今日は、休養充分で早起きをして、愛宕山登山に出かけました。
目的は、山頂にある「愛宕神社」です。
毎年7月31日は、「千日詣り」といって、この日にお参りすると千日分の御利益があると言われています。
愛宕山は、古くから神仏習合の山として、信仰の深い山で、火伏(ひぶせ)・防火の御利益があるとされてきました。
標高は924メートルで、比叡山よりも少し高いそうです。
そんな高い山に登るのは、久しぶりなので、「行こうか?行くまいか?」と先日からずっと悩んでいたのでした。
それでも、今年の内にはぜひとも登りたいと、年の初めに願っていたので、一大決心をして、登ることに決めました。
登り口は清滝という京都でも有名な景勝地です。
ここから、山道を4キロちょっと、2時間以上かけて登ります。。。
何年も前に信州の山に登ったことがあるので、登山靴やストックなどの登山用具は一応持っていました。
若い時とは違うので、無理をせず、休み休み登りました。
最初の30分で、これはダメだと思うくらい疲れてしまいました。
しかし事前の下調べで、上の方に行くとなだらかになると書いてあったので、最初の1時間が勝負だなと思って、ゆっくりと登りました。
何事も、情報収集が大切ですね。
予定では、2時間で登ると思っていたのが、少し遅れて2時間半もかかりました。。。
無事に、愛宕神社到着しました。
安心していたら、またしても最後の階段がありました・・・。
今度こそ、本当の本殿到着です。。。
本来の「千日詣り」というのは、夕方から登り始めて、夜通し火がともされて、朝方まで続けられるそうです。
今年も祈祷などは、夜にあるそうですが、明日は仕事ですし、夜に登るのは危険なので、朝から登りました。
本殿では、火の用心のお札と御朱印を頂きました。
京都では、家庭の台所や飲食店の厨房などに、このお札が貼られています。
毎年登っておられる方も多いようで、高齢の方から、幼児まで大勢の方が頑張っておられました。
御朱印もいただきました。。。
山頂から、京都の街並みがよく見えました。
いつもは、下の方から、山を見上げているのですが、上から見下ろすというのは、新鮮でした。
山に登ると、思うのはおにぎりが大変おいしいということです。
お腹が減った分だけ、おいしくなります。
これが山登りの最高のプレゼントだと思います。
また、来たいなあと思いましたが、なかなか険しい道のりなので、相当の覚悟をしないと、登れないです。
でも、きっとまた来ると思います。。。