実は、コ~ちゃんはオネショをしたんです。
ある夜の事です、コ~ちゃんとマ~は酒を飲み良い気持ちで布団に入りました。
夜中の2時か3時頃だったと思います。
『あっ、俺やっちゃったよ~』と大きな声、マ~と僕も一緒に起こされました。
『コ~ちゃん、どうしたの?』とマ~と僕。
『俺やっちゃった』と苦笑いを浮かべながらゆっくりと布団をめくるコ~ちゃん。
『コ~ちゃん、寝ションベンしっちゃったの?』とマ~。
『うん、、、しっちゃった』と苦笑いのコ~ちゃん。
『その布団を片付けて予備のを出そう』とマ~と僕。
コ~ちゃんは下着を取り替え丸めてゴミ箱へ、濡れた布団はたたんで隅に。
次の日の朝は親父や板前などからコ~ちゃんはカラカワレ大笑いでした、
でも好意的な笑いで馬鹿にしたような感じでは有りませんでした。
コ~ちゃんとマ~、もう1人誰か居たような気がしますが覚えていません。
その位大天丸は人の出入りが激しい店でした。
この3人は2階の堀部美容室の女子寮に覗きに行きました。
僕も誘われたのですが行きませんでした、
何となく全体主義で行動しなければ活けない雰囲気でしたが嫌でした。
彼らはビルに付いている雨どいを登って覗きに行きました。
1本の雨どいに男3人しがみ付いて登っていく姿を想像しただけで笑えます。
3回目に見つかり、堀部美容室の社長から苦情が親父の所にきました。
親父は丁寧に謝り、早速3人に怒りながら注意をしましたが、
後で『お前ら馬鹿だね~、見つからないようにやれよ~』とニヤニヤしながらからかいました。
堀部美容室は、ご夫婦で経営していました。
山野愛子さんの弟子だそうで、若い芸能人が顧客に多いと親父が言っていました。
店にも天丼を食べに来ました。
僕が見たのは、桑野みゆきさん、香山美子さん、美川憲一さんです。
桑野さんはとても上品な感じで背がすらっとし、色白で綺麗でした。
何年か後、鉄板焼きステーキを今の妻と妻の母と3人で食べに行きましたらその店は桑野さんの嫁ぎ先でした、場所はもう覚えていません。
香山美子さんは、若い彼氏を店に残し美容院に行き、帰りに立ち寄りました。
彼氏はハンサムでしたが線が細く、香山さんの言いなりでした。
親父が彼氏の事で笑いながらからかって何かを言いましたら、
香山さんは『この人、売れないんですよ~』と笑顔で答えていました。
美川憲一さんは、2時頃店に1人で入ってきました、TVで顔が出始めの頃でしたが直ぐに分りました。
色白でか細く、一種独特の雰囲気を持っていました。
テーブル席の椅子に座り『テン茶』下さいと言いました。
初めて聴く言葉、テン茶。
『テン茶?』ですかと聴き返す僕。
親父が『テン茶ですね、テン茶お願いね~!』と笑顔で答えました。
『タカちゃん、貝柱のかき揚げを頼むね』と親父。
『お茶漬けの出汁を用意して』と僕に言いますので、僕はお茶漬けの出汁を作りました。
ご飯を盛り付け、貝柱のかき揚げを載せ、三つ葉をふりかけ、
お茶漬けの出汁をかけて出来上がり、これが初めてのテン茶作りでした。
美川さんは美味しそうに食べていましたが、僕が居た期間、最初で最後の経験でした。
僕は未だに食べた事が有りません、美味しいのでしょうか?
店の前で黒いクラウンV8の後席に座っている吉永さゆりも見かけました。
モデルは大勢来ました。
トゥイギーが来日し、ミニスカートが流行り始めの頃でした。
堀部美容室は2階です、階段を上らなければ成りません、このビルは地下にバーが在ります。
ミニのモデルが来ると階段を下に駆け下りるんです、
そうするとスカートの中が覗けると誰かが言い出しました、多分シマちゃんです。
これは僕もやりました、だって面白かったんです。
スカートの中は見えませんが、
スカートの後ろを『いや~ん』と言いながらバッグで隠す仕草が可愛かったんです。
この頃、堀部美容室が青山に出店するらしいと親父が言っていました。
Cobraは相変わらず夜になると、
綺麗なレストランの灯りを浴び、幌をかけずに停まっていました。
そういえば、右側駐車でした、駐車違反は大丈夫だったでしょうか?
国産車でも持つのが珍しい時代でした。
ある夜の事です、コ~ちゃんとマ~は酒を飲み良い気持ちで布団に入りました。
夜中の2時か3時頃だったと思います。
『あっ、俺やっちゃったよ~』と大きな声、マ~と僕も一緒に起こされました。
『コ~ちゃん、どうしたの?』とマ~と僕。
『俺やっちゃった』と苦笑いを浮かべながらゆっくりと布団をめくるコ~ちゃん。
『コ~ちゃん、寝ションベンしっちゃったの?』とマ~。
『うん、、、しっちゃった』と苦笑いのコ~ちゃん。
『その布団を片付けて予備のを出そう』とマ~と僕。
コ~ちゃんは下着を取り替え丸めてゴミ箱へ、濡れた布団はたたんで隅に。
次の日の朝は親父や板前などからコ~ちゃんはカラカワレ大笑いでした、
でも好意的な笑いで馬鹿にしたような感じでは有りませんでした。
コ~ちゃんとマ~、もう1人誰か居たような気がしますが覚えていません。
その位大天丸は人の出入りが激しい店でした。
この3人は2階の堀部美容室の女子寮に覗きに行きました。
僕も誘われたのですが行きませんでした、
何となく全体主義で行動しなければ活けない雰囲気でしたが嫌でした。
彼らはビルに付いている雨どいを登って覗きに行きました。
1本の雨どいに男3人しがみ付いて登っていく姿を想像しただけで笑えます。
3回目に見つかり、堀部美容室の社長から苦情が親父の所にきました。
親父は丁寧に謝り、早速3人に怒りながら注意をしましたが、
後で『お前ら馬鹿だね~、見つからないようにやれよ~』とニヤニヤしながらからかいました。
堀部美容室は、ご夫婦で経営していました。
山野愛子さんの弟子だそうで、若い芸能人が顧客に多いと親父が言っていました。
店にも天丼を食べに来ました。
僕が見たのは、桑野みゆきさん、香山美子さん、美川憲一さんです。
桑野さんはとても上品な感じで背がすらっとし、色白で綺麗でした。
何年か後、鉄板焼きステーキを今の妻と妻の母と3人で食べに行きましたらその店は桑野さんの嫁ぎ先でした、場所はもう覚えていません。
香山美子さんは、若い彼氏を店に残し美容院に行き、帰りに立ち寄りました。
彼氏はハンサムでしたが線が細く、香山さんの言いなりでした。
親父が彼氏の事で笑いながらからかって何かを言いましたら、
香山さんは『この人、売れないんですよ~』と笑顔で答えていました。
美川憲一さんは、2時頃店に1人で入ってきました、TVで顔が出始めの頃でしたが直ぐに分りました。
色白でか細く、一種独特の雰囲気を持っていました。
テーブル席の椅子に座り『テン茶』下さいと言いました。
初めて聴く言葉、テン茶。
『テン茶?』ですかと聴き返す僕。
親父が『テン茶ですね、テン茶お願いね~!』と笑顔で答えました。
『タカちゃん、貝柱のかき揚げを頼むね』と親父。
『お茶漬けの出汁を用意して』と僕に言いますので、僕はお茶漬けの出汁を作りました。
ご飯を盛り付け、貝柱のかき揚げを載せ、三つ葉をふりかけ、
お茶漬けの出汁をかけて出来上がり、これが初めてのテン茶作りでした。
美川さんは美味しそうに食べていましたが、僕が居た期間、最初で最後の経験でした。
僕は未だに食べた事が有りません、美味しいのでしょうか?
店の前で黒いクラウンV8の後席に座っている吉永さゆりも見かけました。
モデルは大勢来ました。
トゥイギーが来日し、ミニスカートが流行り始めの頃でした。
堀部美容室は2階です、階段を上らなければ成りません、このビルは地下にバーが在ります。
ミニのモデルが来ると階段を下に駆け下りるんです、
そうするとスカートの中が覗けると誰かが言い出しました、多分シマちゃんです。
これは僕もやりました、だって面白かったんです。
スカートの中は見えませんが、
スカートの後ろを『いや~ん』と言いながらバッグで隠す仕草が可愛かったんです。
この頃、堀部美容室が青山に出店するらしいと親父が言っていました。
Cobraは相変わらず夜になると、
綺麗なレストランの灯りを浴び、幌をかけずに停まっていました。
そういえば、右側駐車でした、駐車違反は大丈夫だったでしょうか?
国産車でも持つのが珍しい時代でした。