この子育てに煮詰まっていた頃に、コナンの発達相談がありました。
発達としては、コナンなりの伸び方をしていましたが、
4歳の節をまだ超えられていない、と言われました。
『4歳の節』とはなんぞや???と思って後で調べたら、『「もう一人の自分」の形成』とありました。
『2つの世界の統一の時期』とも書いてあったので、他者と自分との区別がまだついていないのかな?
と思いました。
コナンは課題にぶつかった時に「ワカリマセン」が言えない、とも言われました。
「分からない自分」を相手に見せるのがイヤで、他の遊びをしたり、
相談員さんからの話を聞いていない風を装ってしまうそうです。
「『ワカリマセン』が言えるようになったら、『こうしたら良いのよ』って
次の指示が出来るのよ」と言われた記憶があります。
コナンの発達はそれなり、ということで、
ではどうか、と聞かれました。
答えるのにとても躊躇したこにゃんこでした・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
でも、一番にこだわることと、ギャー
が激しいこと、ジナンとのやりとりは
これまた、気の休まらないもので、どうしたら良いのか途方に暮れている、と
深刻ぶらないように話したつもりでしたが、やっぱりワタクシの表情は硬かったんでしょうか?
話を黙って聞いていた、相談員のM先生、しばらくして、こうおっしゃいました。
「こにゃんこちゃん、ジナンくんを預けて、働くつもりはないの?」
えっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
思ってもみない話が出てきたので、びっくり
しました。
そして、「1歳にもなっていないジナンを預けるなんて・・・、考えたことないです」
と答えました。
ただでさえ、子育てでいっぱいいっぱいなのに、これに仕事まで始めたら
両立できないこと間違いなし
仕事をすれば、また別のストレスは
溜まるだろうし、良いことなんて、これっぽっちもないように思えました。
M先生は続けます。
「そう。まぁ、まだジナンくん、小さいもんね。でもね、こにゃんこちゃん
ず~っとお母さんしているじゃない?
コナンくんが保育園にいる間もジナンくんの相手をして、コナンくんが帰ってきたら
それはそれで、大変でしょう?
コナンくんのギャーをかわすことが出来なくて、まともに食らってるじゃない?
それで、こにゃんこちゃんはしんどくなっているわけでしょう?
働くことによって、こにゃんこちゃんとしての時間を持った方が良いと思うの。
仕事と育児の両立は大変だから、たまには休んで、ママ友とランチ
とかして
気分転換できる時間も持てる仕事を探してみたらどうかしら?」
・・・・・そんな美味しい仕事があったら、みんなやっていると思うんだけど![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
と思ったワタクシですが、実際、後にそういう仕事に就いたワケです(笑)
「はぁ・・・。考えてみます」
とだけ答えました。
でも、「働く」ことにとても抵抗があったこにゃんこだったのです。
夫の母親も、自分の母親も専業主婦でした。
言わなくても「子供が小さいうちは
にいて、子供の面倒は母親が見る」
という空気がありました。
2歳のコナンを療育センターに通わせる時も、自分の母親に
「コナンをちゃんと育てられなくて、他人さまに見てもらうのか?
育児放棄するつもり
」
と言われたことが、心の奥に小さな傷となって残っていました。
そんな環境を打ち壊して「子どもを預けて働く」ことはとても勇気のいることだったのです。
また、まだ小さなジナンを保育園に預ける、ということが、ジナンを
コナンの犠牲にしてしまうようで、すごい罪悪感も感じました。
でも、でも・・・・、「ジナンを預けて働いたら?」のコトバはその時のワタクシには
「あなたには、この子たちを育てていくことは無理なのよ」
と言われているように感じてしまったのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
M先生がそんなつもりで言ったのではないこと、ワタクシが心にゆとりが持てるように
考えてくださったことだと分かってはいても・・・・・
どうしてもぬぐい去れなかったのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
だけど、ワタクシが子育てに煮詰まっていたのは、事実・・・。
将来的に「働く」ことも視野に入れる必要もあるかもなぁ・・・と
ワタクシが「働く」ことを考え出したのはこの頃からです。
実際、ワタクシが働くようになるのは、これより1年以上も後のことになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ff/02972468bae23be050fd3d7e0a267cab.png)
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発達としては、コナンなりの伸び方をしていましたが、
4歳の節をまだ超えられていない、と言われました。
『4歳の節』とはなんぞや???と思って後で調べたら、『「もう一人の自分」の形成』とありました。
『2つの世界の統一の時期』とも書いてあったので、他者と自分との区別がまだついていないのかな?
と思いました。
コナンは課題にぶつかった時に「ワカリマセン」が言えない、とも言われました。
「分からない自分」を相手に見せるのがイヤで、他の遊びをしたり、
相談員さんからの話を聞いていない風を装ってしまうそうです。
「『ワカリマセン』が言えるようになったら、『こうしたら良いのよ』って
次の指示が出来るのよ」と言われた記憶があります。
コナンの発達はそれなり、ということで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/house_blue.gif)
答えるのにとても躊躇したこにゃんこでした・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
でも、一番にこだわることと、ギャー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/angry.gif)
これまた、気の休まらないもので、どうしたら良いのか途方に暮れている、と
深刻ぶらないように話したつもりでしたが、やっぱりワタクシの表情は硬かったんでしょうか?
話を黙って聞いていた、相談員のM先生、しばらくして、こうおっしゃいました。
「こにゃんこちゃん、ジナンくんを預けて、働くつもりはないの?」
えっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
思ってもみない話が出てきたので、びっくり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
そして、「1歳にもなっていないジナンを預けるなんて・・・、考えたことないです」
と答えました。
ただでさえ、子育てでいっぱいいっぱいなのに、これに仕事まで始めたら
両立できないこと間違いなし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
溜まるだろうし、良いことなんて、これっぽっちもないように思えました。
M先生は続けます。
「そう。まぁ、まだジナンくん、小さいもんね。でもね、こにゃんこちゃん
ず~っとお母さんしているじゃない?
コナンくんが保育園にいる間もジナンくんの相手をして、コナンくんが帰ってきたら
それはそれで、大変でしょう?
コナンくんのギャーをかわすことが出来なくて、まともに食らってるじゃない?
それで、こにゃんこちゃんはしんどくなっているわけでしょう?
働くことによって、こにゃんこちゃんとしての時間を持った方が良いと思うの。
仕事と育児の両立は大変だから、たまには休んで、ママ友とランチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
気分転換できる時間も持てる仕事を探してみたらどうかしら?」
・・・・・そんな美味しい仕事があったら、みんなやっていると思うんだけど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
と思ったワタクシですが、実際、後にそういう仕事に就いたワケです(笑)
「はぁ・・・。考えてみます」
とだけ答えました。
でも、「働く」ことにとても抵抗があったこにゃんこだったのです。
夫の母親も、自分の母親も専業主婦でした。
言わなくても「子供が小さいうちは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/house_blue.gif)
という空気がありました。
2歳のコナンを療育センターに通わせる時も、自分の母親に
「コナンをちゃんと育てられなくて、他人さまに見てもらうのか?
育児放棄するつもり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
と言われたことが、心の奥に小さな傷となって残っていました。
そんな環境を打ち壊して「子どもを預けて働く」ことはとても勇気のいることだったのです。
また、まだ小さなジナンを保育園に預ける、ということが、ジナンを
コナンの犠牲にしてしまうようで、すごい罪悪感も感じました。
でも、でも・・・・、「ジナンを預けて働いたら?」のコトバはその時のワタクシには
「あなたには、この子たちを育てていくことは無理なのよ」
と言われているように感じてしまったのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
M先生がそんなつもりで言ったのではないこと、ワタクシが心にゆとりが持てるように
考えてくださったことだと分かってはいても・・・・・
どうしてもぬぐい去れなかったのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
だけど、ワタクシが子育てに煮詰まっていたのは、事実・・・。
将来的に「働く」ことも視野に入れる必要もあるかもなぁ・・・と
ワタクシが「働く」ことを考え出したのはこの頃からです。
実際、ワタクシが働くようになるのは、これより1年以上も後のことになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ff/02972468bae23be050fd3d7e0a267cab.png)
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