ライフシフト 10の成功例に学ぶ第2の人生 秋葉大輔 文芸春秋

企業で社長や役員まで勤めた人が、定年後に民宿、喫茶店、大道芸人などのセカンドキャリアを過ごすルポ。
著者は日経ビジネスの副編集長だった人で、同誌が好きな人には読みやすい。また、新しい本なので、コロナ禍でどうしているかの話もありリアリティもある。
それぞれのキャリアが凄くて、自分事には感じられなったので、自分には読み物となってしまった。

業務改革の思考プロセス 髙橋淳 アイ・エフ・コンサルティング

改革案の創出プロセスを踏むことで、作業手順改善よりも上位の業務改革への道筋をつくれる。
対立概念図によって、現状プロセスの合理性を疑い、理想プロセスに必要な前提・制約条件から、改革案を作ることで、現実的な改革案を作成する。
現状・理想それぞれから、共通する本質的価値を考える。その過程にある中間目的から、キーとなる「現状プロセスの目的」「理想プロセスの目的」を明文化する。現状プロセスとその目的から、合理性の根拠を導出する。理想プロセスとその目的から、必要な前提・制約条件を導出する。これらが押さえられれば現実的な改革案となる。

実践！50歳からのライフシフト術 大野誠一・豊田義博・河野純子 NHK出版

会社の50歳研修の参考書。
雇われ人は、会社から求められることに応え続けるうちに、自分で選択することを忘れ、定年間際に自ら選択することに憶病になる。
それを乗り切るには、10の資質（資産と書かれていた）がある。自分に必要なのは以下のものだろう。
・違和感を大切にすること
・3つ以上のコミュニティに所属していること
・有意義に公私混同していること
・自身の人生時間を自分でマネジメントしていること
・人生に起きる変化を楽しんでいること
まずは、日々のインプットとこうしたアウトプットから始めよう。