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年初から大変な天災に見舞われ、本当に大変な思いをしてらっしゃる方々がたくさんいる中、剣道を楽しめる今日を本当に感謝したいと思います、一刀貫です。被災された皆様に、一刻も早く安寧の時が訪れる事をお祈りしております。
さて、昨夜は江少剣での今年の初稽古でした。まずは1年生と3年生の兄弟二人の、初心者組の基本指導。その後は審判をさせて頂いて、最後の稽古では子供と去年初段を取られた大人の方とお相手をさせて頂きました。
以前にも書きましたが、こういう日は本当に緊張します。自分が教えを請う立場なら、ただがむしゃらに自分勝手にお願いすれば良いのですが、一応教える立場になるとものすごく考えさせられます。おかしなことを言ったら、もしかしたらその子の剣道、いや人生すら少し変えてしまうかもしれません。審判も、おかしな事は決してできません。私ごときが何を教えられるわけでもないとは思っていますが、何せモチベーションを少しでも上げられたら、そして剣道面白いな、江少剣に来るの楽しいな、と少しでも思ってもらえたら、それが自分に出来る全てです。「継続」すれば必ず「上達」しますので。
子供たちはたからものですから、本当に考えさせられます。でも教えるという事は、自分にも本当に勉強になるので有難いなともいつも思います。
昨夜まず思ったのは、基本稽古の時にそれぞれ良く見ておかないとなという事です。どんなクセがあるのか、修正点があるのか。そして審判をしながら、それがどんな悪影響を及ぼしているのか良く見ておいて。その後の稽古で分かりやすく端的に伝えてあげないといけません。
ふと思い返すと、そういえば高段の先生方は本当に良く見てくださってるなと思います。これがまた、そんなところ良く見えるなぁ…と思うような細かいところまで見て下さっていてご指摘頂いたりします。何で小手の中の手が見えるのか、袴の下の足が見えるのか。「!?!?」とご指摘受けながら驚くのですけど、多分、超能力者なのでしょう。
子供たちと一緒にまた剣道を楽しむために、今日も精進したいと思います!
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
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