オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

乳牛を殺して、コオロギを喰う猿

2023-03-06 10:00:51 | 銀座の周旋屋

   

 

 落語にもあるが、長屋暮らしの人情噺、赤子が生まれるとみんなで育てておったという美談があるが、あれは実のところ誰が本当の父親かが解らなかったからこそ、みな心当たりのある連中が複雑な思いで放置はできずに、手を貸して育てていたというのが実際だった。

 ナニもキレイごとの話で美化する必要もなく、そのまんま伝えておけば良い普通の話だ。

 貧しい世帯ではみな必死に生き残ることを考えて日常を送るようになるから、そんなことは普通に起こる。

 良い悪いの話にはならないが、倫理だの道徳だのと国民を統治する側からすれば、困る話だから、歴史を飾り立てて良いように解釈する美談が作られているだけのことだが、時代の変遷とともにその創作美談が新しい時代への足枷になる。

 人間の本性を理解しておれば、別段に、裏切られたり憎しみ合ったりに振り回されることもない。

 甘ったれた連中ほど、裏切られ、依存心の強い者ほど、憎しみも強い。

 

 競争をしない生、勝ち負けで優劣を決めない、数字に振り回されない、こういう生き方を半世紀以上も続けてきていると、社会や他人にもそれを求めたりすることはなくなってくる。

 そういうスタンスで、大企業や組織化した社会で媚びずに自営を続ける、これはこれで知恵と労力が相当に必要になるが、すべて自営の自分の話だから、楽しいことではある。

 見栄を張って競う必要も無く、あるがまんま、無駄な力も入らず、大企業や組織化した社会の間抜けさや、いろんな物事がよく見えるようになる。

 資格や肩書を求めるよりも、まずは他人と関わり合い、商売の形を作って行く、良い医者とは国家試験に受かることではないのと同じで、休まずに長く続ける経験の積み重ねだけが、素晴らしい信用を手にする道、知識や情報の量だけで人間社会を生きれると思っておるのは、猿な証拠。

 サラリーマンや給料を貰って生きて居る人たちは、組織のルールや常識やに洗脳されて暮らすことになるが、自営にはそんな面倒なモノがナニも無い。

 一家で一社、俺が若い時分から言ってきている理想の社会だ。

 ま~難しいだろうとは思うが、そういう社会になって欲しいと、いまでも想っている。

 自己責任、依存しない、自立する、これは島国ではなかなかに難しい。

 

 アメリカ現地のニュースを介して、皆さんはダダ洩れの日本のメディアで目にする報道に・・・アメリカは消費も活発で、家も売れているし、車も好調に販売が伸びている・・・というものがある。

 アメリカの消費者のほとんどが、いまや先付のクレジット生活に堕ちて行ってることは、報道には出ない。

 貸し手が短絡的で怪しい人間にも安易に貸し出しを続けているからこそ、消費は落ち込まず、回転している風。

 リーマンショック時よりも大きく膨らんでいるまやかしのバブルは、弾けるお時間を過ぎてしまってる。

 滞納だけに、遅刻だろう。

 売り上げと、純利益は、違うものだ。

 経費をかければ、儲かるのは当たり前だが、それが出来なければ借入や預かり金まで売り上げに計上して、話の帳尻を合わせるなんて昭和の頃からの企業の常とう手段だが、いまは昭和でもなければ平成でもない。

 馬鹿馬鹿しいお祭り騒ぎも、止めにしろよ。

 借金・負債なしの自営から見ているそんな社会は、ここ30年、違和感しかない。

 いまや銀行専業なんて時代遅れで、メーカーや小売業が銀行業務までやるようになり、貸出の審査も杜撰、売り上げを上げる為には自社グループの銀行から貸し出して売れば良いという、自転車操業の新手だが、やってることは質屋の往復、阿呆な猿の集合体。

 いつまで続くと思う?

 抱えてる負債は天文学、国家すらおなじ体で、大きすぎて潰せないとほざいておった時代も、行き詰まる。

 世界大戦でも起こして誤魔化そうとしてはいるが、中露側が真珠湾には突撃する訳も無い。

 猿の国日本とは違って、中露は陸続きで欧米社会と接している、島国の猿とは根本から違う。

 

 さて、魚探という装置が漁船には装備されているし、海洋探査をする船にも装備されているが、この魚探が発する信号に反応して、魚の群れが居なくなったりしている現象については、語られない。

 お魚を探して、生態を研究するつもりが、お魚を遠ざけて、生態を乱している。

 地震探査のためにと地下深くに振動を与えて、おかげで他所で地震が起きる、こういう間抜けな猿の衆のおかげで、地球の表層でしか生きられない人類は、自業自得の自然災害に遭うことも増えている。

 乳牛を殺して処分して、牛乳を捨てている国で、昆虫色を推進する、これも愚かな守銭奴の大騒動。

 阿呆やな。

 

 俺の世代は、団塊の世代が戦後に時代の変遷を為す過去の点検と破壊をせずに、大挙して小さく良い子にまとまってしまったモノを、世界の大転換に合わせて悉く木っ端みじんにしてやってるようなもんで、もはや後ろは振り向かず、中途半端な物事をすべて道連れにしてやって、行くとこまで行ってやるという勢いで生きているが、我々の世代の子供らが、今後は新しい時代を作り上げて行けば良いのさ。

 さ~、仕事しよっと。

 



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