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2020年7月23日 政府が非効率な石炭火力発電所を、2030年度までに廃止することを決めた背景

2020-07-23 | 昼間のエッセー
200723_政府が非効率な石炭火力発電所を、2030年度までに廃止することを決めた背景

2020年7月23日 産経新聞 p.9

1.日本が、石炭火力で批判される理由

 日本は石炭火力の利用を続ける方針を、表明している。
 同時に、発展途上国に、融資付きで石炭火力発電所を輸出してゆこうとしている。

 石炭火力を減らそうとしている欧米諸国は、この日本の態度が気に入らない。 

2.そこで日本は、「今後、非効率な石炭火力発電所はできるだけゼロにする」とポーズを作った。

3.日本が石炭火力発電設備の輸出を止めても、代わりに中国が輸出するだけ。

 だから日本は輸出を続ける。

4.また、日本が石炭火力発電所を輸出すれば、洋上風力、太陽光などの非石炭の設備を売ろうとしている、ヨーロッパ企業の利益を害する。
 
 これも、ヨーロッパ諸国が、日本の火力発電の輸出に反対する理由の一つ。

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