かんりにんのひとりごと

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今年も点字の年賀状を出しました・・・

2021-12-25 | 私・家族・ご近所話

 

昨日、やっとこさで、年賀状を出すことができました。

 

印刷自体は、少し前にできていたのですが、ひと言を書いたり、点字を打ったりすることが、残っていました。

 

以前、視覚障害の児童を担当していたことがあり、点字は必至で勉強しました。

 

一時は、平仮名だけではなく、アルファベットや分数、少数、掛け算、割り算などもスラスラと読み書きができたのですが、今では何とか五十音を書くのがやっとになりました。

 

やはり、続けていないと、だんだんと忘れていしまうものですね。

 

まずは、ウオーミングアップとして、・・・。

 

 

「 あ い う え お 」 と打ってみました。

 

これくらいは、簡単です。

 

打つ道具としては、木製の点字盤を使っています。

 

  

今は、道具が発達して、この点字盤も作られていないという話を聞きました。

 

たぶん、年代物だと思います。

  

金属の小さな枠の部分に鉄の棒でポツポツと点字を打っていきます。

 

懐かしい感覚です。

 

つづいて、・・・。

 

五十音を練習・・・。

 

 

「 あ い う え お  か き く け こ ・・・・(中略)・・・ わ を ん 」

 

ここも、何とかクリアしました。

 

さて、つぎは・・・

  

「あけまして おめでとう ございます」

  

「ことしも よろしく おねがいします」 

 

 

これも、なんとかクリアーしたようです。

 

ここまで、練習できたので、次は年賀状に打つことにしました。

 

点字盤は、裏側から、打っていくので、必然的に点字は裏返しに打つことになります。

 

書くのは、右から左へ・・・。

 

文字も左右反転になります。  

 

 

はがきで言うと、宛先の書いてある方から打つことになります。

 

それを、裏返して、裏面から見てみると・・・。

 

 

ちゃんと、飛び出した点字になっていました。

 

裏側から打たないといけないので、時々左右反対になりそうなのですが、なんとかうまくいったようです。

 

頭の中で、左右を反転しないといけません。

 

今年は3名分の点字を打ちました。

 

しかし、最近は視覚障害のある方でも、SNSで、メールを使っているようなので、年賀状よりも、メールの方が良いのかな?と思ったりもしました。

 

障害のない方でも、年賀状よりも、メールやラインで挨拶をする方が、便利だと思う今日この頃です。

 

視覚障害のある方に年賀状をおくるのもメールやラインの方が良いのかなと、ふと疑問に思ったりします。

 

最近は、障害を持つ方とお話しする機会もなくなってしまいましたので、どうしたらよいかがよくわかりません。。。 

 

久しぶりに、誰かに連絡してみようかな???

 

昔の連絡先が通じるかどうかわかりませんが・・・。

 

今頃は、どうしているか気になる年の瀬です・・・。

 

 

 

 



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