木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

コマツナの相違

2022年11月19日 08時17分24秒 | 耕作放棄地

ハッと目覚めたら8時過ぎであった、不覚だ。何時もだったら午前4時~5時頃には自然と目覚めるのに。意識があるからお迎えでは無いだろう・・・・。眠りが深かったのか、逆に浅すぎてウツラ、ウツラしていたのか。それはともかく、本日は「コマツナ」を素材にしてみようかと思う。ご存じかと思うがコマツナはアブラナ科を代表するような野菜である。アブラナ科は害虫の楽園、年柄年中食害される代表格みたいなものだ。何時も不思議に思うのだが、店頭で販売されてるコマツナの綺麗なこと、出荷元には秘策があるのかな。基本、農薬は使用しない主義なんだが、アブラナ科の野菜だけはどうしようも無い。農薬に頼らざるを得ないのだ。

ちなみに子狸の農薬使用は次のような基準を定めている。無論、個人的な「自粛規制」みたいなものだ。

    ①農薬はマラソン乳剤を使用する。

    ②希釈倍率を厳守する。

    ③幼苗期に使用する。

    ④原則として1回のみ、最悪時でも2回が上限。

    ⑤収穫時から逆算して1ヶ月内は使用しない。

何時もは上記の条件下でコマツナを栽培するのだが、まあご想像どおりで穴ぼこだらけとなってしまう。家人にとってはスーパーの商品が基準だがら、こんな物使えないよ・・・・・との反応となる。我々栽培者の感覚では、「虫が食べても安全なのだから穴ぼこは安心の印」となるのだが、少数派の見解のようだ。現状を画像でご紹介しようと思う.子狸と例の「百姓候補生」氏のコマツナ畑である。子狸のコマツナは無農薬栽培、百姓候補生氏のコマツナは1回のみスミチオン乳剤を散布、の状態だ。彼には申し訳ないが状況はほぼ同じでしょう。

家人の拒絶反応が強いのでやむなく廃棄処分とする事に。もったいないのだが、スーパーには永久に商品があるものと誤認しているようだ。危険な思想かも知れないが、人間には「食糧危機の発生」が必要なのかも・・・・とも思ってしまう。日本人には外圧が加わるしか、意識の改革は困難なのかも知れませんね。まあ、ブツクサはともかくとして、コマツナの栽培が非常に困難なことはご理解いただけたかも。

コマツナを食害する害虫の代表は以下のような者どもです。アオムシ、ヨトウガ、カメムシ、ネキリムシ、アブラムシ・・・・。子狸のコマツナ畑でも体長3センチ位、茶色い虫が存在しました。多分害虫の「ヨトウガ」だろうと推測してます。

 

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