昨日1月12日に小池東京都知事が、経済団体にBCP点検を要請したとのニュースがありました。
BCPとは「緊急時企業存続計画または事業継続計画」と中小企業庁が説明しているように、なにかあったときどうするかを予め決めておく計画のことです。
Webでは、様々な情報を入手できますし、支援機関が様々なサービスを提供しています。(公的なリンク集は最後につけておきますね)
すでにできていて変更すればよい方、これから立ててみようと思う方、なんだか気になると思われた方、いろいろな方々がいらっしゃると思います。
また、この短期間で感染が広がってしまって今更と思われる方もいらっしゃるかもしれません。目の前の対応に追われているのに…と思う方もいらっしゃるかも。
BCPに限らず、事業計画を立てることのメリットの一つは、考えることを形にして、自分自身で客観的にみることができること、組織で共有できることです。
いろいろな状況に置かれている方がいらっしゃるとは思いますが、波のように押し寄せてくる状況の中、このコロナ禍での経験を、事業計画のはじめとして、書き出してみるのも良いのかもしれません。
これまでの緊急事態下で、
① 何が起きてどのような問題が起こったのか
② どのように対応したのか できなかったのか
③ これから起こりうることはなにか その対応はどうするのか
これを画像のような表にするのはいかがでしょうか。
本格的に取り組みたい方は下記リンクを参考にしてください。
業界別にはいろいろなものがありますが、いくつか。
介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修
自然災害等のリスクに備えるためのチェックリストと農業版BCP
ちなみに都道府県でも産業別にありますが、埼玉県の農業のものを。