日々の生活から

毎日の生活で感じたこと・考えたこと

いのちのバトン/志村季世恵著/岩崎書房

2023-04-29 21:25:29 | 

カミさんが紹介してくれた。志村さんはダイアログ・イン・ザ・ダークのプロデューサー。

カミさんの言葉は「人生でこれ程の生と死に立ち会い続ける人生って、何が起きているの?」。

志村さんが主宰する「癒しの森」を訪れる人々の人生の難しさに、セラピーで解きほぐすことで、人生の意味にたどり着く様子が語られる。

こんなに難しい状況にあっても、真に求めるものが家族との結びつきであることを理解できると、人はそこに向かうことができる。

例え余命1ヵ月であっても。

命の躍動を感じやすい春に、自分の命が向かう先を考えよう。


家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった/岸田奈美著/小学館

2023-04-29 21:17:45 | 

翻訳家の土方奈美さんが講演会に駆け付けた岸田奈美さんの著書。

中学で父親が心筋梗塞で死去。4年後に母親が大病で車椅子。弟が知的障害を持つ。人生でめったに起こらないこととが連発の人生。

その苦労があるからこそ、人の優しさを取り上げ、伝えてくれる。

この優しさがあるからこと人は生きられる。自分も優しさを持って人と関わろう。


よい親でなくとも子は育つ/毛利子来著/ジャパンマシニスト社

2023-04-12 20:59:25 | 

子供が悪さをしたり、学校に行かなかったり、勉強をしなかったりするのは、親が適切な指導をしないから、と思っていた。

でも、今は、その考えに自信がない。自分にも自信がない。

それでも子供を放っておくのは違うと思う。

何か指針が欲しくて、タイトルで本書を手に取った。

主に母親が子育てを全て背負いこまなくて良い、という話だった。

期待とはちょっと異なった。


続 ペットがあなたを選んだ理由/塩田妙玄著/ハート出版

2023-04-07 17:31:50 | 

ペットロスに向き合う本を探していた時、1巻よりもこの続編があげられていた。
私が読んでも、この続編の方が、ペットと過ごした意味を考えさせてくれる、と感じた。

ペットロスになった時、自分を責めることがある。
声をかけてくれた話も聞けないことがある。
自分がペットをこんなに大切にしたのに、どうして周りは同じ様に尽くしてくれないのか、と責めることがある。

悲しみに浸ることは大切だが、悲しみに溺れてはいけない。

ペットに尽くすことができたのは、周りの支援があればこそ。

ペットにできなかったことがあっても、ペットとの日々、ペットの命を意味づけることができる。

さぁ、そろそろ、私もうさぎのメッセージを胸に、動き出そう。