昔は事業に失敗すると
「仕方がない、ラーメン屋にでもなるか」
と簡単に乗り出した商売がラーメン屋。
実際に30年以上前は気軽に始められてそこそこやっていける業界だったのだ。
今は全く違う。
開業一年で半分が挫折。
3年以上やっていける店は2割程度しかない。
始めるのは簡単でもほぼ継続は不可能という実に厳しい世界なんだねえ。
それでも居酒屋に比べれば入りやすいと思える様で後から後から参入者がやってくる。
個人で始める場合もフランチャイズに加盟する場合も開業資金と継続の為の資金はかなり必要だ。
ラーメン屋は優勝劣敗のはっきりとした厳しい競争社会。
じっくりと評判が広がって行く事はまずない。
半年で評価が決定するから諦めも早くていいかもね。
ずるずる借金してまで延命しても無理だから。
夢がないねえ、一家を細々と支える事も出来ないとは。
別に有名店になる必要はない。
地道に地域のラーメン屋として生計が立てば良いんだよ。
それが難しいか…
実は田舎には可能性があるんだがなあ、ラーメン屋。