クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

「人生は煮物調理にそっくり」

2010-02-04 19:50:23 | TV・新聞・ドラマ・事件・災害
2010年2月2日 朝日新聞「声」より引用

煮物に関して興味をひかれる投稿を
みました。

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あるテレビの料理番組で、講師の専門家が
煮物を教えながらつぶやいた。「煮てはさ
まし、煮てはさまし…。煮ない時間が煮物

をつくる」。煮物は煮過ぎると味が破壊さ
れてしまう。じっとさましている間にだし
が具材にしみわたり、うまみを倍増させる

のである。(中略)
しかし、大事なことは「煮た後のさます時
間」だ。この時間が反省を生み、人を育て

る。ここはじっと耐えてゆっくり自身を振
り返ってみるのもいいかもしれない。(中略)
政治の世界でも「煮ない時間」をつくるこ

とが、今後の日本の成長、発展につながる
のかもしれない。

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▼よく一晩寝かせたカレーがいい味になる
といいますね。煮物はさますときにゆっく
りと味がしみ込んでいきます。豆の煮もの

なんかは特に味をしみ込ませることが大切
ですね。一見、具材を刻んだり調理してい
る時の方が料理をしているように感じます

が、実は自然に冷ましている時が煮ものを
作っているわけです。カッカし過ぎてもい
けない。冷ます時間が人間をより大きくす

る。そして、反省もできるようになる。四
季に例えれば、冬の今の時期がゆっくりと
反省をして、自分の内面を磨く時だ。来る

春にはきっとその成果を大いに発揮をする
ことだろう。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2010-02-04 21:42:04
味が浸みこむのは冷める過程だと聞きましたが、そのことなのでしょうね。
人生にたとえて、その道の方は、そういうものなのでしょうね。
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煮物 (mint)
2010-02-05 11:33:41
煮物がお袋の味と言われるのも、分るような気がします。
若い頃は、じっくり煮込んだ筈なのに、味が滲みていないと思っていました。
冷ます間に味が滲みていくと知ったのは、随分後になってから。
煮物は、火を止めて味が染むのをじっと待つ、優しい奥行きのあるお料理なのですね。

植物だって、今は芽吹く準備ですものね。
私も今のうちに良い味を滲み込ませなくっちゃ(^^)v
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☆ ゆっくりと (クッキング こめぞう)
2010-02-05 20:54:49
kazuyoo60さん
味は冷める時に沁み込む、冷める時を楽しむ、味に深みがでますね。
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☆ 沁みる (クッキング こめぞう)
2010-02-05 21:04:19
mintさん
じっくり煮込んだ味はやっぱり深いです。今夜は土井信子さんの大豆の五目煮の準備に取り掛かろうと思います。人生って深いですね。
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