基本的に仲間達は野菜の栽培に従事している。しかしながら一人のみ、大勢に逆らって野菜では無く花卉栽培というか、花園を作り上げようとしている人物がいる。称すること「千早の忍者」氏だ。彼は里山の保全と共に、楽器を引っ提げて老人ホーム巡りをやっている。二足の草鞋組なので、手土産代わりに花束が必要なんだろう・・・・・と推測している。子狸も好きな分野だから、時々覗くようにしているが、野菜と異なり色合い豊かでやはり華やかだ。彼の領域は竹林近くの隅っこの方だが、緑一色の他の仲間と異なり、色彩豊かな「領土」が広がっている。
彼の代表作は「コウテイダリア」かと思う。昨年は諸事情あってか拝見できなかったが、今年こそは、と期待していた。それが開花期の11月にはいっても皆目ピンクの花々が垣間見えないのだ。他にも数カ所栽培場所を把握しているが、何処の場所でも見られず一寸落胆している。「長老」に言わしむると、夏場の「熱波の加減」で異変が生じたのでは・・・・・・との推理だが、どうなんだろう。画像上段が彼のコウテイダリアの株だが、株自体は正常に育ってるように見えるが肝心の花は存在しない。
今年は世界的に気象異変が起こってるようで、お隣中国では大洪水や干魃、オーストラリアでは大規模な山火事等枚挙にいとまが無いようだ。山火事と言えば、海自のUS2飛行艇を「消防機」に改造できないかと期待してるのだが。大量の積載量で海面や湖に着水可能な機体は消防用に打って付けかと思えるのだが、どうだろう。まあ、それは専門家に委ねるとして、肝心のコウテイダリアだが今年も見られ無いのだろうか。
現在咲いている花々を撮影してみた。それこそ熱波の影響か存じないが、他の花々も少々寂しげな模様だ。緑一色の世界だからこそ華やかな世界が欲しいところなんだが。彼の腕をしても、気象条件には打ち勝てないのだろうか。あまりにも残念なので一昨年の画像だが、「コウテイダリア」の勇姿を再掲しておきましょう。撮影は隣接の富田林市、村内で無いのが少々残念ではありますが。
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