冷え込みを振り切って数日ぶりに農園へと出向いてみた。誰もいないだろうと推測していたが、さにあらず、百姓候補生氏が黙々と作業中であった。どうやらジャガイモの畝を触っている模様だ。問うてみると、ジャガイモの植え込み用の個数カウントだとか。種芋は既に購入し芽出し作業中との事だが、問題は種芋のカットの案配。幾つ、どのように、カットするのか。その為の基礎データーの確保らしい。
そういえば、それらしき行為だ。まずもって畝の中央部に溝切りを行い、溝の中程にマーキング用の穴を開けている。間隔は30~40センチ程度の模様だ。マーキングの穴は種芋の植え込み位置、穴と穴との間に元肥を仕込むようだ。使用する用具は三角ホーと支柱用の丸棒となってくる。お手軽な農耕用具である。
百姓候補生氏は3列の畝、子狸は2列の畝、開削した穴は両者共に80個前後だった.結論的には80個前後の種芋の準備になるのかと。購入した種芋はサイズがバラバラ、大きめなのはカットする必要があるが、切りすぎても難だ。必要数を把握した上で合わせた数量に留め置きたい.百姓候補生氏は多少追加購入の必要がありそうだ。未だ店舗には種芋が並んでいる。十分間に合うだろう。
天候は本日までが冷え込みで、連休明けから気温は上昇気味な模様だ。これが続くのか予断は許さないが、来週は弥生3月に入る。そう大きな冷え込みは無いものと期待したい。子狸的にはもう少し待って、3月上旬位の植え込みを想定しているが、天候の具合を案じるのみだ。上昇機運とあらばジャガイモの植え込みに入りたい。