先日、子供が私に聞いてきました。
「おかあさん、僕の特技って何やろう?」
どうやら、他の小学校との交流会準備で、それぞれ自己紹介の紙を作る事になったらしいのですが、
自分の特技の項目が書けないでいるらしい。
私は自分の小学校の頃を思い出しました。
私も自分の特技を書けといわれると、いつも頭を抱えました。
先生は、「これだけは誰にも負けない、と思う物を書きなさい。」と言います。
でも、勉強も大して出来ない、スポーツもそう得意な方でなかった私は、
いつも自分の出来の悪さにため息をつきながら、必死で考えた物です。
でも、今なら分かる!
みんなより少しだけ体が柔らかくて、体育の柔軟運動の時は先生に褒められた事。
本を読むのが大好きで、学年で一番本を借りた数が多かった事。
また、読んだ本の題名と内容はすべて覚えていた事。
ソプラノの声を上手に出す事が出来て、クラスの合唱で、独唱した事。
リコーダーが好きで、友達とアンサンブルコンテストに出た事。
アニメの主題歌は50曲以上覚えてて、全て歌詞を見ずに歌えた事。
平泳ぎは10メートルしか泳げないけど、潜水なら25メートル泳げた事。
↑この状態で、中学の水泳部に入って泳げるようになり、市の大会で優勝した事。
マンガ本なら1冊15分で読み終える事ができた事。
本屋での立ち読み最高記録が8時間!という事。
持久走大会で、10位になった事。
くだらないと言えばそれまでだけど、体は硬くなり、声は低くなって伸びが無くなり、
読書の量もすっかり減り、体力も記憶力も衰えつつある今、
出来なくなって 初めて、それらが自分の得意な事だったんだと気づきました。
そう、特技って、「誰にも負けない物」じゃなくて、
「チョットだけ自慢できる物」で良かったんじゃないでしょうか?
つまり、ナンバーワンじゃなくて、オンリーワンです。
私は子供に言いました。
「何でもいいから、あなたが、ほんのちょっぴり友達に自慢出来る事でいいんだよ。」と。
子供は、
特技(ゲームでたくさんてきをたおすこと。)と、書きました。
後日の交流会、この特技が好評で、沢山の他校の子と話しが出来たそうです。
さて、では 今の私の特技はなんだろう?と考えました。
「・・・。」 ウーーン、やっぱり思いつきません。
きっともっと年をとった時、「ああ、あれが特技だったんだ。」と、
気づく時が来るのだと思います。
「おかあさん、僕の特技って何やろう?」
どうやら、他の小学校との交流会準備で、それぞれ自己紹介の紙を作る事になったらしいのですが、
自分の特技の項目が書けないでいるらしい。
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私は自分の小学校の頃を思い出しました。
私も自分の特技を書けといわれると、いつも頭を抱えました。
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先生は、「これだけは誰にも負けない、と思う物を書きなさい。」と言います。
でも、勉強も大して出来ない、スポーツもそう得意な方でなかった私は、
いつも自分の出来の悪さにため息をつきながら、必死で考えた物です。
でも、今なら分かる!
みんなより少しだけ体が柔らかくて、体育の柔軟運動の時は先生に褒められた事。
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本を読むのが大好きで、学年で一番本を借りた数が多かった事。
また、読んだ本の題名と内容はすべて覚えていた事。
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ソプラノの声を上手に出す事が出来て、クラスの合唱で、独唱した事。
リコーダーが好きで、友達とアンサンブルコンテストに出た事。
アニメの主題歌は50曲以上覚えてて、全て歌詞を見ずに歌えた事。
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平泳ぎは10メートルしか泳げないけど、潜水なら25メートル泳げた事。
↑この状態で、中学の水泳部に入って泳げるようになり、市の大会で優勝した事。
マンガ本なら1冊15分で読み終える事ができた事。
本屋での立ち読み最高記録が8時間!という事。
持久走大会で、10位になった事。
くだらないと言えばそれまでだけど、体は硬くなり、声は低くなって伸びが無くなり、
読書の量もすっかり減り、体力も記憶力も衰えつつある今、
出来なくなって 初めて、それらが自分の得意な事だったんだと気づきました。
そう、特技って、「誰にも負けない物」じゃなくて、
「チョットだけ自慢できる物」で良かったんじゃないでしょうか?
つまり、ナンバーワンじゃなくて、オンリーワンです。
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私は子供に言いました。
「何でもいいから、あなたが、ほんのちょっぴり友達に自慢出来る事でいいんだよ。」と。
子供は、
特技(ゲームでたくさんてきをたおすこと。)と、書きました。
後日の交流会、この特技が好評で、沢山の他校の子と話しが出来たそうです。
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さて、では 今の私の特技はなんだろう?と考えました。
「・・・。」 ウーーン、やっぱり思いつきません。
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きっともっと年をとった時、「ああ、あれが特技だったんだ。」と、
気づく時が来るのだと思います。