42年前にはじまった物語が、同じ演技者で終わりになるのは奇跡かもしれません。
年を重ねた演技者本人の歩んできた道や、
物語の中の人々の物語の中の決して容易かったわけではない道のりや、
SFとSF映画の歴史を変えた映像文化の変化に、
自分の42年を重ねてしまいました。
あの時の私と、今の私と、変わっていないところ、変わったところ。
乗り越えてきたもの、積み重ねてきたもの。
42年前漠然と考えていたものと、全然違う今の私。
エンドロールは、さらに感慨深い。
順番や、名前が星のように光るように見えたり、名前が無かったり、そこには、作品の歴史と強い想いがあるような気がしました。