僕とお兄ちゃんと(2)

2020-10-14 07:12:24 | 童話
僕はオヤツが大好きです。
みんなの言うとおり僕ができるとオヤツをくれます。
お母さんと散歩に行く時に、お母さんはオヤツを持っていて、時々僕にくれます。
だから、僕はオヤツを欲しい時はお母さんの顔を見ます。
お母さんの手に載っているオヤツはすごくおいしいです。

僕は運動が大好きです。お兄ちゃんと公園へ行った時はお兄ちゃんと駆けっこをします。
だけれど、お母さんと一緒の時は駆けっこをしません。
お母さんの時の運動は、お手・お代わり・チンチンだけです。
僕はお手とお代わりは得意ですが、チンチンはあまり上手くありません。
だから、お兄ちゃんに教えてもらって一生懸命に練習をしています。
うまくできるようになったら、もっとたくさんのオヤツをもらえるかな?

昨日はあまりうまくできませんでしたが、お母さんはオヤツをくれました。
きっと特別にくれたんだね。だから、今はもっと上手くできるように頑張っているんだ。
何度もやって、やっと上手くできるようになったので、お母さんがオヤツをくれました。
やっぱりオヤツはおいしいなあ。
兄ちゃんが学校から帰って来た時にうまくできて、たくさんのオヤツをもらえるとうれしいなあ。