ブォーリス記念病院ホスピス長
ホスピス医 細井 順さん
細井 順さんプロフィール
財団法人近江兄弟社ブォーリズ記念
病院ホスピス長。1951年生まれ。78年
大阪医科大学卒業。自治医科大学消化
器一般外科講師を経て、淀川キリスト
教病院外科医長となった。
市民大学一般クラス最終講義に行って
きました。今日はご本人が癌を患い、
その体験を踏まえて患者目線のホスピ
ス建設に取り組んだ講師の生き様と、
ホスピスでの患者との出会いの中で感
じたことの話から、生きる姿勢のヒン
トをもらいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼非常に重いテーマの最終回になりま
した。前回は落語で皆で大笑いをして
いましたが、今回は少し趣が違います。
ご自身の癌体験
死を意識した時から本当の人生が始ま
る。そして、症状をなくすために手術
を受けた。その時初めて家族の存在の
大きさに気づいた。
意外に医療者の(医師、看護師)存在
やその一言の重さに気づいた。今まで
は医師の立場で患者さんに接していて
その時は気にならないことが、逆の立
場になるとちょっとした言葉が気にな
って仕方がない。
先生の言葉で
若さはものをつかむ時期
老いは手放す時期ということを話され
ました。いろいろ勉強になりました。
友を見舞いに行くときは「また今度会
おうな」ぐらいがいい言葉だそうです。
こめぞう
ホスピス医 細井 順さん
細井 順さんプロフィール
財団法人近江兄弟社ブォーリズ記念
病院ホスピス長。1951年生まれ。78年
大阪医科大学卒業。自治医科大学消化
器一般外科講師を経て、淀川キリスト
教病院外科医長となった。
市民大学一般クラス最終講義に行って
きました。今日はご本人が癌を患い、
その体験を踏まえて患者目線のホスピ
ス建設に取り組んだ講師の生き様と、
ホスピスでの患者との出会いの中で感
じたことの話から、生きる姿勢のヒン
トをもらいます。
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▼非常に重いテーマの最終回になりま
した。前回は落語で皆で大笑いをして
いましたが、今回は少し趣が違います。
ご自身の癌体験
死を意識した時から本当の人生が始ま
る。そして、症状をなくすために手術
を受けた。その時初めて家族の存在の
大きさに気づいた。
意外に医療者の(医師、看護師)存在
やその一言の重さに気づいた。今まで
は医師の立場で患者さんに接していて
その時は気にならないことが、逆の立
場になるとちょっとした言葉が気にな
って仕方がない。
先生の言葉で
若さはものをつかむ時期
老いは手放す時期ということを話され
ました。いろいろ勉強になりました。
友を見舞いに行くときは「また今度会
おうな」ぐらいがいい言葉だそうです。
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確かに少しずつの身の回りの整理は始めています。
生きる姿勢は見習わなくてはと思いますがわが身はまだ欲張りです。
言葉かけ、難しいです。その人に寄り添って、繰り返しの言葉かな、空虚な言葉は、その人を苦しめるだけと思います。
ご自分が癌の患者になって初めて、弱者の気持ちがよくわかったといわれました。ちょっとした看護師さんの言葉にも敏感になる。それでホスピス医として活躍されるきっかけになったと話されていました。人間その立場にならないとわからないですね。
ホスピス医だけでなく、家族、友達みんなの助けが大事です。と話されていました。ホスピスに入れる人は少ないのではないでしょうか。