてくれ~!