オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

生きるのは、なんてこた~ないさ

2022-06-10 10:39:03 | 銀座の周旋屋

 

 日本社会を襲う悪性のインフレは、景気は下り坂でも株価は上がり、手取りの給与は上がることも無いまんま、日々の生活に消費するモノの価額は上がって行く。

 金融工学だとか、金融経済だとか、エリート面して語り合ってた間抜けどもは、どう解説してくれるんだろうか?

 幼稚園のお遊戯遊び?

 コロナ禍で、飲食店ばかりを救済・援助して金をばら撒いていた狙いは、これからやってくる外食という意味の転換へと繋がっているが、もともと単細胞な日暮らしの飲食店の経営者たちには、その意味など解ってはいないだろう。

 路上で飲み食い、公園で飲み食い、自然の中で飲み食い・・・店舗で飲み食いという景色は減ってくるだろう。

 新しい生活、これを社会に定着させようと蠢いている連中がいる。

 そうとも知らず、ウハウハ糠喜びしている連中は、淘汰の対象となってしまってる。

 そもそも飲み食いというものは、ナニか他の大事な事をしながら愉しむもので、それだけでは何の意味もない。

 ダラダラと酒を飲む悪しき田舎の風習とおなじで、ただの愚民化への布教だ。

 

  銀座で自営の周旋屋を30年もやっておれば、世界的な大企業の有名な経営者たちや、それなりの著名人たちとも直通の連絡網を持つようになるが、その本人や奥方や子息・息女たちが、こっそりと隠れて愛人や悪仲間と遊ぶ場所の確保や、とても人には言えないことをひっそりと行う場所の確保を頼まれるようになると、俺はメンドクサイから止めにしている。

 若い頃はいろんな芸能人や政治家やらの裏仕事を好んでやっていたこともあったが、メンドクサイことは多かった。 

 この歳になると、そんな仕事よりも、誰もが逃げ腰になって断って行く仕事の方が、オモシロクなっている。

 そうかそうか、じゃ~俺がやりましょうか・・・魔界の仕事のオン・パレード、そんなことばかり続けていると、たまにドカン!とバブルがやってくる。

 それも独り占めになるのは、ナニにも拠らない、貸し借り弱みを持たない無借金な自営では、言うまでも無いことだ。

 

  円安は1ドル150円を目指し、ニューヨークの金(ゴールド)は下がっても、それ以上に円安が進むから、日本人が持っている金(ゴールド)は上がって行ってる、という。

 不動産バブルが弾けて以来、30年も前からそれを見抜いて、消費税も10%を超えて来ると読み、持っているだけでは税金もかからない金(ゴールド)だけが、これからの社会的な価値だと思った通りになって来てる。

 30年以上もの間、世界の金融市場を、365日、24時間、暇さえあれば眺めている生活は、退屈なドラマや映画や芸能に時間を費やすよりも遥かに自分の為になってる。

 嘘も解れば、ヤラセや自作自演、ロボットの暴走まで、よ~く解るようになる。

 金(ゴールド)そのものも数倍になり、消費税3%で買って、いまは10%、すでに7%の利益が出てるが、こんなものでは済まないくらいに、愚かな人類の世界は喜劇を繰り返している。

 相場はずっと上がり続けることはなく、為替も上下動を繰り返す。

 だからそれとは別に短期で遊んでおっても、いつも儲かってしまう・・・黒田総裁、ご馳走様と言うことになる。

 漫画ではなくって、黒田日銀総裁のおかげ、メディア奴隷の日本国民など見向きもせずに、円安は日本のタメになる! エライ人だが、日本人が持っている金(ゴールド)にはタメになる、そう言い換えた方が良いだろうね。

 円売りを国家中央銀行の総裁が勧めている。

 外国人は大喜びだろう。

 俺にはありがたい話で、すべては掌の中の既定の出来事、想定外だなんて言い訳を持たない大人の常識ではある。

 財務省OB、日銀OBの縦割り社会で生きた連中は、こぞって金(ゴールド)に群がって行ってるが、いつまでも金(ゴールド)を持っていると、今度は狙われて奪われて、そういう手立てまでも俺はすでに考えて動いている。

 インフレ持続や株価の暴落や、利上げや金融引き締めに反応していた金(ゴールド)が、いよいよもっと大きな世界の大転換に反応し始めていることに気が付いてなければ、豚に小判、猫に真珠、ただの貴金属愛好家で終わるでよ。

 縦割り社会で真っ直ぐ正面だけ遠くまで見えておっても、人間は360度の展望を持っていなければ、この地球では生きては行けない獣なのさ。

 群れてヨダレ垂らしてる馬鹿は、死ななきゃ~治らない、これは本当の話だ。

 常に自信を持って一匹で動く、これが自営の極意ではある。

 

  あらゆる業界の、個々で永く力を溜めこんで来た自営の精鋭らが、まわりには多くなっている。

 商売での退屈なキレイごとの会話とは違って、黙ってウインクし合う関わり合いは愉しいもんで、人間社会や世界の情勢の解釈も似通っているから、いちいち会話がなくても動きも似て来るのはしようが無い。

 決して群れにはならず、貸し借りは持たず、個々で飄々と生きて行く姿勢は、清々しい。

 そうして静かに逝くことを良しとしている。

 別段に、ナニも痕を残さない。

 



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