知りたがり

探す 調べる 考える ・・・そして・・・どこまでも?

タスク会と父母の60年

2016-06-13 23:16:44 | 門前の小僧

父が大学の教員として初めて勤務した香川大学のゼミの卒業生の会があります。

タスク会といって、昭和50年からはじまり、東京、大阪、高松の三か所を順にめぐり毎年会が開催されています。

先日、父が教員となって60年、父母が結婚して60年ということで、高松の栗林公園の近くで、総会と60年を祝う会が開催されました。

長年にわたるゼミ卒業生の方との交流ですが、香川大学当時、官舎が大学に近く、学生の方が来られることが多い家庭でした。

家でゼミがあって、ゼミでもそれ以外でも学生の方が来られて、母が食事を出すなどということも、日常茶飯事でした。

香川からこちらに変わってきても、お子さんを連れてこられたり、出張のついでなどと連れ立って来られたりしていました。

さて、このタスク会ですが、私は、20年近く前から、挨拶をさせて頂く程度で、何回か出席させていただくことがありましたが、卒業生の方と会でじっくり話をさせて頂いたのはこれが初めてでした。

企業の最前線で仕事をされてきた方が多く、強烈な職業意識と、さらにそれを実現できる能力を持っておられる方が多く、最初にのぞかせていただいた時の、胸がどきどきするような、活気は刺激的でした。

年を重ね、現役でいる方はわずかになってしまいましたが、それでも、今回話をさせて頂いた何人かの方々は、仕事や社会に対する視線が鋭く、磨いたものは錆びないと強く感じました。

ゼミの会がこれだけ続いたことは、父の個性的なキャラクターによるものもあるとは思いますが、学閥のないなかで仕事に立ち向かった方たちの帰れる場所だったのではないかと、ふと、自分に照らして思ったり、羨ましかったりしました。

卒業生だけでなく、そのご家族や、父の転任で卒業までおつきあいできなかった方も来てくださって、家族として感謝に堪えません。

ありがとうございました。





なおこの会の記念号として、ゼミの会報「タスク10号」が、第1回卒業のタスク会会長のご尽力により出版されました。

学会発表2 外伝 その2

2015-11-23 18:19:28 | 門前の小僧

父の元の職場で学会発表しました。改修されているようでしたが、父の研究室のあった建物はそのままありました。正門の蘇鉄もそのままでした。



大学の間のこの道は、小学校と中学校の通学路でした。

中学のはじめに引越しをして、小学生の時は道の向こうから、中学生の時は道のこちらから。

写真は通っていた小学校。



「かめおか」小学校です。


学会発表2 外伝 その1

2015-11-23 18:03:24 | 門前の小僧

一月前に

父のお供も兼ねて学会発表をしました。

時間が空いたので、久しぶりに懐かしい場所を歩きました。

仕事で高松を経由したこともあり、関東で友達になったひとも大学のそばに住んでいるのですが、約束もしていなかったので、久しぶりに栗林公園に行くことにしました。

その前に・・・

石清尾八幡宮にお詣りです。



ここは、初詣で、お祭り、七五三と年中行事にはかかせないお宮様でした。

栗林公園公園といえば・・・





どちらも、子供の時から好きだった場所です。

1ダースなら安くなる その6

2008-05-31 01:57:33 | 門前の小僧

ネットをうろうろ、アマゾンのページをのぞきました。

先日、初版と新装版の両方の本を手に入れたときには、その区別がなく掲載されていて、偶然両方を手にすることができました。

これまで、そう頻繁ではありませんでしたがいつ見ても出てこなかった本が、新装版が7冊、初版が3冊掲載されていました。

購入した後、今の自分がどのように感じるのか、少し時間をかけてじっくり読んでみました。

(とはいっても、いろんなところでひとり笑いして、変な人だと思われていたかもしれませんが・・・)

ギルブレス氏は、人生においても、仕事においても、最良のパートナーを見つけたのだと改めて感じました。

ギルブレス氏亡き後、夫人がどのように活躍したのか知りたいとも思いました。

1ダースなら安くなる その5

2008-05-03 21:04:04 | 門前の小僧

続いて、続1ダースなら安くなるのDVDを見ました。

娯楽作品でした。

ミュージカルのようで楽しく見ることができました。

ここまでくるとあこがれていたギルブレス夫人の物語というには・・・

でも、1900年代前半に、実績の有る女性でもいろいろな壁が立ちふさがりそれを乗り越えていくことがストーリーの中心にあったことが、実在の人物を描く現実感でしょうか。

1ダースなら安くなる その4

2008-05-02 23:15:18 | 門前の小僧

「1ダースなら安くなる」のDVDをみました。

「本と違う」と文句を言っていた理由を思い出すのに時間がかかりませんでした。

映画は家族の物語。

私が本で読んだのは、「能率」の入門。

そんな中、面白かったのは「GILBRETH」と書かれた「時計」が映像のなかにあったこと。

1ダースなら安くなる その3

2008-04-28 23:04:50 | 門前の小僧

書籍が手元にきたので、「本と違う」と文句を言いながら見ていた映画が見たくなりました。

7&Yで探してみたら、「続」というのもあり、注文しました。

店頭に届くのに時間差があって、両方そろったということで今日帰り道、セブンイレブンに立ち寄りました。

これらのDVD、20世紀フォックスのスタジオクラシックシリーズというそうです。

初めて見たときにもすでにクラシック映画の領域だったような・・・

1ダースなら安くなる その2

2008-04-18 22:18:41 | 門前の小僧

写真はギルブレス夫妻です。

映写技士を抱えて、分析しているのが下の写真です。

その当時の先端技術を、マネジメントの舞台で活用していたわけです。

新装版に「あるマネジメントパイオニアの生涯」と書かれていますが、氏の技法は、「能率」のための技術の「発明」。

この時代にマネジメントの基礎が、そして今も。

1ダースなら安くなる その1

2008-04-12 21:50:13 | 門前の小僧

日本語に翻訳されてすぐ、この本を読みました。

中学生でした。

あこがれなくてはならない人はたくさんいましたが、この本を読んで、ギルブレス夫人を知って、胸がどきどきするほどあこがれました。

とはいうものの、この人のようになりたくて何か努力したというわけではなく、また、追いつけるわけでもなく。

ずうっと大切に抱えるように持っていた本でした。

ペーパーバックだったので、ページがはずれてしまっていました。

けれども、その本を、人生の転換期に失ってしまいました。

~ ~ ~

気がつけば。

タッチ・システムの一文に従いキーボードを見ずにたたくようになり。

作成したテキストにはワードで描いたサーブリック記号があり。

動作経済の原則を語り。

・・・。

~ ~ ~

何度も、Webで探しましたが、「絶版」、古書で書名は出てきましたが、出品されていませんでした。

先日、ふとしたきっかけでAmazon.co.jpをのぞいたら、3冊もエントリーされていました。

写真は、そのうちの2冊。

黄色い方が私の持っていたのと同じ装丁です。

私の原点のひとつ。

門前の小僧 その5

2008-03-06 06:46:35 | 門前の小僧

私が生まれる1年前にもらったという、象嵌の根付。

いまは私の携帯ストラップ。

「日本的経営」の恩師にいただいたもの。

50年前とは経営環境は変化を続けていますが、原理原則の普遍性をどのように活用するのか。

コンサルティングのツールとして・・・

門前の小僧 その4

2007-02-05 21:25:39 | 門前の小僧

フォードの本の面白さは、裏表紙にありました。

アメリカ合衆国の地図の上に、事業所が宝石のようなピンで示されている絵でした。

地図が好きになるきっかけの1つがこの絵でしたが、昭和30年代にはなかった色彩感覚に魅せられていました。

そしてその後ろにはどのようなストーリーが隠れているか。

経営学のことばが飛び交う中、その意味も知らないうちから、わからないけどわくわくしていました。

・・・・・・・・・・・

私の幼少期の30年代は、無意識のうちにアメリカ文化の洗礼を浴びていた時代だったと思います。

というわけか、3丁目の夕日にも、お台場のアミューズメント施設にも違和感を感じてしまいます。

昭和30年代ブームで、人間は過去を美化しがち・・・と昨日のスタメンで言っていましたが、過去の記憶は千差万別、あのころは良かったと思うのも千差万別。

今をどうする。これからをどうすると考える。それがおもしろい。

門前の小僧 その2

2007-01-25 03:15:37 | 門前の小僧

ハードカバーを開くと、車の歴史。

乗用車の歴史が綴られていますが、徐々にデザインが変わる、色彩が変わるそれがリボンの上に書かれていて、ページ全体のデザインが子供のころ大好きでした。

そういえば、おさるのジョージからも、フォードからも、意識しないでアメリカ文化の影響?

門前の小僧 その1

2007-01-25 03:03:46 | 門前の小僧

子供のころ、おさるのジョージとならんで大好きだったのがこの本。

フォードの会社案内で、本を開くとどきどきわくわくしました。

もちろん、日本語でさえままならぬころ、英文など読めるはずもなく、眺めるだけでしたが、大好きな写真やイラストがたくさんありました。