かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる野鳥や花々の写真を載せています!
お出かけ先の寺院や趣味の卓球についても書いています!!

紫式部の日記を読みたくて

2024-09-24 | 読み物

 

昨日から、かなり涼しくなったので、今日の仕事も楽でした。

 

日中には30度近くに気温が上がったのですが、日陰は多いし、風が涼しいし、35度の気温とは雲泥の差でした。

 

動くとまだまだ暑いですが、外にいても苦にならなくなりました。

 

是非ともこの調子で・・・。

 

 

 

 

さて大河ドラマもいよいよ佳境に入ってきたようです。

 

紫式部が「源氏物語」を書き始め、歴史が動き出しました。

 

ドラマなので、実際の歴史とは違うかもしれませんが、ところどころで、歴史的な事実は押さえてあるようです。

 

たとえば、先日のドラマで町田啓太さん演じる藤原公任とまひろ(紫式部)のやりとり・・・。

 

「紫の上はいるか・・・」と聞いてきたところ、紫式部が「光る君もいませんので、紫の上もいません」と答えたところ・・・。

 

あれは紫式部が書いた日記にも残っていることで、本当にあった話らしいです。

 

また、50日のお祝いの時に、道長が紫式部に歌を詠ませて、自分もそれに続けて歌を詠んだというのも、本当らしいです。

 

へえーーー。

 

ドラマの上での演出と思っていましたが、その部分は本当にあったら良いですね。

 

奥さんの倫子さんが出て行ったのも、本当みたいに書いてありました。

 

ただ、どういうシチュエーションでそういう場面があったのかは、ドラマとは違うのかもしれません。

 

ドラマの方は、かなりシビアな設定でしたね。。。

 

 

 

まひろは、赤染衛門からも直球の質問が来ていたみたいで、次回どうなるのか・・・ハラハラします。

 

どうする家康ならぬ、どうする紫式部です。。。

 

 

そういうことも含めて、紫式部の日記の解説本を買いました。

 

宮中の内部のこと、道長やその他の登場人物のことが、日記に書いてあるみたいで、ちょっと知りたくなりました。

 

「源氏物語」は作り話なので、リアルな平安時代の話が書かれていて、なかなか面白かったです。

 

まだまだ途中ですが、続きを読むのが楽しみです。。。

 

 

 

 


38.7度の日は涼しい喫茶店で

2024-08-03 | 読み物

連日の猛暑日で、今日の京都は38.7度まで気温が上昇しました。

道を歩いていると、太陽の強い光と同時に、アスファルトからの照り返しがすごいです。

上と下から、焦がされている、両面焼きの魚のようですね。

あまりの暑さに、折り畳みの傘を取り出して、日傘にして歩きました。

今日は晩御飯の当番になっているので、近くの商店街まで買い物に行きました。

せっかくなので、いつもの喫茶店に入って、本を読むことにしました。

暑い日は、これに限ります。

先日までは、歴史小説「等伯」を読んでいたのですが、ようやく上下を読み終わりました。

石川県の能登・七尾で生まれた長谷川等伯が、京都へ出て来て、信長や秀吉の天下取りに惑わされながら、ライバルの狩野永徳との確執を乗り越えて、一人前の絵師として、世に認められていくというサクセスストーリーでした。

どこかで聞いたところでは、この話は何かの賞を取ったように記憶しています。

安土桃山時代の人々の暮らしや、有名な武将や僧侶の名前がよく理解できました。

この本の前は、狩野永徳さんの物語「花鳥の夢」という本を読んでいたので、ちょっと同じ時代が続きました。

気分を変えたいと思ったので、まったく雰囲気の異なる本を読むことにしました。

私が好きでいつも読んでいる小説です。

「京都寺町三条のホームズ」第21巻です。

この小説も、これだけ長く続くとは思わず、10巻くらいから読み始めました。

京都のことがたくさん出てくるので、毎回読んでいますが、勉強になります。

少女漫画を小説にしたみたいな話ですが、京都のことが、いろいろと紹介されていて、今回はどこが登場するかと楽しみにしています。

京都の地図が載っていて、物語がわかりやすくなっています。

まだまだ、最初の方しか読んでいませんが、今回もいつもの流れで、安心して読んでいます。

さて、今日は気分を変えて、バナナクリームのケーキを頼みました。

これを食べながら、ゆっくりと時間をかけて、本を読みます。

外は暑いのですが、喫茶店は快適でした。

帰りはまたしても歩いて帰らないといけないのですが、傘をさして、直射日光に当たらないように気を付けて帰りました。

しばらくは、我慢の日々が続きますね。。。

 

 

   


智積院の桜図・楓図を小説で読む

2024-07-03 | 読み物

 

今日は、お休みの日で、朝から散髪に行き、帰りに喫茶店に入りました。

 

この間、読み続けている長谷川等伯の小説が下巻の終盤となりました。

 

安土桃山時代を生きる長谷川等伯と、その息子久蔵ですが、時代の流れに翻弄されながらも、絵師としての技量を磨き、様々な絵を描き続けます。

 

歴史的にも有名な事件である、千利休の切腹についても、描かれていました。

 

また、豊臣家の中での石田三成の策略や、それに反対する豊臣家の旧臣たちとの対立・・・。

 

なぜ、千利休は切腹しなければならなかったのか・・・。

 

あくまでも、小説の中でのお話ですが、大きな歴史の流れの中で、長谷川等伯や久蔵が翻弄されていく姿が描かれていました。

 

今日、読んでいたのは、豊臣秀吉に頼まれて、祥雲禅寺(しょううんぜんじ)に襖絵を書く場面でした。

 

この寺院は、今はなく、現在は智積院の一部になっています。

 

いまでも、その庭園が当時の様子を残しています。

 

 

 

一昨年だったか、智積院に行った際に、庭園を見学したので、小説を読んで感激しました。

 

また、等伯と久蔵がもがき苦しみながらえがいた「桜図」と「楓図」も実際に見て、感激したのを覚えています。

 

本物は、「宝物館」にあって、庭園横の方丈に、レプリカのふすまがありました。

 

 

 

これが久蔵が描いた「桜図」のレプリカ・・・。

 

 

 

こちらが等伯が描いた「楓図」のレプリカ・・・。

 

どちらも見事ですが、やはり宝物館に飾ってある本物には圧倒されました。

 

 

 

そのお話を涼しい喫茶店で、コーヒーを飲みながら、読むというのは、最高でした。。。

 

 

 

歴史小説を読むことで、断片的な知識が大きな流れの中で、動いているのだということを感じます。

 

 

 

いつもこの喫茶店は、すいているのが良いところです。

 

集中して本を読むことができます。。。

 

次に読みたい本が3冊ほどあるので、早く読み終わりたかったのですが、まだ終わりませんでした。

 

また、続きは明日の通勤の電車の中で・・・。

 

なかなか、次の本に進めそうにありません。

 

 

 

     

 

 


絵師『等伯』の物語下巻

2024-06-15 | 読み物

今日は、久しぶりに何もない休養日です。

今週は夜の卓球練習が二日もあり、ちょっと疲れました。

35度の暑い中、仕事をしたこともありました。

なかなかハードな一週間でした。

こんな時には、なじみの喫茶店で、読書に限ります。

私は暑い日でもホットを頼むことが多いです。

前回は「抹茶ラテ」を注文したのですが、今回は「ほうじ茶ラテ」にしました。

抹茶ラテは、甘かったのですが、ほうじ茶ラテはお砂糖が入っていなくて、ちょうどよいまろやかさでした。

飲み物だけでは、長時間過ごすのに、間が持たないので、ついでにお菓子を頼みました。

これで、落ち着いて読書に励むことができました。

安土桃山時代から、江戸時代初期にかけての絵師「長谷川等伯」さんの物語ですが、なかなか面白くて、毎日少しずつ読んでいます。

狩野永徳と同時代に生きて、ライバルとして、バチバチのバトルを繰り広げている様子が描かれていました。

この前には、狩野永徳さんの「花鳥の夢」という小説を読んだばかりなので、永徳さん側の立場もよくわかり、物語の背景のようなものがよくわかりました。

まさに、狩野永徳さんとは、反対の立場から描いてあるので、表と裏の関係だということがよくわかります。

歴史小説なので、実際の資料を基にしながら、作者がどのように残りの部分を創作していくのかという部分が見ものです。

狩野永徳との絵画対決を描いてみたり、秀吉や千利休とのやり取りを描いたり、よほど時代背景を理解していないと、小説にすることができないと思います。

やっと下巻に入ったところですが、まだまだ先の展開が楽しみな物語です。

次に読みたい本が3冊ほどあって、既に購入してあります。

早く読み終えたいのですが、早く読んでしまうのがもったいない気もします。

ゆっくりと味わって、読もうかと思っています。

喫茶店の帰りに、水無月を見つけたので、買って帰りました。

六月と言えば、水無月ですね・・・。

まだ梅雨入りしていないのが、ちょっと違和感がありますが、おいしい水無月を食べて、今日は休養に努めたいと思っています。

 

   


喫茶店で「長谷川等伯」を読む

2024-05-19 | 読み物

 

今日は朝から雨模様でした。

 

先週は、『葵祭』に行ったり、卓球の練習を頑張ったりしたので、やや疲れていました。

 

雨模様でもあり、どこへも行かずに体を休めることにしました。

 

こんな日は、喫茶店に限ります。

 

 

家で本を読むと、眠たくなってしまうのですが、喫茶店ならば、集中して読み続けることができます。

 

最近は、抹茶オーレというやつを頼むことにしています。

 

コーヒーを家で飲んでいたら、ただなんですが、ちょっとした贅沢なので、良いでしょうね。

 

 

今読んでいる本は、安土桃山~江戸時代にかけて活躍した絵師「長谷川等伯」の物語です。

 

前回は、狩野永徳さんが主人公の「花鳥の夢」を読んだので、同時代に生きたライバルの絵師二人の物語を、読み比べるように読んでいます。

 

長谷川等伯は、今でいうと石川県の七尾市の出身で、武士の家に産まれながら、染物屋に養子に出されたことになっています。

 

そこで、絵を描くことを学び、能登では有名な絵師となりました。

 

この頃は、京の都では狩野派が大きな影響力を持ち、大きな寺院の障壁画を一手に引き受けていたようです。

 

長谷川等伯も京に登りたいという夢を持ちます。

 

 

狩野永徳が織田信長や豊臣秀吉に気に入られて、表の世界を歩いていたのに対して、この物語では等伯はある事件をきっかけとして、織田信長の家来から命をねらわれることになります。

 

あちこちの、寺院にかくまってもらいながら、妻子とともに逃げ惑う姿が描かれています。

 

一方で、絵師としての力量は各地で認められ、反信長の勢力から、肖像画を描いてほしいという依頼が相次いで寄せられます。

 

狩野永徳とは対照的に、裏側の世界でうごめいているように描かれています。

 

今読んでいるところは、上巻の後半部分で、まだまだ物語は下巻へと続きます。

 

 

この先、どんな展開が待ち受けているのか、楽しみにしています。

 

 

 

 

夕方に、愛犬の散歩に行くと、雨が降り出して、川べりに咲いていたハナショウブが濡れていました。

 

雨の中に咲く花も綺麗だと思い、スマホで撮影しました。

 

 

 

 

この場所には、昨年も咲いていたので、今年も咲くかと期待していました。

 

もう五月も後半なので、いつもより遅いような気がします。

 

 

 

先日から、アヤメ・ショウブ・カキツバタの違いが判らず悩んでいますが、この花は花びらの形からして、ハナショウブではないかと思います。

 

カキツバタは、もっととがった形でしたね。

 

 

 

アヤメには、模様があるとコメントで教えていただきました。

 

それで、納得していたのですが、ショウブとハナショウブは違うとも書かれていて、まだまだ混乱しています。

 

なかなか難しい問題ですね。