日々の生活から

毎日の生活で感じたこと・考えたこと

ペットがあなたを選んだ理由/塩田妙玄著/ハート出版

2023-03-28 20:15:39 | 

ペットロスに寄り添ってくれる本を探して手に取った。

著者は真言宗僧侶でありカウンセラーであり、ペットのボランティアもされ、愛犬を天に返している。

沢山のペットの死、介護にあたられた経験から、私たちが何を学ぶのかを示してくれている。

「あなたがその子に伝えたい感謝の言葉。それこそがあなたとその子が出会った意味である。」

うさぎのプリンが私にしてくれたこと。私はそれを感謝している。

ならば、プリンが私にしてくれたことを、私がみんなにする。これが意味だろう。

私がしてしまったことの反省とともに、プリンがしてくれたことをし続けることで、プリンといつも居られる。


うさぎのプリンがくれたもの

2023-03-24 22:12:26 | 意味

5年間一緒に暮らしたうさぎのプリンが天に帰っていきました。

1か月前位から、後ろ足がもつれるようなしぐさを見せていましたが、加齢のせいと甘く見ていました。

この時に、既に胃腸の調子が悪く、力が入らなかったのでしょう。

プリンがペレットをねだるばかりで、野菜をあまり食べなくなっていたので、ペレットを与えないようにしていましたが、それも体力を削ることになっていたのかもしれません。

実家から野菜をもらっているので、それを食べることが最も良いと考え、そちらに誘導したつもりが、命を縮めることに繋がったようです。

「ペレットを減らして、野菜を食べるようにする。健康的で経済的。」100点ではないが合理的で、そう行動することが最善だと思ってました。

私は「自分の考えが合理的だから、それに沿って行動するべき」という、自分のやり方を人にも強く求めてしまう。

子供にも「つべこべ言わず、言われたとおりにしろ。俺は、君の何倍も生きてきて、考えて、失敗して、そこから考えた方法だから、こうするのがベストだ」という態度で接してしまう。きっと仕事でも。

プリンはその命をかけて、私の考えが全てではないことを教えてくれた。

私に必要なのは、理屈を手放すことではないと思う。必要なのは、理屈が上手く行っているのか確かめながら進めることだろう。主観だけでなく、客観で裏付ける。客観が全てではないが、客観なしにはわからない。


ワイルドサイドをほっつき歩け/ブレイディみかこ著/筑摩書房

2023-03-16 18:11:40 | 

voicyで土方奈美さんが好きだと言っていた。
https://voicy.jp/channel/2337/482965

BREXITでイギリスはどうなっているのか、庶民目線での話が面白い。

定年を控えた自分には、イギリスのちょっと上の世代の考え方とか人付き合いとかも興味深かった。

著者のエンパシーに満ちた書き方が、登場人物をわかりやすくしてくれている。