オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

今宵の月も、今宵かぎりだ・・・

2019-05-13 11:05:22 | 地球と生きる

 

 日光の山々は山藤の花があちこちで咲いておった。

 背の高い杉の木のテッペンまで、山藤の花が占領しているものまであった。

 ・・・お前は杉か? 藤だろう?

 そんな頑丈なツルでしがみついてる藤の花は、杉にとってはいい迷惑な話だろう。

 寄生花、山の鳥にも他の鳥の巣にヒナを生んで、一緒に育ててもらってるのがおるが・・・。

 まだ気温は一桁、午後でも涼しかった。

 

 帰路、わたらせ渓谷の最上部からのろのろ下ってきたが、足尾銅山が暇そうだったから、トロッコ電車に乗って中をブラブラして来た。

 身障者は無料だった。

 どこに行っても、障害者手帳を持っているとこういうことは多い。

 銅山の中はもっと涼しくて、寒いくらいだった。

 身長176セントだと、ずっとしゃがんで歩いてるような感じだった。

 江戸幕府が出来た頃から銅が発見されて・・・という観光案内ビデオをしっかり見てきた。

 閑散とした土産物屋で・・・銅のたわしを勧められたが、10円玉だって銅だろうが・・・土産にはならんがな。

 

 赤城と言えば麦豚だ・・・

 ・・・今宵の月は今宵かぎり・・・では、話がすぐに終わってしまう。

 ・・・赤城の月も今宵かぎり・・・

 いやいや・・・赤城の山も今宵かぎり・・・だ。

 誰だって? え? 次郎長だったか? いやいや国定のおっさんか・・・。

 とちゅう下道で美味い麦豚を喰って古城巡り、戻ってきた。

 なにをやってるのか、ボケ老人の徘徊みたいな登山になりつつある。