計画停電の計画が見えないなか、都内に行く用事があったので早目にでかけました。
列車の運行状況が不透明だったのですが、駐輪場に向かう途中、新幹線のホームにたくさんの人が立っているのが見えました。
新幹線で行けばよいかと思いましたが、駅に入ってみると新幹線の入場に制限がされていて、8時から埼京線がということでしたが、多くの人が駅で待っていました。
このさい。
自転車で都内の駅まで行こうと駐輪場に戻りました。
同じ意図の人もいて。
駐輪場でタイヤに空気を入れる人が何人も。
どの道で行くのがいいか考えましたが、17号は県内移動の人が多いだろうし、・・・などと考えて、歩道の広い17号バイパスで行くことに決めました。
信号で止まると10人前後の人と一緒になっているようで、一番後ろを都内に向かいました。
最初は、やはり自動車のほうが早い感じでしたが、途中から、自転車も、自動車もあまりスピードが変わらない様になりました。
笹目橋を渡って、三田線の線路の横を走り、蓮根駅で自転車を預けました。
途中、コンビニに立ち寄ったりしましたが、1.5時間で着くことができました。
なぜ蓮根まで来たかというと、帰りは別のルートでと考えたからです。
蓮根駅の駐輪場の係員の方は、今日は埼玉からたくさん来ると話をしていました。
・・・
都内はびっくりするほど道路が空いていました。
人も少ないように感じました。
笹目橋を渡るまでの混雑がうそのようでした。
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都内での用を済ませて、どのルートから帰ろうかと迷いましたが、素直に17号で帰ることにしました。
戸田橋を渡ると東京方面の道路は混んでいました。
外環まで、ほとんど動いていませんでした。
ガソリンスタンド渋滞が目立ちました。
自転車店が賑わっていました。
帰りも少し寄り道をしましたが、1.5時間で着くことができました。
3時間の自転車移動は久しぶりでしたが、気持ちの良いものでした。
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けれども、
こういう状況は、
今後の日本経済のために良いものなのでしょうか。
計画停電によるJRの対応は、不足の事態への対応ということでした。
経済活動の源である人の移動の確保ができなかったこと自体が、不足の事態といえると思います。
鉄道各社は、不足の事態のための対策を考えていなかったのでしょうか。
ひるがえって、電力会社は何を考えていたのでしょうか。
そのミッションは、ふんだんなエネルギーを用意することでしょうか。
安定したエネルギーの提供がミッションならば、不足の事態に対応するいくつもの解決策を事前に検討しておくべきではないでしょうか。
リスク要因が分からなかった訳はありません。
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人の命を守ることは言うまでもないことです。
震災にあわれた方の支援の充実も望みます。
ただ、産業のためのエネルギーの使い方の視点が分からない現状を、憂います。