16歳でバイクの免許をとり、その後に車の免許、いままで自分でハンドルを握って車やバイクを運転して遊び呆けに出掛けた距離は、お月様への往復を2回こなしてまたお月さまへと向かっている、そんな距離を走っている。
10年で30~40万キロは走ってるから、×4よりも多い、そんなことだろう。
行動しない、ネットで知識だけの現代では、ハウツー本なんて幼稚な園児の教科書でしかなく、遊びにはキリがないといまだに現役で遊び呆けてる。
とうぜん、その辺のディーラーのメカニックよりも車については詳しくなってしまってる。
世間様の長期休暇ではメディア洗脳猿・ミーハーの渋滞には関わり合いたくないからと避けておっても、この10連休では1000キロは走っている。
腰痛が酷くなる前の前半だけの距離だが・・・。
そう、後半は腰痛が酷くなって歩くのもソロソロの状態になっていた。
長く生きて居ると、腰痛と言っても筋肉・骨が原因のものもあれば、内臓から来る腰痛もあると知る。
逆に筋肉・骨が原因で内臓までおかしくなるということもある。
かならず原因はあるわけで、それさえ解っておればいちいち医者に行くこともない。
毎週のように登ってる山ではいつも20~30キロのザックを担いでいるから、足腰が弱っての腰痛ということではない。
だからこういう時は、股割りをゆっくりたっぷりやってやると改善することも多い。
なんでも大事に安静に、栄養ばかり気にして、肝心のたっぷり動かすことを忘れ果てている現代では、これは大切なことだ。
アレルギーだの免疫異常と言う奴は、このたっぷり動くということを忘れて暮らしてる連中にくっ付く病だと思ってる。
オストメイトはストマという腸の端くれを腹筋から出してパウチという袋をかぶせて暮らしておるから、完全防水・完全防臭と言っても俺みたいに健常者以上の激しい動きを日常にやっていると、ズレてしまうことも多い。
このパウチがズレると、ストマを圧迫してしまって、ガスの出や便の出を抑えてしまうことになる。
こんな野蛮で大雑把なオヤジでも、デリケートな部位をメンテナンスしながら生きておる。
今回の酷い腰痛の原因は、そんなことだったみたいで、昨夜4日に一度のパウチの交換時に、それが解った。
ハードワークに耐える強力なイタリア製のパウチを使ってるおかげで、少しでもズレるとそのまんま4日間、過ごすことになり、それが原因で腰痛になっておったようだ。
ま~ま~身体障害者手帳を交付されてる身だから、仕方のないことで、それさえ常にメンテナンスしておけば他はナニも無い。
扶養家族が他人の何倍もいると、身内の老人も多くなり、薬や湿布を不必要なくらいに処方されてる老人たちからタダで手に入るから、今回もロキソニン・テープやらは大量に集まっている。
パウチ装着と粘土の量や接着時の貼り方、いろんな細かな自分なりの方法は、何度も失敗して研ぎ澄まされている。
ストマに合わせたパウチのカットも、毎回微妙に変えている。
それらをキチンとこなしてから、健常者とおなじ生活が始まる。
4年もやっていると慣れて来る。
これが普通だと思うようになれば、ナニも変わらない。
あとは慢性的な寝不足だが、これはパウチのフィルターを完全にシャットアウトしてるから仕方ない。
そうやって女・子供らを連れて遊び歩いて、誰よりも先頭に立っていつも弾けて大笑いしておる。
少なくとも、まわりの連中は俺のことをいまだに身障者だと理解してくれてはいない。
相変わらず頼られることばかりで、お前らエエ加減にせいよ! そういうことばかりだ。
だからといって弱弱しいフリをすることも出来ず、ま~、しようがあんめ~。
さ、今週末からまた山を歩くから、体調を整えていかねば・・・。