先日幼馴染みの Tちゃん の奥さんから電話がありました。
Tちゃんが失語症にになってしまったそうです。
以前から少し記憶が途切れたり、言葉が出なくなったりしましたが
電話ではゆっくりながらお話ができていました。
このところ急に進行して、字も書けなくなったそうです。
週三回ディサービスに行って言語療法士の先生に診ていただいているそうです。
小学校3年間同じクラスで、みんな兄弟姉妹のような付き合いでした。
お互いの家庭内のことも知っていて、遠慮ない楽しい仲間です。
その中の中心が Tちゃん でした。頭が良くて明るい性格
紅顔の美少年でした。
東大に合格したときは、みんな自分の事のように喜びました。
商社に入社して海外の生活も経験して、話を聞くのが楽しみでした。
私たちの自慢の友でした。
私が結婚して、時々 Tちゃん の話をすると夫はふ~んと言っていましたが。
偶然仕事で知り合ってから、夫とも親しくなって、夫婦でお出かけする
間柄になりました。不思議な縁でした。
夫が他界した時は、とても心配してくれて、有り難かったです。
今奥さんも体調が良くなくて、体重が減ってしまったそうです。
奥さんは明るい声でお話ししていましたが、心配です。
私が夫を介護していた時は今から11年前です。
今だったらどうなったことかと思うと、奥さんの身体が
気がかりです。
ケアーマネジャーにも奥さまもお疲れが出ないようにと
励まされているそうです。私は話を聞くことしかできず
もどかしい気持ちです。
中学校の同級生もご主人がガンでお世話をしています。
みんなそんな歳になってしまいました。