ジャガイモ用の土壌改良は終わって畝立てへの段階に入った。培土器を保有していないので、専らスコップを使った肉体労働となってくる。体力不足な子狸の苦手な領域だ。他に手法が見当たらないので、例によってボチボチと少しずつの作業を始めたのだ。たいした分量でも無いのだが、流石に若手のようには行かない。少し進んでは休憩・・・・・の繰り返しだ。方法論は畝予定地の両サイドに溝(通路部分)を掘りその土を畝上に積み上げる方式。凡そ30センチ程度の畝高を目指している。
数日に分けての作業となったが本日最終段階となったようだ。画像のように2列の高畝が完成した。見事な出来映えとは言い難いが目指した高畝とはなっている。あとは植え付け直前に中央部に埋め込み溝を掘るだけ、下準備は整ったのかと。肝心の種芋も芽出し作業が粛々と進んでいる。生憎の天候で日差しは余り期待できないのだが、まあボチボチと。
今回の畝立てで留意したのは耕耘作業を丁寧に実施することだ。上述のように肉体労働となってくるので体力不足な子狸には不利な領域だ。出来るだけ少なめの体力消費に留め置きたい。耕耘作業が隅々にまで徹底していればスコップ作業も容易だろう。結果、ハードな場面は少なかった。
それにしても有り難いのはミニ耕耘機、小型でパワー不足な側面も見受けられるが何度助けられた事か。我々のように畝単位で耕作者が異なるような場面では特に重宝だ。まさにミニ耕耘機無しの農作業など考えられない。ちなみにミニ耕耘機は某ホンダの製品を使用している。愛称は「こまめくん」、名前のとおりで小まめによく働いてくれる。