かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる野鳥や花々の写真を載せています!
お出かけ先の寺院や趣味の卓球についても書いています!!

岡崎付近で野鳥と比叡山を見る

2023-01-31 | 観光・旅行・京都検定

 

知恩院と青蓮院を見学した後、家に帰ろうと思っていたのですが、どうやって帰ろうかといろいろ考えました。

 

京都の地理をご存じない方もおられると思いますが、最初に行った知恩院は八坂神社の北側にあります。

 

そのまた北側が青蓮院になります。

 

そのまま、もう少し北側に上がれば、岡崎周辺に出ることになります。

 

 

 

このまままっすぐ行けば、平安神宮に行き当たります。

 

思いついたのが、この付近に琵琶湖疎水があって、野鳥がたくさんいるということでした。

 

せっかくなので、鳥でも見てから帰ろうと思って、疎水周辺を歩いてみました。

 

 

 

このあたりですが、六勝寺桜並木という石碑がありました。

 

平安時代の後期だと思いますが、勝という字が付いたお寺が六つ建てられたそうです。

 

その中でも有名なお寺が「法勝寺(ほっしょうじ)」というお寺で、『白河法皇』が建てたものです。

 

自分の思い通りにならないのが「鴨川の水とさいころの目と山法師」と言ったあの『白河法皇』です。

 

そのお寺は、今は残っていませんが、地名として残っています。

 

近くには京都市民にはなじみのある岡崎の動物園があります。

 

 

琵琶湖疎水というのは、明治になって人工的につくられた川で、動物園の南側を流れています。

 

川を見ると、さっそく野鳥を発見しました。。。

 

イソヒヨドリですね。

 

 

川幅が広くないので、ズームで撮影するとかなり大きく撮ることができました。

 

 

お腹が赤い色をしています。

 

背中は青くて、都会で見かける「青い鳥」として、貴重です。

 

 

 

 

 

次に見つけたのは、キンクロハジロでした。

 

この子も、近くにいたので、大きく撮ることができました。

 

 

この場所からは、動物園が見えて、その後ろに左手に比叡山、右手に大文字山を見ることができます。

 

 

比叡山は少し白くなっていました。

 

 

五山の送り火で有名な大文字山ですが、大の字のあたりに雪が積もって、白くなっていました。

 

めったに見ることができない光景に嬉しくなりました。

 

 

私は以前、京都市の北区に職場があったので、比叡山を毎日のように見ていました。

 

会議室から見える比叡山がすぐ近くに見えて、大変綺麗でした。

 

どこに行った時も、比叡山はどこにあるかな?と探すことが良くあります。

 

 

山頂に建物があるのがよく見えました。

 

岡崎の動物園越しに見える比叡山は、なかなか良いものだと、一人感心していました。

 

 

 

このあたりは、野鳥が多くいて、撮影には良いポイントでした。

 

 

 

 

来たいと思っていたのですが、なかなか来る機会がなく、ちょうど近くまで来ることができたので、比叡山を眺めながら、しばし野鳥撮影の時間となりました。

 

寺院を拝観したり、野鳥を撮影したりと、盛りだくさんな日となりました。

 

しかし、どれも負担になるようなことでもないので、気持ち的にはリフレッシュできました。

 

私も気が付かなかったのですが、今まで知恩院と青蓮院と岡崎がこんなに近いとは思っていませんでした。

 

歩いてみて、意外と近くにあるのだなと感心した次第です。

 

やはり、地図だけ見ていたのでは、わからないことがあります。

 

まだまだ、京都歩きを続けてみたいと感じました・・・。

 

 

 

 

 


『粟田御所』青蓮院

2023-01-30 | 観光・旅行・京都検定

 

今日は、「京都検定」の合格通知が郵送で送られてきました。

 

ネットでは確認したのですが、やはり実際に合格通知を見ないと、なかなか実感がわかないものです。

 

 

これです!

 

やはり、実物は良いですね。

 

この会員証を見せると観光施設が100円程安く入れるところもあるそうです。

 

これは励みになります。。。

 

 

得点はなんと95点。。。

 

平均点が81.1点なので、平均を上回っています。

 

合格率は82.3パーセントだそうです。

 

結構高い数字ですね。

 

まあ、3級なので、ハードルは低いのかもしれません。

 

2級はかなり難しそうですが・・・。

 

これから、勉強に励むことにします。

 

ただ勉強するだけでは、面白くないので、楽しいことも必要になってきます。

 

 

昨日、知恩院さんに行って、2時間ほど見学をしたので、疲れたため、青蓮院の前にある喫茶店で休憩をしました。

 

こういう楽しみは最高ですね。。。

 

 

知恩院で撮った写真を確認したり、次に行く青蓮院の下調べをしたりしました。

 

青蓮院というのは、皇室の子孫が門主を務める「門跡寺院」で、『三千院』や『妙法院』とともに天台宗三門跡と呼ばれています。

 

また江戸時代に、御所が火事で焼失した際には、一時的に後桜町天皇がこの場所を仮住まいとしていました。

 

そのことから、『粟田御所(あわたごしょ)』とも呼ばれているそうです。

 

 

 

書物によると、日本三大不動明王の一つである「青不動」を有する寺院として有名だそうです。

 

是非ともその「青不動」が見たかったのですが、どうやらこの場所にはなくて、少し離れた飛び地である「将軍塚」に安置されているとのことでした。

 

 

青不動が無いのは残念ですが、庭園などは室町時代のものが残っているとのことで、そのあたりを期待していました。

 

 

この寺院は、知恩院と比べると、こじんまりしていて、人も少なめでした。

 

落ち着いて、お庭も見学できそうです。

 

 

 

お庭を造られたのは、室町時代の作庭家の「相阿弥」さんだとか・・・。

 

 

 

ここの手水鉢がよく京都検定の問題に出るそうです。

 

 

 

豊臣秀吉が寄進した「一文字手水鉢」と言うそうです。

 

寺院によって、名前が違うので、覚えるのが大変です。

 

こうやって、写真に撮るとやっと覚えることができます。

 

このブログも、勉強の記録ノートみたいなものですかね。

 

 

 

「青不動」は無かったのですが、複製品は飾られていました。

 

複製品とはいえ、迫力があるもので、感心しました。

 

 

貼り紙がしてありました。

 

本物は将軍塚に安置してあるそうです。

 

 

 

もう一つ、青蓮院で有名なのが、親鸞聖人が植えたと伝わる大きなクスノキです。。。

 

なかなか、立派な木でした。

 

これは、覚えやすいです。

 

 

今まで、全く知らなかったことを学ぶことができて、うれしく感じながら、青蓮院を後にしました。

 

そのあと、どうするかを考えてうろうろ・・・。

 

明日に続きます。

 

 

京都・青蓮院の見どころを徹底取材!国宝の青不動や回遊式庭園など | TABI CHANNEL

京都・青蓮院の見どころを徹底取材!国宝の青不動や回遊式庭園など | TABI CHANNEL

青蓮院は、京都市東山区粟田口三条坊町にある天台宗の寺院です。 青蓮院門跡とも呼ばれる寺院は、最長が開基し、天台宗の三門跡寺院とされています。 皇室や摂関家の子...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりの京都歩き(知恩院)

2023-01-29 | 観光・旅行・京都検定

 

今日は本当は全日本卓球選手権の決勝戦があったのですが、久しぶりに京都の寺院を歩きました。

 

卓球の決勝戦はビデオに撮ってあとから見ることにしました。

 

先日、地元の新聞に載っていたのですが、今の時期には普段公開していない、お寺の建物や秘宝などが、特別公開されているそうです。

 

 

浄土宗の本山「知恩院」さんもその一つでした。

 

この知恩院は、三門が大変大きいので有名です。

 

 

この三門は、徳川二代将軍秀忠が再建したものだそうです。

 

知恩院は法然上人が創建したそうですが、徳川家ともゆかりが深いお寺だそうです。

 

 

 

華頂山というのは、お寺につける山号というものらしいですね。

 

 

法然上人の教えは、いたってシンプルで、ただ「南無阿弥陀仏」と唱えさえすればよいというものでした。

 

それまでは、難しい学問や修行を重ねなければいけないといわれて、庶民にはとっつきにくいものだったようです。

 

ただ声に出して、「南無阿弥陀仏」と唱えることによって、阿弥陀様の力によって、極楽浄土へ導いてくれるというものが、誰にでもわかりやすかったのでしょう。

 

 

御影堂というのは、宗祖様の像などがあるところだそうです。

 

この御影堂は徳川三代将軍「家光」さんが建てたとか。。。

 

今日は、ありがたい講和が行われていて、私もしばらくの間、話を聞かせていただきました。

 

「法爾自然(ほうにしぜん)」

 

自然の法則によって、自然とあるべきようになる・・・。

 

確かそんな話だったように思います。

 

ありがたいお話に心が和みました。

 

外へ出ると、知恩院の七不思議のひとつを見つけました。

 

 

屋根の上に忘れ傘と言われる傘が見えるのです。

 

なぜここに、傘があるのか、いろいろな説があるそうです。

 

 

写真では見えにくいですが・・・。

 

 

 

いよいよ、特別公開の大方丈や小方丈へ・・・。

 

写真は撮れませんでしたが、鴬張りの廊下というものがあり、歩くたびにキュッキュッキュッキュっと、大きな音がして、楽しかったです。

 

 

方丈庭園は、江戸時代の有名な作庭家小堀遠州とゆかりのある僧、玉淵作だとか・・・。

 

 

 

阿弥陀堂に安置されている阿弥陀様もおがませて頂きました。

 

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、、、。

 

特に信心深い方ではありませんが、阿弥陀様には頼りたいときもあります。。。

 

 

先日は、豊臣の家紋でしたが、このお寺は徳川の葵の紋でした。

 

 

御朱印をもらって、次はお隣にある青蓮院に向かいました。。。

 

すぐお隣なので、ぜひ行きたいと思っていました。。。

 

明日に続きます。。。

 

浄土宗総本山 知恩院

浄土宗総本山 知恩院

知恩院は浄土宗の開祖、法然上人がお念仏のみ教えを広め、入寂された遺跡に建つ京都の由緒ある寺院です。正式名称は華頂山知恩教院大谷寺という、浄土宗の総本山です。

浄土宗総本山 知恩院

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 


千億の星に頼んでおいた・・・

2023-01-28 | テレビ・映画

 

「君が行く 新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」

 

この短歌は、朝の連続ドラマ「舞い上がれ」で主人公の幼馴染の貴司くんが詠んだ短歌です。

 

この貴司は、いつも主人公の舞ちゃんを励ましてくれるのですが、その短歌がいつも心にしみて、良いなあと思ってしまいます。

 

ドラマの脚本を書いておられるのが、桑原亮子さんという方らしいのですが、脚本家であると同時に歌人でもあるそうです。

 

貴司君が詠む短歌も桑原さんが書いておられるとのことでした。

 

 

写真は、先日大雪の際に、山がきれいだったので、撮影したものです。

 

比叡山や愛宕山を撮ろうと思いましたが、白い雪で曇って、全く見えませんでした。

 

 

電車が走っていたので、撮影しました。

 

雪国みたいにも見えますね?

 

 

今一つうまく撮れませんでした。

 

場所的にこれが精いっぱいかもしれません。

 

 

 

貴司くんの短歌に戻りますが、他にも良いなあと思ったものがありました。

 

「トビウオが飛ぶとき ほかの魚は知る 水の外にも 世界があると」

 

というものです。

 

 

 

「トビウオは 水の中にいても トビウオや」という言葉も印象的でした。

 

 

詩心などは、全くなくて、これまで短歌についても全く興味が無かったのですが、なぜか貴司くんの短歌を聞いて、心が動きました。

 

 

不思議なものです。。。

 

「どういう意味?」と聞かれて、詩人に意味を聞くなんて野暮やでと話していたのも、なるほどと思いました。。。

 

 

 

朝ドラのストーリーは、なぜか下町ロケットみたいに町工場の再生みたいなものになってきましたが、貴司くんの短歌にも期待して見ています。

 

今日も、大変寒い日でした。

 

しかし、来週には「立春」を迎えるのですね。。。

 

春は近くまで来ているような気がします。

 

 

 

 

 

 


季節は「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」

2023-01-26 | 季節にまつわる話

 

今日は仕事に行きましたが、昨日降った雪が低温で固まって歩けない状態になっていました。

 

廊下など、滑って滑って歩くのが大変でした。

 

仕方なく、雪かきから始めることになりました。

 

長年生きてきましたが、雪かきをこれほどやったことは、初めてではないかと思います。

 

 

 

 

七十二候は、七十一番目の候「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」(1月25日〜1月29日頃)となりました。

 

沢の水でさえ氷となり、厚く張りつめる頃といわれます。

 

この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、氷点下に達する地域も多くみられます。

 

 

 

昨日の雪景色はまさに、今の季節にピッタリの光景でした。

 

そういえば、昨年もこの時期に雪景色を投稿したのを思い出しました。

 

同じように雪が降って、木々が雪で真っ白になっていました。

 

 

 

やはり今年も電車が来るのを待って、写真を撮ることにしました。

 

何色の電車が来るのかを楽しみにしています。

 

赤・青・緑と三種類の車両があります。

 

どれが来ても良いのですが、赤が来ると目立って良いかなと思っています。

 

 

最初に来たのは、緑でした。。。

 

次に来たのは・・・。

 

 

赤色でした。。。

 

赤の方が映える感じがします。

 

さて、今日は待ちに待った「京都検定」の発表の日でした。。。

 

正午にホームページで発表!!!

 

職場で、スマホで急いで検索・・・。

 

番号が・・・。

 

ない!!!

 

落ちたのか~!

 

マークシートを塗り間違えたかな???

 

ショックを受けて、同僚の方と残念でしたというお話をして、帰りました。

 

一応、念のためにパソコンを開いて、再確認すると。。。

 

 

あったー!

 

 

なーんだ。

 

スマホでみていたので、一筋見間違えていたのでした。

 

何とか、合格できたようです。

 

良かったです。

 

あれだけ勉強したのに、落ちたらちょっとショックでした。

 

嬉しいというより、ホッとした感じです。

 

次は2級ですかね・・・。

 

ちょっと、話が長くなりすぎました。。。

 

七十二候/水沢腹堅 さわみずこおりつめる|暦生活

七十二候/水沢腹堅 さわみずこおりつめる|暦生活

「水沢腹堅」は沢の水が堅く凍るという意味です。実際に凍った小川を目にすることはないかもしれませんが、手水鉢やバケツに氷が張ったり、屋根から氷柱が垂れ下がったり、...

暦生活