ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

形容詞や副詞が

2009-10-02 20:52:20 | Weblog
2週間ぶり、後期(10月~3月)に入った高老師(先生)の授業です。
教科書に沿って、質問がバンバン飛びます。比較の構文です。肯定・否定
では形が違います。大体が「不」をつければ否定になりますが、比較では
違います。それで、2人1組でお互いに質疑応答。あたくしとヨウコサンは
もうシッチャカメッチャカ作文です。
ヨウコサン:「あなたは彼女より美しいわね」
あたくし:「当然!」
ヨウコサン:「ええーっ、凄い!」・・・日本語
あたくし:「なんて言ったの?」
老師:「言ったの何て?」
あたくし:「ああ、そうでしたね」・・・日本語
つい日本語の形で言ってしまう中国語です。
私達の後ろの席では、難しい顔をして問題作りの2人。
「ねえ、法廷じゃあないのだから、面白く作らない?」
仮死状態の言葉に息を吹きかけたいって思うあたくしですから、教科書どおり
なんてしません。おかしく面白く身近にをモットーにして文を作ります。

「忘年会などいかがでしょう?もう、半年過ぎてますし、彼がお勤めしている
お店でどうですか?」
「ああ、いいわねぇ」
「では先生のご都合と、彼の都合を聞いて、私が皆さんへ聞きますので、先生の
スケジュールを教えて下さい」
「はい、わかりました」
クラスの唯一若者(上手な中国語)がお勤めしている中華料理店のことです。
お教室から歩いて行ける距離です。

「クラスの雰囲気が変わりましたね」
最近帰りはいつも気がつくと一緒って3人のお子さんがいらっしゃる(とは全く
見えない)年齢不詳の女性クラスメイト。何とも言えない雰囲気をお持ちで、
その方があたくしが参加してから空気が変わったっておっしゃいます。
ヨウコサンも「そうそう」って。去年1年間皆さんご一緒のクラス。

ヨウコサンの車を置いてあるコインパーキングまで、3人でオシャベリしながら。
道々その彼女が言った言葉が
「あたしって、年寄りが好きなんです」
ドコ?ドコ?ドコ?ってあたくしは探すパフォーマンス。
駐車場へ着いて、ハッと彼女は気がついたようで、
「若いってなんて言いましたっけ?」当然中国語を聞いているのはわかったけれど、
「それはヤング!」
「そうですね、ヤング・・・・・」
もう、ダメ!爆笑ですあたくしは。アッハハハハハハハハハハハハハ・・・・・・

「憎めないわね~、あのキャラは」
「そう、本当は失礼ね!って怒るところよ、失礼な!年寄り~~~!?だけどね」
「あの何ともいえないボケがたまらないわね。ああ、おかしい~」
ヨウコサンが
「ねえ、お茶でも飲まない?」
「飲もう飲もう!」
彼女のお家の近く(って彼女)のファミレスで、お茶ならぬお夕飯に切り替えて。
退職した小学校の先生のヨウコサンですが、来年3月まで依頼があって、只今
2年生の先生を担当なさってらっしゃるそうです。可愛い~~~って。

昨日の木曜日フリー英会話は、このところ続いていたBE動詞の活用から、突如
WOULD、HAVE+過去分詞(現在完了形)、短縮形など、そして現在完了形を
つかった伝言ゲームなんて。
日本人のほぼ全員が6年間英語を勉強してきた事を言いましたらご存知でした。
それで、完了形なんて、授業になったようで、これは気を引き締めねば!です。
例えば"This is , I could, You would,Why did "を、アポストロフィーで
省略して言う。これが聞き取れないと会話にならないって若き長老(宣教師)は
言います。そう、日本人は少なくとも6年も勉強しているのに話せないのよって。
耳からではなく、文字から入った英語ですから、読み書きは出来てもすんなり
会話に・・・ならないあたくし達の英語教育でした。今は?知りません。
ヨウコサンへそこのところをお聞きしたら、「月1回だからね~」って。
しゃべれない言葉なんて、中身のないハリボテ?文部科学省が導入した意図が
あたくしには解りません。何それ?です。
最近、BOOKOFFで見つけたある本。英文法のそれです。ウチの宇宙人が
「今更それを勉強してどうするの?」
って言います。
「いいのよ、面白いんだから。形容詞や副詞の働きがやっとわかったんだから」
「そう、だから、全ては日本語なんだよ。それに単語の数!今わかったって?」
相変わらず、息子をがっかりさせている親です。それでも、
「ええっイイダクンは文法!って言ってたじゃない」
宇宙人と同じ専攻です。英語攻略法について、2人の意見は真っ向反対でした。
「それで、腑に落ちた?」
「うん、少しずつね」
「そりゃあ結構」
面白くなければしないあたくしですから、面白がってるのよ。

北京から帰ってきて、少し落ち込んでました。なんで、外国語を勉強するのか?
原書を読みたいも一つの目的ですが、会話を楽しみたいが大きな目的でした。
でも、かなりショックな北京滞在で、目標を見失いそう、否その目標が意味のない
ものとして、かすんでいたのです。外国語?それが?・・・状態。
でも、仕切りなおしをして、気持ちを新たにして取り組もうと思えるようになり
ました。知らないより知ったほうが世界は広がるって自論をね。

この3月迄あたくしの中国語の先生だったキョウシン君が見事「一橋大学」の
大学院へ合格。今は横浜国大の4年生。専攻が経済ですから一橋大学がいい!って。
この優秀な頭脳へ、努力へ、最大級の賛辞を送りました。
近い内にゆっくりおしゃべりしましょうねってお互いのメール。
可能性、建設的、グローバル、挑戦、そんな言葉が好きです。
老若男女なに人関わらず、前を向いている人が好きです。
でも、
未来は誰も経験してないのですから、今どうやって生きるか、今、今日、だけを
考えて、先の不安を作ることに躍起になるような愚は犯さないで今日を生きる
のです。幸いな事に何もかも鍛える事が出来る事は科学が証明しています。
筋力も脳ミソも。だから、つかいましょう!昨日がどうしたって?明日が何だって?
そんなことは関係ないのです。今日です!過ぎ去った事にくよくよして、まだ来ない
未来を心配するなんて愚かな事です。今日、何をするか?だけね。