☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

少しずつ、少しずつ・・・

2007年12月05日 | 子育て思い出話*-* コナン編 *-*
感覚過敏なコナンは、保育園に入ってから、外遊びをする上で、一つやっかいなことがありました。
帽子の着用です。
どんなにがサンサンと照りつけようと、今まで帽子をかぶることはなかったコナンです
入園式後の家庭訪問で、帽子をかぶらないことは先生にお伝えしてありました。

保育園は、学年カラーで帽子の色が決まっており、コナンの学年はでした。
さて、園ではどういう対応を取ったか、と言うと・・・、
イヤなら無理してかぶらなくてもいいけど、
『お外に出る時は帽子』という決まりがあるから、手に持ってお外に出てね

と、コナンに伝えました。
コナン、守らないといけないと思ったのか、納得したそうです。
それから、帽子を手に持って、外遊びする毎日となりました。
最初はそれでも良かったのでしょう。
園庭で何をして遊んだら良いのか分からないのか、所在なげに走り回ったり、
園庭の真ん中でクルクル回っているだけの遊び方でしたから・・・。
昼間、物陰から園庭をのぞく怪しいオンナをしていたから、分かるのですが・・・

そのうち、遊具があるぞと気が付いたのか、ぶらんこや滑り台で遊ぶようになりました。
そうすると、片手がふさがっているのは、とても不便です
そこで、コナン 帽子をポンと頭に乗せて遊ぶようになりました
しかし、頭に乗せるだけだと、動くとすぐに帽子が落ちてしまって、遊びに興じることができません

そうこうするうちに、水遊びの季節になりました。
園のプール遊びでは帽子は必ず着用という決まりがありました。
コナンは、水遊びが大好きです
プール入りたさに、しぶしぶスイミングキャプをかぶせてもらうのですが、やっぱりイヤで
すぐにはずしてしまいます
そうすると、ピッピーと笛がなり、先生から「退場と言われて
プールから出されてしまっていたそうです。
コナン、水遊びはしたい でも、帽子はイヤ と
彼なりに天秤にかけて、考えたようですが・・・
水遊びがしたいという気持ちの方が強かったようで、
数日後には、最初から最後まで、ちゃんとスイミングキャップをかぶるようになりました

あんな、肌に密着した帽子がかぶれるならば、園の赤い帽子もかぶってくれても
良さそうなものなのに・・・と、先生とお話したものです。

そうこうするうちに、園の帽子を頭に乗せるだけだと、不便だと感じたのか
ちゃんとかぶるようになりましたー
ただし、帽子のゴムはどうしてもイヤで、あごにかけることはありませんでした。
こうして、少しずつ少しずつ、コナンの中できっと葛藤もあったと思うのですが、
帽子をかぶれるようになったのです
おかげさまで運動会には間に合いました

今でもできることならかぶりたくないので、真夏におでかけでも
帽子をかぶることはありません。
夏休み中の学童は、帽子着用が決められているので、しぶしぶかぶっていきます。
ただし、忘れてくる確率がとても高いです

感覚過敏でダメ、と言えば、リュックもダメで、リュックをいつもひきずって歩いていました
これは、入園後2週間くらいで背負えるようになったでしょうか
教室から出てきたコナンがリュックを背負って出てきたときはビックリして、
そして、嬉しかったです
リュックに関しては、自分から背負うようになったそうです。
やっぱり、ひきずって歩くのは大変だったのでしょう。

保育園での保育指導の仕方が良かったのか、こうしてコナンは感覚過敏を
少しずつやわらげていったのでした








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コメント (2)
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